2016年度事業報告
山の伝統食 よもぎ餅作りで春を体感
  3月25日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 暖かい春の日差しがいっぱいのときがわの山里。 朝から鶯が鳴いています。 この日の事業は山里の春の伝統食「よもぎ餅」作り。 参加者は小さく芽を出したよもぎを摘む、餅粉をこねて蒸す、鹿鍋を作る等のグループ分かれて参加者全員で山里の食作りに取り組みました。 指導者は地元会員で、春の薫り高いよもぎ餅が次々に出来上がり、山里の伝統食も次々に準備されました。 お待ちかねの食の体験。 会場の大野地区「竹の会文化センター」ホールのテーブルには緑鮮やかよもぎ餅のほか、お赤飯、コンニャク、煮物、漬物等山のごちそうがが並びメーンの鹿鍋が配られると参加者は大喜び。 鹿鍋はいつものとおりおかわりが出る人気でした。 参加者は楽しい歓談と山里の春の食を堪能し、よもぎ餅はお土産となりました。 この事業には、埼玉県生きがい大学入間学園の皆さん17名が参加して、山里の春の食を楽しみ、その後当NPのログハウスや伝統の炭焼窯場を見学しました。
無農薬栽培茶「ときがわ茶」 茶畑の整備活動
  3月18日(土) ・19日(日) ・24日(金) ・27日(月)
  場所 : ときがわ町 大野
 農薬や除草剤をいっさい使用しない無農薬栽培の「ときがわ茶」。 新たな茶葉の成長を促す茶畑の整備作業(施肥と茶葉の刈り揃え)が始まりました。 この時期、茶畑に有機肥料の散布と古い茶葉の刈り払い整備はお茶作りの年中作業です。 山の傾斜地の茶畑作業はきつい仕事ですが、参加した会員はそれぞれの作業を分担して行います。 高齢化の進むときがわ町大野地区は、「ときがわ茶」作りの産地として知られてきましたが、各家の茶畑を維持管理するのが困難となり、当NPOは地域の茶畑の管理とお茶作りを支援しています。 NPOの管理地で作る「ときがわ茶」はときがわ町内の農産物販売所で販売していますが、1月時点で完売となる人気の特産品です。 今も多くの皆さんから問い合わせが寄せられています。 5月下旬には、標高4〜700メートルの山の茶畑から新茶ができます。 無農薬栽培の健康茶「ときがわ茶」をご賞味ください。
伝統の土窯で炭焼き 火入れ
  3月11日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 伝統の土窯で竹炭を作る窯の火入れを行いました。 昨年来竹林間伐で用意した竹材を土窯に入れ炭焼きして竹炭を作る事業です。 約1週間後には竹炭ができる見込みです。 ときがわ町大野地区は、昔から炭焼きのメッカで昭和の最盛期には30窯以上の炭焼き窯があり地域の産業の中心でした。 しかし現在は1名の方のみが炭焼きを継続している状況です。 当NPOは地域の環境を守るため竹林を間伐整備し、その竹材を材料にして伝統の土窯で竹炭を作り地域の農産物販売所等で販売しています。 これからも山間地域の環境保全と伝統の炭焼きを継承する活動を行っていきます。
「源流わさび漬」作り 最盛期
  3月11日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 都幾川の源流域で育生するワサビを原料にして、「源流わさび漬」作りを行っています。 厳寒期は山ワサビの辛みが増して美味しいわさび漬ができます。 標高約700メートル、ワサビ生育地は水も冷たい中で、参加した会員はワサビを採取して丁寧に手洗いする等の作業を手際よく行いました。 午後には町内建具会館調理室で採取したワサビを原料にして早速わさび漬けを作る作業を行いました。 このわさび漬けは、ときがわ町内の農産物販売所で、1パック300円で販売していますが、すぐに品切れになる好評です。 無添加、天然の「源流わさび漬」皆さん是非ご賞味ください。
山の伝統 炭焼き
  2月18日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 昨年の秋からの竹林間伐で切り出した竹材を使って、炭焼きの準備を進めています。 昨年の10月来、NPO七重窯場に集めた竹材は四つ割りにして、積み上げて乾燥してきました。 この日の作業は、割った竹材を束ねて窯に入れる工程です。 参加会員はそれぞれ慣れた手順で竹材を束ね、束ねた竹材を土窯の中に積み上げました。 まだ乾燥が十分でない竹材があり、さらに乾燥させて後日火入れを行います。 時折冷たい風が舞う冬の日和、昼には温かい味噌汁と鹿肉の串焼きを参加者は楽しみました。 また、炉端の焚き火を囲んで楽しい談笑も参加者を元気にしています。
山の伝統 炭焼き
  2月11日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 冬季、山は昔から炭焼きのシーズン。 すでに竹林間伐でNPO七重窯場に搬送した竹材を長さを整え、四つ割りし、束ねる作業等を行いました。 竹炭を焼く土窯いっぱいに入れる竹材は相当の量が必要です。 この日の参加者は、いずれも炭焼きの経験者揃いで、次々に竹を割り束ねて竹炭作りの準備が進みました。 束ねた竹材は、来週の土日の活動日に窯入れ、火入れを行う予定です。 NPOが作る竹炭は、ときがわ町の農産物販売所「ふれあいの里たまがわ」で販売し人気の特産品となっています。 地域の伝統の炭焼を継承し、竹林間伐整備による環境保全にも貢献しています。
地域支援 竹林の間伐
  2月4日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 厳しい寒さの中、竹林の間伐に最も適した時節です。 この日は快晴、冷たい風がありますが陽射しは温かく絶好の仕事日和。 参加会員は地域から要請のあった竹林間伐整備活動に取り組みました。 現場は急斜面の山地で足場が悪く竹や雑木が生い茂る悪条件でしたが、ベテラン揃いの会員は次々に竹を間伐して、枝を払い、玉詰めして軽トラで窯場に搬送する作業を手分けして効率よく行ないました。 竹林の所有者お二人から感謝の飲み物やお菓子の差し入れもありました。 昼には恒例の特製味噌汁と鹿肉の焼き?肉がふるまわれ、参加者は疲れが取れると大喜びでした。 当NPOは、冬季の作業日には原則として猪、鹿鍋等を参加者に提供できるよう準備しています。
地域支援 竹林の伐採整備
  1月28日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 高齢化の進む山間地域では、個人で昔通りの山や畑の景観を守ることが困難になっています。 当NPOは地域の方の要請を受けて遊休地の草刈、増える竹林の間伐整備活動を年間を通して行っています。 この日の作業は、大野地内の竹林の間伐整備。 孟宗竹の林が畑地や道路沿いに広がり地域の生活の障害にもなっています。 参加した会員は、急斜面の孟宗竹を次々に切り倒し、枝を払った竹材は搬出して、うっそうとした竹林は風通しの良い竹林に変わっていきました。 搬出した竹材は竹炭作りの材料として利用します。 また、整備した竹林は春には沢山のタケノコが生えて収穫できます。 毎年地権者のご好意で竹の子採りを行います。 寒いこの時期、昼には熱々の豚汁を参加者は楽しみました。
和やかで楽しかった 新春会員交流会
  1月22日(日)
  場所 : 東松山市
 毎年恒例の新春会員の集いが、東松山市「田園」で開催されました。 会場が最寄の駅「高坂」から歩くと30分以上ということもあり 例年より少ない参加者
でしたが、膝を交えての会話がはずみ、大いに盛り上がった宴となりました。 1年の抱負やNPOの課題などに話が広がり店自慢の料理でお酒も想定を超えて進みました。 NPOの会員は県内外各地から参加しており、生まれも育ちも経験も異なりながらNPOの活動で知り合い、仲間として活動する中で温かな絆が生まれています。 これからも様々な実践活動を通して高齢者の仲間作り、生きがいつくりにも役立つ活動を行っていこうとの思いを共有した新春会員交流会でした。 和やかで楽しかった交流会の様子を写真でお伝えします。
伝統の土窯で竹炭作り まずは竹伐り
  1月21日(土)
  場所 : ときがわ町
 NPOの活動拠点、ときがわ町大野七重窯場に地域伝統の土窯を2基設置しており、毎年この窯で間伐した竹材を材料にして竹炭作りを行なっています。 伐採した竹を玉詰めして4等分に割り、乾燥させて竹炭の材料とします。 この日の作業は、まず竹林間伐から、参加会員は孟宗竹の竹林から次々に竹を切り出し、その場で玉詰めして、軽トラックで窯場に搬送.窯場に集めた竹材を、窯に入れる長さに整え、さらに4等分に竹を割って乾燥させる作業を行ないました。 この日の参加者はベテラン揃いでこれらの作業を慣れた手順で行い、昼には人気の特製味噌汁、アマ酒も用意され、ハードな作業も楽々と進んで 参加者の笑い声が広がっていました。
地域の竹林間伐整備時活動
  1月14日(土)
  場所 : ときがわ町
 当初予定していた源流の森づくりは、現地が積雪の心配があるため急きょ変更して竹林間伐活動を行いました。 これからの雪の時節、竹が道路や電線にかかることが想定され、道路沿いの竹林間伐は大切な保安活動です。 この日の参加会員は慣れた手順で次々に孟宗竹を切り倒し、枝を切り払って玉詰する等竹林の環境整備を行いました。 伐採した竹材は、すべて竹炭作りの材料として活用するため七重窯場に搬送しました。 当NPOは、竹林の間伐整備 → 竹材を使った炭焼き → 竹炭で環境保全 などの環境リサイクルを通年で行い地域の環境保全に貢献しています。
ニューイヤーコンサート 華やかに新春を寿
  1月7日(土) ・8(日)
  場所 : 川越市 やまぶき会館
 東上線や西武線沿線等埼玉県西部地域の声楽家、オペラ歌手が一堂に会して競演する華麗な新春コンサートが川越市やまぶき会館で二日間開催されました。 着物姿もチラホラの会場は新年にふさわしく華やかで、両日で約30名の出演者が荒城の月や浜辺の歌等の日本歌曲やオペラの名曲を次々に歌い上げました。 8日は冷たい雨模様で心配されましたが、多くの方が来場して会場は華やかな新春のムードに包まれました。 当NPOはこのコンサートを後援して、両日とも会場の受付もぎりや案内業務を担当するとともに会員割引で会員の鑑賞援助を行い多数の会員がコンサートを楽しみました。
餅つき大会 伝統の臼、つきたて餅は美味い
  12月24日(土)
  場所 : ときがわ町
 毎年恒例のNPO餅つき大会、冬晴れのときがわ町大野ログハウス前で行われ大勢の参加者は伝統の臼と杵でついた熱々のキビの餅、草餅などを楽しみました。 また、大鍋で煮た豚汁と会員特製の江戸前汁もふるまわれ、参加者は一斉に「美味い」の声。 ノロウイルスの問題もあって、調理に関わる参加者は入念の手洗いと消毒。車の運転者は飲酒厳禁でイヴェントを楽しみました。 帰りにはキビの餅、草餅の手作りお饅頭がお土産で、今年最後の事業に参加者は大満足の様子でした。
ときがわ音楽フェステバル クリスマスコンサートを楽しむ
  12月10日(土)
  場所 : ときがわ町
 第9回ときがわ音楽フェスゲバルが ときがわ町文化センター「アスピアたまがわ」で開催され満席の観客がピアノとヴァイオリンの奏でる名曲の数々を楽しみました。 会場の「アスピアたまがわ」は音響も良く世界の名器ピアノのベーゼンドルファーが備えらているホールで、今回の演奏はピアノ町田百合絵さん、ヴァイオリン堀江真理子さんの共演。 曲目もツィゴイネルワイゼン、アヴェマリアなどよく知られた名曲で、会場はピアノとヴァイオリンの素晴らしい音色に包まれました。 ぴったり息の合った演奏、信じられないような演奏技法に観客は感動。多くの方から「すばらしいコンサートたった」との声が寄せられています。 当NPOは、コンサート開催を全面的に支援して「音楽のまちときがわ」づくりを進めています。
そば打ち講習会 10割新そばを楽しみました
  12月 3日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 毎年恒例のそば打ち講習会、小春日和のこの日そば大好きの会員が集まり、大野生活改善センターで開催しました。 当初は地域で栽培したソバの実を石臼で挽いてそば粉を作り、地域の指導者にそば打ちを指導していただきましたが、参加人数が増えてそば粉作りが困難となり、近年は上質の新そば粉を購入してそば打ち熟練の会員が指導に当たっています。 この日参加した会員はそば作り、天ぷら作り等の役割を分担して、手際よく二八そば、十割そばを打ち上げました。 紅葉真っ盛りの景観、10割新そば、絶品のてんぷらの山、参加者はお腹いっぱい山里の味を堪能しました。 帰りにはお土産に新そばの持ち帰りもありました。
収穫祭 青空と紅葉の下で「いも煮」
  11月12日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 毎年恒例のいも煮会、快晴の青空、山々の紅葉が色づいて美しい絶好の小春日和の中で会員多数が集まって賑やかに開催されました。 まずNPOの管理地から里芋を収穫し、沢山の野菜や肉を炊き火で煮込んで絶品のいも煮を作りました。 また、バーベキューも用意され、会場の大野ログハウス周辺は焼き肉の煙と良いにおいが一面に広がりました。 このイベントのために、車でなくバスを乗り継ぎ参加した会員はあ酒も楽しんで会場は大いに盛り上がり賑やかない交流が行われました。 いも煮会の〆は大鍋にうどん。 天気も良くお腹いっぱい満足感いっぱいの1日となりました。
「木のくにときがわまつり」に出店 交流
  11月5日(土)・6日(日)
  場所 : ときがわ町
 6日、晴天のこの日ときがわ町明覚地区「せせらぎホール」をメーン会場にして毎年恒例の「ときがわまつり」が賑やかに開催されました。 当NPOは毎年、手作りコンニャク、源流わさび、無農薬茶、竹炭、竹細工、ハチミツなどを販売してNPOの広報活動もあわせて、行ってきました。 今年も昨日の諸準備で商品を用意し朝早くから店頭に品物を並べ、売り子として約20名の会員も参加して賑やかに販売の呼びかけなども行いました。 用意した商品はほぼ完売。 参加会員は訪れた多くの方々に当NPOの活動をPRするとともに活発な交流を楽しみました。 なお、5日はときがわ町七重窯場、建具会館で販売するわさび漬作り等を行い、今年初めてのワサビ漬けは非常に辛くて出来が良く大変好評でした。 今後ときがわ町内の農産物販売所で1パック300円で販売する予定です。
石窯でピザ作り 美味い
  10月29日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 ときがわ町大野七重窯場に設けた石窯。 この窯で焼く手作りピザは毎回絶品と人気があります。 参加者はまず、まきで火を焚き土窯を熱くすることから始まり、ピザの材料となる麦粉をこねて発酵させ、好みの具材を載せて窯に入れます。 わずか2〜3分でこんがりと熱々のピザが焼き上がります。 この手作りの土窯で焼くピザは「ときがわ山菜ピザ」とすでに名づけられ、これからも絶品のピザを焼いていきます。 この日の参加者は自分で作ったオリジナルのピザを「美味しい」と堪能していました。
竹林を間伐して 竹炭作り
  10月22日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 ときがわ町の山間地では孟宗竹が増えて道路や畑地に広がり、地域の方の困りごとになっています。 当NPOは竹林間伐整備を継続事業として取り組み、間伐し竹材を利用した竹炭作りを行っています。 竹を間伐する好シーズンを迎え、10月は竹林間伐整備の活動を連続して行ってきましたが、この日は伝統の土窯で焼いた竹炭の整理や販売用の袋詰め作業を行いました。 竹炭は様々な用途があり、ときがわ町内の農産物販売所(NPOたまだわ)で人気の商品となっています。
地域支援 竹林間伐
  10月15日(土) 16日(日)
  場所 : ときがわ町 大野
 山間地域(ときがわ町大野地区)では、竹林が増えて道路への障害や畑地に侵入する等環境問題になっています。 当NPOは継続事業として竹林の間伐整備、間伐した竹材を活用した竹炭作りの環境リサイクル活動を行っています。 竹炭作りの材料となる竹材は、この時期に伐採したものが良く、地権者から依頼のあった竹林を間伐して、伐採した竹材は軽トラックでときがわ町七重窯場に搬送しました。 両日に伐採した竹材は、2〜3ヵ月乾燥して炭焼き窯で焼いて竹炭を作ります。 竹炭はときがわ町内の農産物販売所(NPOたまがわ)で販売しています。
草刈支援 国史跡「菅谷館跡」
  10月8日(土)
  場所 : 県立嵐山史跡の博物館
 県立嵐山歴史博物館の要請を受けて、国史跡「菅谷館跡」の土塁、空堀などの草刈支援を行いました。 空堀には夏草が背丈ほども繁り、植え込みにも蔓がかぶさり土塁の景観を損なっています。 この日NPOの草刈ベテラン会員が13台の草刈払い機を使って次々に草や蔓を刈払い整備しました。 時折小雨が降る天候でしたが、作業は厳しく参加者は汗だくで奮闘し、土塁や空堀の景観を見事にとりもどしていきました。 当NPOは従来からNPO活動に深い理解を持つ県立嵐山歴史博物館と連携活動を行っており今後も県施設とNPOの連携のモデルとなるような協力活動を行っていきます。
「ときがわ茶」作り 茶畑の草取り、施肥
  10月 3日(月) 4日(火)
  場所 : ときがわ町 大野
 ときがわ町の特産品として、人気の高い「ときがわ茶」。 農薬や除草剤をいっさい使用しないで標高4〜700メートルの山の茶畑で茶葉を育てています。 美味しいお茶を作るには1年を通して茶畑の手入れ整備が必要です。 この時期、草取り、施肥が必要な作業でこの日雨模様の天気にもめげず、参加したNPO会員は地域の茶畑の草取り、肥料の散布、茶葉の刈り揃え作業等に汗を流しました。 来年の春には新芽が出て、5月には美味しい健康茶が提供できます。 現在「ときがわ茶」は、ときがわ町内の農産物販売所(都幾川農協、NPOたまがわ)で販売しており、リピターの多い人気の特産品となっています。
山の果樹園 草刈り
  10月 1日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 ときがわ町大野地区では、耕作されなくなった遊休農地が増え環境悪化が進んでいます。 当NPOは、遊休農地を再生して野菜やソバ、キミ等の雑穀栽培や果樹の苗木を植えて山の果樹園を作る活動を継続事業として取り組んでいます。 この日は、NPOが管理する果樹園の下草刈り。 果樹園に柿、栗、イチジク、杏、桃等の苗木が育っています。 柿、栗、イチジクは一部が実りこれからが楽しみです。 参加会員は草刈機を使って雑草を次々に刈り取って苗木を雑草から守り、山里の景観も取り戻しました。 また、この日の昼は、参加者全員で「焼きサンマを食べる」イベント。 NPOが作る竹炭で旬のサンマを焼き、新米を釜で炊き、熱々の秋の味覚を全員で楽しみました。
都幾川源流わさび ワサビ田の草取り
  9月24日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 ときがわ町の特産品として人気が高い「都幾川源流わさび」。 春から夏にかけてワサビ田は雑草が増えて草取り、水路の整備が必要な仕事です。 この日は小雨交じりの天候でしたが、参加した会員で標高700メートのワサビ田で雑草を取り除き、水路の補修などに取り組みました。 今年もワサビはほぼ順調に生育しており、12月には「都幾源流わさび漬」をときがわ町内の農産物販売所で販売する予定です。 地域の先人が大切に守ってきた山里伝統の「わさび作り」をこれからもしっかり保存継承していきたいとNPOプロジェクト会員は張り切っています。
地域支援 遊休農地の草刈活動
  9月17日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 この時期、高齢化の進む山間地域では夏草刈りが最大の課題です。 耕作されなくなった畑地等には背丈ほどに雑草が繁り地域の環境悪化を招きます。 当NPOは高齢者の要請に応え、草刈支援を継続して行い地域の環境保全に取り組んでいます。 この日も 会員は慣れた手順で草刈払い機を使い、背丈ほどの草を次々に刈払いました。 残暑が厳しく全員が汗まみれの奮闘です。 支援農家からは冷たい飲み物の差し入れもあり、感謝される事業です。 また、午後からはNPOの管理地の草刈りも行い、地域の環境保全にも貢献をしています。
都幾川源流の森づくり 猛暑の中で下草刈り
  9月10日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 都幾川の源流域に豊かな水源の森をつくる事業は、順調に進んでいます。 すでに植栽した約1,200本のコナラ、クヌギ等広葉樹の苗木は、夏草や藤蔓 鹿の食害被害にも負けずに成長しています。 この日の作業は下草刈作業、藤蔓や葛蔓、夏草を刈り払い、苗木の生育を助ける重要な仕事です。 標高600メートルの山地でも強い日差しの下での作業は大変きつい作業ですが、参加した会員は全員汗びっしょりで奮闘しました。 山の見事な景観と、時折のさわやかな風、昼には美味しい味噌汁もふるまわれ山作業の醍醐味も楽しみました。 午後の最後まで奮闘した会員は少人数となりましたが、とても気持ち良い満足感一杯の笑顔で山を下りました。 これから山が最もきれいでさわやかな秋の作業が始まります。 魅力いっぱいの源流の森づくりにご参加ください。 恒例の猪鍋、鹿鍋も用意します。
大野神社ささら獅子舞 「大野真田丸隊」で支援
  8月21日(日)
  場所 : ときがわ町 大野
 ときがわ町大野地区の最大の祭り、「大野神社ささら獅子舞」が開催され、当NPOは祭りの呼び物、道化(仮装)に今年も参加しました。 今回のテーマは、NHK大河ドラマ「真田丸」から「大野真田丸隊」。 前日来、のぼり旗。 六文銭小旗、鎧等を用意して準備を進め、いざ本番に臨みました。 地域の多くの方々が祭りのハイライトとして期待する中、「大野真田丸隊」の幸村以下6名が神社に参上すると会場から大きな拍手で迎えられ祭りを大いに盛り上げました。 伝統ある地域の祭りを継承するため、当NPOは支援活動を行っています。
ときがわ音楽フェステバル 第8回馬高彦二胡コンサート 支援
  8月21日(日)
  場所 : ときがわ町 アスピアたまがわ
 音楽の町わときがわを目指して滑動する実行委員会が主催し、第8回の音楽フェステバルが町内のホール「アスピアたまがわ」で開催されました。 会場は300席満席の盛況で、奏者馬高彦さんの奏でる二胡の音色に魅了され、特に、「コンドルは飛んで行く」「津軽山唄じょんがら節」等の名曲が二胡で演奏されると会場からは大きな拍手。 来場者に大きな感動を与える演奏会となりました。 演奏会終了後は 会場入り口でCDの販売サイン会も行われ多くの皆さんがCDを購入していました。 当NPOは、この活動を全面的に支援して、入場券の販売、会場整理、チラシの作製、実行員会の運営等を支援しています。
ときがわ山の学校 谷川で歓声を上げる子どもたち
  8月6日(土)・7日(日)
  場所 : ときがわ町 大野
 快晴の夏、日本列島がうだるような暑さの中、ときがわ町大野地区旧大椚第一小学校には、県内各地から両日で親子等約200名が参加して谷川の清流で川遊び、校庭ではソーメン流しやバーベキュー等を楽しみました。 この事業は毎年埼玉労福協が主催する「親子キャンプ」を当NPOが受け入れ、サポートしている事業です。 NPO役員は前日に、校庭の草刈り整備、特製の流しそうめんセット作り、歩道の整備など万全の準備を行ってきました。 会場の旧大椚第一小学校の校舎等は今年の9月から取壊しが始まります。 山間地域の過疎化が進み、全国各地で地域の学校が姿を消していきます。 自然豊かな山間地を元気して大切な水や森を守り、伝統の山の文化を守り継承する取り組みがますます大切になっています。谷川で歓声を上げる子どもたちにそんな活動を引き継いでもらいたいと願っています。
谷川の清掃と源流探索  谷川のバーベキューを楽しむ
  7月30日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 夏本番となり猛暑が日本列島に広がっています。 しかし、都幾川源流は清流が岩をはみ、滝音と冷風が心地よい別天地です。 毎年、谷川の清掃(ゴミ拾い、流木等の撤去)を行い、バーベキューを楽しむ集いを行っています。 この日の参加者は、来週開催する「ときがわ山の学校」の子どもたちが川遊びをするコースの整備や危険個所の確認補修等を行いました。 その間バーベキューの準備が行われ、参加者全員で谷川のバーべーキューを存分に楽しみました。 木立と谷川の見事な景観、絶え間ない滝音、オゾンいっぱいの空気、これ以上ない自然の舞台で、美味い焼き肉などを楽しみ、参加者は夏バテしない元気を取り戻しています。
地域支援  草刈りのメンバーが活躍
  7月23日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 入梅明けまじかのこの時節、猛烈に夏草が繁ります。 高齢化の進むときがわ町大野地域では夏草対策が何よりの課題となっています。 放置すると、家回り、畑地、生活の小道が草に埋もれてしまいます。 当NPOは、夏の重点事業として地域の草刈支援を継続して実施しています。 大変きつい活動ですが多くのメンバーが参加しています。 参加会員は手慣れた手順で草刈り払い機を使い、汗びっしょりで作業に取り組んでいます。 時折の涼しい風、地域からの大きな感謝の声が支えになっています。
都幾源流の森づくり 下草刈りに奮闘
  7月16日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 この時期、猛烈な勢いで夏草が伸び植栽した苗木を覆います。 約2ヘクタールの山地の下草刈りは非常にハードな作業です。 特に現地は急峻な場所、参加した会員は足場を確認しながら汗びっしょりで鎌を使って蔓草を刈払っていきました。 刈り払った場所にはナラ、クヌギなどの苗木がすくすくと育ちまもな広葉樹の森が生まれます。 時折山の涼風が吹き、ウグイス等の小鳥の声が聞こえる山の別天地、作業はきつくても、気持ちの良い活動です。 昼、弁当がうまい、沢の水がうまい、空気がうまい、景色が良い 参加者には夏の山仕事の厳しさと、魅力を満喫できる事業です。 山の下草刈り事業、まだまだ続きますので、参加者を募集しています。
猛暑の中 山里の草刈り支援活動
  7月 2日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 この日の事業予定は「都幾川源流の森づくり」。 現地で下草刈りを予定していましたが、あまりの猛暑で山の草刈作業は困難と判断して、NPOの管理地の草刈り整備、ミツバチの点検、畑の草取り作業等を行いました。 入梅明前のこの時期、山里も暑さは夏本番並み。 蒸し暑さの中での屋外の作業は大変ですが、この日の参加会員は、それぞれの分野に分かれて各作業に汗を流しました。 昼には七重窯場のウッドデッキに集まり、炊事会員特製?の味噌汁等をみんなでいただき会話が弾みました。 夏の屋外作業は大変ですが、草を刈り払ってきれいに整備し山里の景観を取り戻す活動はやりがいと満足感がいっぱいです。 夏の草刈支援 参加者を募集しています。 ともにいい汗をかきましょう。
都幾川源流の森づくり 下草刈り作業
  6月18日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 都幾川の源流域に広葉樹の森を作る活動です。 すでに約2ヘクタールの山地にコナラ 、クヌギなど広葉樹の苗木1,200本を 植え育てています。 夏場は、苗木を藤蔓、クズ蔓等や雑草からから守るための下草刈り が必要な仕事です。  真夏日のこの日、参加した会員は草刈鎌等を持って入山し、草刈り作業に汗を流しまし た。一部の苗木は鹿に食べられ、 日照りで枯れた苗木もあり新たな苗木を捕植する活動も行いました。 標高約600メートル超えの山地は、時折の涼しい風、ウグイスも鳴いて別天地。 草 刈り作業も予定通り進みました。  昼食はログデッキの上での楽しい食事。 また作業の中で「ウグイスの巣」を見つけ中に は卵もありました。 大きく育つよう 大切にそのまま保存しました。
地域支援  草刈りに奮闘
  6月11日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 夏草の生い茂る時節、山間地では連日草刈り払い機のエンジン音が地域に響きます。 耕作しなくなった畑地や小道は夏場には3回以上の草刈りが必要で、放置すると雑草が伸びて地域の環境悪化につながります。 この日も、地域からの要請に応えて草刈支援活動を行いました。 夏日の下での草刈りは大変な難作業。 会員は草刈りのベテラン揃い、汗をかきながら奮闘して次々に雑草を刈り払い山里の景観をとりもどしていきました。 支援した農家からは感謝の言葉と冷たい飲み物の差し入れ等がありました。 草刈支援に参加した皆さん、本当にお疲れさまでした。
山間地の環境を守る 草刈支援
  6月 4日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 夏場を迎え山間地では至る所で雑草が生い茂ります。 高齢化の進む地域の各家々は夏草対策が大きな課題です。当NPOは各家の要請に応えて毎年遊休農地等の草刈りに取り組んでいます。 この日も、NPO会員は草刈払い機を使い、慣れた手順で次々に雑草を刈り払い、山里の景観を取り戻していきました。鶯やホトトギスの声に励まされながら汗だくで奮闘。 いい汗をいっぱい流していました。  また、一部の遊休農地には杏子等の苗木を植えて果樹園作りも進んでいます。
地域支援  茶畑の管理活動
  5月29日(日)
  場所 : ときがわ町 大野
 地域の特産品「ときがわ茶」作りが終了し、今年も味香りのよい新茶ができました。 当NPOは、例年葉の刈り採り、製茶工場へ茶葉の搬送業務を支援して、地域の茶農家から感謝されています。 新茶を摘んだ茶畑は、茶株を刈りこみ来年に備える作業が必要で、この週は茶葉の刈り揃え作業等茶畑の維持管理作業に取り組んでいます。
 「ときがわ茶」  販売のお知らせ
  農薬や除草剤をいっさい使用しないで栽培する「ときがわ茶」
  100g 800円(会員価格600円)
  ときがわ町農産物販売所(JA都幾川・NPOたまがわ)で販売中
   *事務局でも受け付けます。
地域支援 遊休地の草刈り 
  5月28日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 山間地域では高齢化等で放置される畑地が増えて、地域の環境悪化につながっています。 当NPOは地域の環境を守るために夏場の草刈支援を重点活動として取り組んでいます。 この日の作業は耕作されなくなった畑地の雑草の刈り払い整備。 会員は慣れた手順で刈り払い機を使って雑草を刈り払い、元の景観を取り戻していきました。 夏場の草刈は大変な作業ですが、この作業が地域の環境を守る大切な仕事です。 これから継続して草刈支援を行います。 山里の景観を楽しみ? いい汗をかく草刈体験にご参加くださる方歓迎します。 また、草刈り整備した畑地には、地権者の了解を得て順次果樹の苗木を植えています。 この日も「杏子の苗木」5本を植えました。 山里の遊休地を果樹の森に変える取り組みも着々と進んでいます。
「都幾川源流わさび」作り ワサビ田の草取り整備
  5月21日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 ときがわ町の特産品として人気の高いわさび漬け。 地域伝統の食として家庭の手作りの味が楽しまれてきました。 当NPOは、この伝統を受け継いで、山間地のワサビ育成地を整備してワサビを育て、わさび漬けを作り「都幾川源流わさび」として地域の特産品化を目指しています。 ワサビ作りは12月〜3月がシーズンで、今年のわさび漬けは全て完売して終了しました。 この日の作業は、ワサビ育成地の草取り、水場の整備です。良いわさび作りは、夏場のワサビ田の手入れが大切です。 これからも地域伝統の食を守り、地域の特産品として発展するよう取り組んでいきます。
「ときがわ茶」作り 支援
  5月 7日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 ときがわ町の特産品、無農薬栽培の「ときがわ茶」作りが今年も当NPOが支援して行われました。 山の茶畑は茶葉の刈り取り、搬送が大変困難な仕事で、高齢化の進む地域では茶栽培の継続が危ぶまれる状況です。 NPOは伝統の「ときがわ茶」を継承するため、茶栽培農家を支援してこれらの仕事を行いました。 NPOが直接茶畑を管理して「ときがわ茶」作っています。 今年の茶葉の生育は大雪の被害も少なく順調で「排気ガスの無い緑の大気、農薬や除草剤をいっさい使用しない山の茶畑で、新鮮な茶葉が育ちました。 刈り採った茶葉は、直ぐに横瀬町の製茶工場に搬送。 まもなく香り豊かな「ときがわ茶」の新茶ができます。 新茶は、5月下旬にはときがわ町内の農産物販売所(JA都幾川・NPOたまがわ)で販売しますのでご賞味ください。 なお、会員は会員価格で頒布します。
 無農薬栽培茶「ときがわ茶」 100g 800円 (会員価格 600円)
第12回定期総会開催 新たなステップ
  5月 7日(土)
  場所 : 埼玉県立嵐山史跡の博物館
 設立10周年を経て新たなスタートを切る第12回定期総会が、5月7日(土)嵐山史跡の博物館で開催され、前年度の事業報告、決算の承認、新たな年度の事業計画、予算が承認されました。 総会では地域の特産品(お茶・わさび・蜂蜜等)の売り上げが増加していること、10周年記念誌・レシピが好評であること、今後はフリーマーケットへの出店等販売、情報発信事業に取り組みことが報告されました。 また、事業参加者の安全についての保険について、現状は事業日ごとに「ボランティア保険」に加入しているが、事業日以外の事業参加者についも検討することとしました。 総会終了後、嵐山史跡の博物館の管内見学後、東松山市市内の焼き鳥専門店「桂馬」で懇親会を開き、名物の焼き鳥を楽しみ、和やかな歓談が行われました。
春の山里ハイキング 五月晴
  5月 5日(木)
  場所 : ときがわ町 大野
 春の人気事業、山里ハイキングは快晴の天候の下で、会員と子どもたちも21名が参加して賑やかに行われました。 今回のコースは、NPOの活動拠点七重窯場をスタートし、ときがわ町大野地域の旧道を散策するコース。 新緑が輝く山沿いの旧道は、かつては集落を結ぶ大切な道でしたが、車中心の現在はほとんど使用されていません。 木立を抜けて集落の中に入ると、普段車では見られない山里の生活があります。 参加者は汗ばむ陽気の中で、薫風と鶯の声に励まされて終点の「竹の谷橋倉水場」まで約3時間のコースを楽しみました。 途中、地域の方との語らいや山菜の煮物の差し入れもありました。 昼は終点の沢の河原
でお弁当。 絶好のロケーションの下、コースを完歩した後の弁当の味はご想像いただくどおり。 全員事故もなく、元気にスタート地点の七重窯場帰りました。
源流の森づくり  子どもたちが参加
  4月30日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 都幾川の源流域に広葉樹の森をつくる活動は、順調に進んでいます。 この日の活動は、子どもたちが約1年かけて育てたコナラの苗木を山に植える事業です。 比企青年会議所との協働事業で、約10名の親子とNPO会員10名が参加して丁寧に約20本の苗木を植え付けました。 子どもたちは山の急斜面を元気に動き回り、ログデッキに上って「ヤホー、ヤホー」と大喜び。 新緑がまぶしいほどの晴天で絶景の景観も楽しみました。 参加した親子の皆さんは大きな思い出になることでしょう。 また、帰りには竹の子掘りも体験して、たくさんのタケノコをお土産としました。 なお、今回参加できなかった子どもたちは、今後の活動日に順次参加して各自が育てた苗木を植栽します。 森づくりに関心のある皆さんの参加を歓迎します。
山菜を食べる。山里の恵み満載
  4月23日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 ときがわ町の山里、大野地域は山菜の季節を迎えています。 タケノコ、ワラビ、ウド、タラの芽やコゴミ、フキ等が採れ、山里の恵みとして山菜ファンに喜ばれています。 近年、山間地の荒廃で山菜は減っていますが一部は畑地等で栽培されて再生保存が行われています。 この日の事業は、春の人気事業で山菜採りと山菜料理を楽しむイベント。 会場の七重窯場には約50名の山菜フアがン集まり早速タケノコ、ウド、ワラビ採りの3グループに分かれて地域の方が管理する」育地に入り、たくさんの山菜を収穫しました。 集まった多くの山菜はすぐに山菜天ぷらに、山菜ごはん、名物の「鹿鍋」など山菜料理も用意され、参加者は春の山里の味を堪能しました。 帰りには、タケノコ、ワラビ、ウドがお土産となりました。 参加者全員がそれぞれ役割を担い、みんなで山里の春の恵みを楽しむイベントは今年も賑やかに楽しく行われました。
畑プロジェクト 遊休農地を果樹園に(杏子の苗植栽)
  4月16日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 ときがわ町大野地内では、地域の高齢化に伴い、耕作放棄地が年々広がっています。 放置された畑は1年で草が生い茂り、野生動物の棲みかに変わっていきます。 山間地域の環境を守るためにも耕作放棄地をなくし伝統の畑を再生し、環境を守る取り組みが必要です。 NPOは、これらの畑を再生して無農薬の野菜やソバ、キミ等伝統の雑穀の栽培、果樹の苗木を植え山の果樹園を作る活動に取り組んでいます。 この日の作業は、再生した畑に里芋の植え付け、果樹園予定地に杏子(アンズ)の苗木を8本植えました。 すでに3か所で、果樹の苗木を植え果樹園作りを進めていますが、今後も対象地を増やし、山里の果樹園で地域の環境を守る活動を進めていきます。
地域の祭り支援  小旗30本を奉納
  4月10日(日)
  場所 : ときがわ町 大野
 ときがわ町大野地域の伝統の祭り、県指定文化財の「大野神社送神祭」が春爛漫の山里で行われました。 桜、花桃、山つつじ等がいっせいに花開き、暖かな陽射しの中でうぐいすも競演して春満開。 当NPOは毎年、地域伝統の祭りの支援活動として、小旗30本を奉納、祭りの行列に多数が参加して祭りを盛り上げてきました。 今年度も昨日来竹を切り出し、会員それぞれが小旗を書いて30本の小旗を完成させ、祭り当日に奉納しました。 この日、大野神社は例年以上の人出。 祭りの行列の道沿いには地域のお年寄り等多数が出て、例年にない賑やかな祭りを本当に喜んでいました。 NPO参加者は、花いっぱいの景観を楽しみながら行列に参加し、ハレの日の会食も堪能しました。 会員の新井さんの「もろやま華うどん」、地域の柴崎ヨシエさんや会員からの差し入れ、祝いのお酒も出て会員交流にも花が咲きました。
ときがわ源流の森づくり
  4月2日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 都幾川の源流域に約2ヘクタールの広葉樹の森をつくる活動が、今年度も始まりまし た。 既に、コナラ、,クヌギ、山桜、トチ、山モミジ等の苗木約1200本を植えて、下草刈り等を行い 苗木を育てています。 また、展望デッキや水場も整備してみんなが親しめる森づくりが 進んでいます。 この地域は鹿の生息地で、苗木の2〜3割は被害を受けていますが、ほぼ順調に整備が進み、次回の活動日(4月30日)は、子どもたちが森づくりに参加する予定です。 森林が一部の関係者から広く子どもや多くの都市市民が参画できるような新たな森づく りを目指しています。 どなたでも参加自由、多くの皆さんの参加を歓迎します。 また、この日の参加会員は、森づくりとともに茶畑の整備やNPOログハウスの補修作業にも取り組みました。 
 樹齢推定130年「銀杏のまな板」有償頒布しています。 ときがわ町大野地内の推定130年の大イチョウから、NPO10周年記念事業とし て「銀杏のまな板」を制作しました。 銀杏のまな板は、弾力性と復元力に優れ、刃当たりがよく包丁の刃先を傷めない木質を持ち、脂分が多いので水はけが良く、腐りにくく抗菌作用もあり、昔からまな板の秀品とさ れています。
  「銀杏のまな板(縦30センチ、横45センチ、厚さ3センチ)」
  会員価格(1人1枚) 2,000円  一般販売価格 5,000円
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