2018年度事業報告
都幾川源流のわさびつくり ワサビ田の整備
 9月8日(土)
  場所 : ときがわ町
 ときがわ町大野地区伝統のわさび作りを継承する活動です。 ワサビの育成地は、都幾川の源流域標高約700メートルの山地で、地域の方によって大切に守られてきました。 ここで育てたワサビは、当NPOのわさびプロジェクトによって
「都幾川源流わさび漬」として、町内の農産物販売所で販売され人気商品となっています。 この日の作業は急峻なワサビ田の草取り、水路の整備等の手入れ。参加した会員は足場に注意しながら慎重な作業に取り組みました。ワサビは順調に育ち、今年の11月中旬から販売する予定です。皆さん天然の無添加わさび漬を是非ご賞味下さい。
第13回ときがわ音楽フェステバル
            都幾川オータムコンサート 支援
 9月1日(日)
  場所 : ときがわ町
 当NPOは音楽のまちときがわづくり目指して、このコンサートの実施、開催を全面的に支援しています。第13回目を迎えた今回は、初秋にふさわしいピアノと弦楽四重奏のコンサート。 会場は満席の盛況で、ショパン、モーツァルト、ドボルザークの名曲が次々に演奏されると会場はシーンとなって静寂と大きな拍手の繰り返し。 本格的な演奏に酔いしれるコンサートとなりました。演奏者は小川町出身の前田尚徳(ヴァイオリン)さん等ヴァイオリン、チェロ。ヴィオラ、ピアノの5名の奏者。心にしみる演奏で会場を魅了しました。 多く方から「すばらしい演奏だった。」等感動した声が寄せられました。これからも、音楽のまちときがわづくりを支援していきます。
遊休農地の活用 秋野菜の植え付け準備
 8月25日(土)
  場所 : ときがわ町
 残暑の厳しいこの日、遊休農地を活用した秋野菜作りが始まりました。 NPOの管理地も雑草が大きく伸びて一面の草。 この日参加した会員は、うだるような暑さの中でまず草取り、熱中症にならないよう時折木陰で休息しながらの作業も全員汗だくで奮闘しました。 昼には会員手作りの味噌汁でお弁当。 木陰は涼しく元気を取り戻すことができました。 ソバや白菜、大根等秋野菜は今後順次蒔いて収穫を目指します。 山間地の遊休農地は増え続け、地域の環境悪化にも繋がっています。 祖先が大切に守ってきた山の畑を再生し、山の豊かな食を支える雑穀や野菜作りを行っています。 山の畑再生に参加いただける方、歓迎します。
大野神社「ささら獅子舞」 道化(仮装)で支援
 8月19日(日)
  場所 : ときがわ町
 ときがわ町大野地域の一大イベントである 大野神社の秋季例祭「ささら獅子舞が爽やかな好天気の下で行われ、当NPOは、祭りのハイライトの一つである「道化(仮装)」に参加して祭りを盛り上げました。 高齢化過疎化が進む地域で伝統の祭りの保存継承を支援する活動として 毎年道化(仮装)に参加しています。 今回の出し物は「あれから40年サッカー老人集合」。 今年6月に開催されたサッカーワールドカップにちなみ、往年のサッカー名選手の雄姿を、人気の綾小路きみまろの名セリフ「あれから40年」にかぶせて、年老いた姿で参拝するパロデイ。 きみまろもどきや老いぼれた世界の名選手もどき総勢10名程が境内に登場すると、毎年心待ちしている方から大きな拍手。 今年も多くの方に喜んでいただきました。 なお、地域の多くの方々熱く取り組む伝統の大野神社ささら獅子舞は,勇壮で華麗、観衆を感動させる華があります。 是非、大野神社ささら獅子舞にお出かけください。 恒例のNPOの道化もご期待ください。
猛暑の中で、国史跡「菅谷館跡」の草刈支援活動
 8月11日(土)
  場所 : 比企郡嵐山町
 嵐山町にある国史跡「菅谷館跡」。 当NPOは史跡の保存に協力して空堀、土塁等の草刈支援を毎年行っています。 この日もうだるような暑さの中で NPOの猛者が集まり予定どおりの草刈り整備を行いました。 空堀の中で生い茂った雑草の刈り払いは大変な作業で、全員汗でビッショリ。 熱中症予防の水分補給、梅干を食べながら予定の作業を修了しました。 この活動は、史跡内に設置されている県立嵐山史跡の博物館が、当NPOの活動に会議室の提供等支援協力をいただいていることへの対応でもあり、こうした県施設とNPOの協力関係は有効で意義ある取り組みです。 NPOの支援は県の担当部局の取り組みだけでなく広く県の施設等でも配慮し、開かれた施設運営につなげていくことが課題です。
ときがわ山の学校 都幾川の清流に歓声
 8月 4日(金)
  場所 : ときがわ町
 連合埼玉、埼玉労福協等主催する「山の学校inときがわ2018」が、猛暑日のこの日都幾川で涼を求めて開催され、スタッフを含めると約160名が参加。 都幾川の上流域での飛び込みやたまがわ河原の水遊び等を親子で楽しみ、バーベキュー、スイカ割り、そしてソーメン流し等を楽しみました。 過疎化高齢化が進むときがわ町は、都幾川の清流に象徴される豊かな自然が残っています。 当NPOはかけがえのない地域の自然を守るため、草刈り支援、河川清掃等地域の環境保全活動に取り組み、多くの方々その大切さを知っていただく活動を行っています。 毎年開催される本事業を受け入れ支援して、前日ののソーメン流し作りや当日の活動サポートを行いました。今回も多くの子どもたちが川遊びやソーメン流しに歓声を上げて喜び、真夏の良い思い出が生まれたことでしょう。 夏の都幾川は涼しい別天地です。
ときがわ山の学校 受け入れ準備でソーメン流し作り
  8月 3日(金)
  場所 : ときがわ町
 明日(4日)、連合埼玉、埼玉労福協等が主催する「山の学校inときがわ2018」が、ときがわ町内「ふれあいの里たまがわ」等で開催され、当NPOは毎年ときがわ山の学校の一環として受け入れ、事業実施に協力しています。 この日は、猛暑の中で事前の準備としてソーメン流し作り等に取り組みました。 青竹を切り出し会場のふれあいの里たまがわの川の広場でベテラン会員が手慣れた手順で二筋の流し台を完成。 毎年当NPO会員が作るソーメン流しは、形も機能も良いと評判で今まで多くの子どもたちを喜ばせてきました。 今回も上々の出来で明日は多くの子どもたちが歓声を上げて、美味しいそうめんを食べることでしょう。 猛烈な暑さの中で事前準備作業に参加した皆さんお疲れ様です。
谷川の清掃と源流探索  本物の涼しさを満喫
  7月21日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 この夏、日本列島全体が連日猛暑につつまれています。 しかし、都幾川の源流域は別天地で、清流が岩にあたり冷たい水しぶきがほとばしる谷川があります。 この日、本物の涼を求めて参加した会員等は谷川のゴミを拾う等の清掃活動と源流の探索、そして参加者全員での谷川バーベキューを行いました。 子どもたちは滝つぼに飛び込んで歓声を上げ、初参加の方は冷たい谷川の清流に大喜び。 谷川のバーベキューは、川で冷やした飲み物やスイカ、トマトが大人気で、焼き肉の香りも谷川全体に広がり、参加者は賑やかに歓談しました。 都幾川の源流域は地域の方のお力で、今も豊かな自然が残り清流が守られています。 しかし、近年川遊びの方が増えてごみの放置等が目立ちます。 当NPOは、かけがえのない都幾川の源流域を守る活動を継続して行っています。 多くの皆さんのご協力をお願いします。
地域支援、猛暑の下で茶畑の草取り
  7月14日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 連日の猛暑、この日も真夏の太陽が照り付けてときがわの山地も、うだるような暑さ。 地域支援活動に参加した会員は猛者揃いで、この炎天下でも予定通り茶畑の草取りを行うことになりました。 時折涼しい風があるとはいえ、日陰のない茶畑は、直射日光と茶葉の照り返しで猛烈な暑さで地元の人も敬遠する作業。 蔓や雑草が絡まった茶畑は順次生きかえり、猛暑の下の作業は予定通り無事行われました。 昼には炊事当番が恒例の熱い味噌汁を作り、これが美味い。 午後からは、畑プロジェクトではジャガイモを収穫する等それぞれ自由活動。 この猛暑の下でも熱中症になる者はなく当NPO活動は元気に継続しています。 思いっきり汗をかいての地域支援、さわやかな風を感じる活動に参加しませんか。
猛暑の中、草刈に奮闘中
  6月30日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 例年より早く梅雨も明けて連日の猛暑、ときがわの山地も真夏の暑さです。 いたる所で夏草が茂り、草刈り対策が一番の課題となっています。 この日参加した会員は、活動拠点の七重窯場周辺の草刈整備と管理地のジャガイモの収穫等に取り組みました。 真夏日の下での作業は、地元の方も敬遠する仕事ですが、参加した会員は汗だくでそれぞれの作業を行い、昼には会員特製の熱い味噌汁がふるまわれて元気を回復し、予定の作業を事故もなく終えました。 これから当分の間、高齢化の進む山間地域の環境を守るための草刈整備は大切な仕事です。 時折のさわやかな風を感じながら思いきり汗を流すボランティア活動。 いい汗を流して気分すっきりの活動に一緒に参加する方歓迎します。
地域支援 草刈り会員の活躍
  6月23日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 この時期山間地では、遊休農地や荒地等に夏草が繁り、高齢化が進む地域では夏の草刈りは地域の環境を守るために最も大切な仕事となっています。 当NPOは地域の要請に応えて草刈整備活動に継続して取り組んでいます。 小雨交じりのこの日、参加した会員は手慣れた手順で草刈払い機を使って次々に雑草を刈り払い、山里の景観をつくり出していきました。 蒸し暑さの中での作業はきつく、全員が汗びっしょりで奮闘。 昼には会員特製の味噌汁も用意され、午後には小雨が降る天候の中でも予定した作業に取り組みました。 汗まみれの地域支援活動は大変きついのですが、参加会員はやりがいを感じ頑張っています。
伝統の土窯で焼いた「竹炭」 ときがわ町の時産品として人気
  6月16日(土)
  場所 : ときがわ町 七重ワサビ田
 竹林を間伐整備し、その竹材を活用して 伝統の土窯で焼いて竹炭を作る活動を継続事業として行っています。 竹林の間伐は秋から冬の作業で、間伐した竹材を窯場に搬送し、小割、乾燥させて順次伝統の土窯で焼いて竹炭を作ります。 地域の環境を守るリサイクル活動として注目されている活動です。 また、竹炭の効果と使い方はとても広く、暮らしの中でいろいろ活用されています。 一般的には消臭や脱臭、飲料水や風呂、土作り等に使われていますが、そのほかにも暮らしの中でいろいろに使われています。 竹炭は、ときがわ町内の農産物販売所で年間を通して販売しており、年間を通して人気の商品となっています。 竹林間伐整備から伝統の土窯で竹炭作りの環境リサイクル活動、共に参加してくださる方を歓迎します。
「都幾川源流わさび」作り ワサビ田の夏草取り
  6月9日(土)
  場所 : ときがわ町 七重ワサビ田
 ときがわ町の特産品として人気の高い「都幾川源流わさび漬」。 この日は、ワサビの育成地の草取り、水路の整備等を行いました。 ワサビの育成地は年間を通して低温のきれいな水が必要で、ときがわ町でもごく限られた場所です。 地域の先人が大切に守ってきた山のワサビ田をしっかり保存継承していくためには、夏場の草取り整備が不可欠な作業です、参加した会員は急峻な育成地で、ワサビが立派に育つよう懸命の作業に取り組みました。 このワサビ田で育ったワサビは、11月頃から町内の調理場でわさび漬に加工し、町内の農産物販売所で「都幾川源流わさび」として販売されます。 添加物のない自然の「わさび漬け」として人気の特産品となっています。
第14回定期総会開催  新たな発展を目指して
  5月12日(土)
  場所 : 川越市ウエスタ川越
 この日、川越市「ウエスタ川越」で、第14回定期総会が開催され、前年度の事業・会計報告の承認、今年度の事業計画・予算が満場一致で決まりました。 会場は昨年の全国育樹祭の「国土緑化推進機構会長賞」の受賞、今年度の「本多静六賞」の受賞と相次ぐ受賞が報告されて、和やかな雰囲気でスムーズに進行しました。 本多静六賞の賞金の使い方について、活動拠点のときがわ町大野の旧大椚第一小学校跡地に記念の楠を植樹する案等が決まりました。 また、今後も活動を活発にするため会員からの事業提案等新たな取り組みにもチャレンジしていくこととしました。 総会後は市内の居酒屋で、受賞祝賀を兼ねた懇親会が開催され、会員同士の懇談と交流が大いに盛り上がりました。
「ときがわ茶」作り支援
  5月11日(金)〜13日(日)
  場所 : ときがわ町
 ときがわ町の特産品である「ときがわ茶」作りのシーズンになりいました。 ときがわ町大野地域で生産されるお茶は、生産地の標高が400〜700メートルの山地であるため害虫の被害が少なく無農薬で栽培されています。 地域の高齢化に伴い、当NPOが地域の茶畑の管理から茶葉の刈取り、製茶工場への搬送用務等お茶作り支援活動を継続して行っています。 今年はほぼ例年並みの茶葉の生育で、この日は茶葉を刈取り、製茶工場への搬送等を行いました。 鶯が鳴き新緑が輝く山の茶畑は景観もすばらしのですが、参加した会員は景観を楽しむ間もなく汗を流しての作業に取り組みました。 このお茶は、5月下旬には無農薬栽培の「ときがわ茶」として、ときがわ町内の農産物販売で販売されます。
山里ハイキング  新緑がまぶしい、身近に自然を満喫
  5月5日(土)
  場所 : ときがわ町
 この時期、ときがわの山々は濃淡の緑一色に包まれます。 今回のコースは、大野峠から外秩父連峰の最高峰丸山(960メートル)〜「県民の森」を目指すコースです。 参加者は奥武蔵グリーンラインの大野峠まで車で行き、そこからの山歩きは楽々のコース。 このコースは森林や山野草、小鳥や山の動物も多く、眺望もよいので知る人ぞ知る人気のコースです。参加者は快晴の日和の中で、花や樹木、小鳥の声を楽しみながら全員で丸山山頂に到着。 秩父の山々や秩父盆地からぐるりと武蔵野台地までの眺望は素晴らしいもので、春の別天地で美味しいお弁当も楽しみました。 「県民の森」でも身近な自然に親しみ、春の新鮮な緑の景観に感動した山里ハイキングとなりました。
都幾川源流の森づくり
  4月28日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 都幾川の源流域に、豊かな水源の森をつくる活動です。約2ヘクタールの土地には、すでにコナラ、クヌギ等広葉樹の苗木1,200本が植えてあります。 しかし、鹿の食害や日照りのため、かなりの苗木が枯れています。 この日の作業は苗木の生育状況の点検と下草刈り作業です。 快晴のもと新緑がまぶしいほどの緑の景観。 鶯も競演して春一色の別天地。 植栽した山地はワラビの生育地であります。 参加会員は下草刈り作業とともにワラビ採りも一生懸命で、たくさんのワラビを収穫しました。 また、畑プロジェクトのメンバーはジャガイモの土寄せ、草取りなどの畑作業に取り組みました。 この時期、ときがわ町の山間地は緑一色で、春の景観が素晴らしい時節です。 皆さんも、出かけてみませんか?
山菜を食べる  山菜採りと山菜ピザ、山菜料理てんこもり
  4月21日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 山々の新緑が輝く春本番のときがわ。 ワラビ、ウド、タケノコ、コゴミ、タラの芽、サンショウ、セリ等々春の山菜が今を盛りに育っています。 毎年人気のこの事業に多くの会員やリピーターが参加して、山菜採り、そして山菜ピザ、料理の数々を楽しみました。 今年はタケノコ、ワラビの生育がぴったりで重くなるほどの収穫。 参加者はタケノコ掘り、ワラビ採りを楽しんだ後は、旬の山菜料理。 まずはタラの芽、コゴミ、ウド、サンショウ、アシタバ、セリ等のてんぷら。 さらには大釜で炊いた山菜ごはん、石窯で焼く山菜ピザを参加者それぞれが分担して作り、美味しく頂きました。 採りたての山菜を使った料理の数々に参加者は今年も大満足。 帰りには沢山のワラビとタケノコがお土産で、参加者は新緑と山菜料理を存分に楽しんだ嬉しい事業となりました。
第11回本多静六賞  受賞
  4月20日(金)
  場所 : 埼玉県 知事公館
 林学や造園学の研究、森林や公園の造成等に多大な功績を残した本多静六博士。 この精神を受け継ぎ、緑と共生する社会づくりに貢献したとして 当NPOが埼玉県知事公館において上田知事から表彰されました。 会場には上田知事をはじめ、本多静六博士の出生地である久喜市の市長(副市長代理)、推薦者のときがわ町渡辺町長、選考委員会各委員、後援団体代表等多数が参列し、それぞれから当NPOの活動について格別の評価と激励をいただきました。 柴崎理事長から謝辞と活動紹介も行い、その後 緑と花の公館の庭に出て記念撮影を行い、上田知事等出席者と当NPO4名の参加者は和やかな懇談も行いました。 また、当日の表彰式についてテレビ埼玉が5:45、9:30で放映しました。
ときがわ音楽フェステバル 支援活動
  4月15日(日)
  場所 : ときがわ町 アスピアたまがわ
 第12回ときがわ音楽フェステバルは、「ビッグバンドを楽しもう」。出演は熊谷市を中心に活動するアマチュアのラテン系ビッグバンド「くまパー★バンド」です。 20名の若者を中心としたメンバ^ーは、ときがわ町文化センター「アスピアたまがわ」の300席の会場で ムーンライトセレーナーデ等有名な曲をラテンアレンジで熱く演奏し、ほぼ満席の会場と一体となって盛り上がりました。 当NPOは、音楽フェステバルを全面的に支援して実行委員としてチラシ資料等の作成から会場運営全般を担当し、「音楽のまちときがわ」つくりを目指しています。 演奏会終了後は、出演者と実行委員スタッフが手作りの料理を楽しみながら楽しい交流も行いました。 実行委員会は年3回程度ときがわ町で手作りンコンサートを開催し、「音楽の町ときがわ」つくりにご支援、ご協力いただける方を募集しています。
畑プロジェクト 春の活動
  4月14日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 山間地であるときがわ町大野地区には、耕作放棄地が増えて地域の環境悪化につながっています。 当NPOは、丹精込めて守られてきた山里の畑を再生し、無農薬の野菜やソバ等の雑穀の栽培、また果樹の苗木を植えて山の果樹園作り活動を継続して行っています。 この日の作業は、果樹園に柿の苗木を植える活動、畑地のジャガイモ等の土寄せ等を行いました。 NPOが管理する畑地や隣接地でワラビやタケノコも収穫できて参加者には嬉しいお土産となりました。 また、昼には会員手作りの特製味噌汁も用意され、肌寒い天候の中で大変おいしくいただきました。 無農薬で美味しい山里の山菜や野菜作りに関心のある方の参加を歓迎します。
山里の春祭り「大野神社送神祭」 支援
  4月8日(日)
  場所 : ときがわ町 大野
 ときがわ町大野地域の伝統の春祭り「大野神社送神祭」が春満開の日和の中で行われ、当NPOは今年も多くの会員等が参加して祭りを盛り上げました。 この祭りは埼玉県の指定文化財で、春を呼ぶ祭りとして知られていますが、近年地域の高齢化で存続が危ぶまれる状況になり、当NPOは毎年小旗30本を作り、祭の行列に参加する等伝統の行事を支援しています。 祭りの前日から会員が集まり、青竹を切り出し、小旗作りを行います。 祭り当日は参加者全員で参拝して、笛と太鼓、小旗の行列に参加し、花桃、ツツジ等満開の山里の昼観を楽しみました。 また、昼には会員手作りの山菜料理や恒例の鹿鍋がふるまわれ、会員とビジター参加者の楽しい交流も行われました。 初めての参加者は、山里の春爛漫の景観と美味しい山菜料理にとても喜んでいました。 当日のNHKテレビ(6:45)でも、華やかな祭りの行列が放映されました。
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