2014年度事業報告
山の伝統食(ヨモギ餅作り)
  3月29日(日)
  場所 : ときがわ町 
 今年度最後のイベントは、毎年恒例の山の伝統食作り。 昨年に引き続いて「ヨモギ餅作り」を行いました。 この時期山々の雪も消えて、土手にはヨモギ等春草の新芽が出揃います。 地域の家々では昔からヨモギを摘んでヨモギ餅を作り春の到来を喜び味わってきました。 この日、地域のお母さん3名を指導者にお願いして、参加者はヨモギを摘み、米粉とこねてセイロでふかし「ヨモギ餅」作りました。 春の香りいっぱいの餅が沢山出来て、参加者は存分に春の味を楽しみました。 このような四季折々の伝統の食が失われようとしていますが、ぜひ次世代にも伝えて行きたい山里の食文化です。 当NPOは自然と共生する豊かな山里の食文化の継承に取り組んでいます。
ときがわ茶栽培 支援活動
  3月20日(金) ・22日(日)
  場所 : ときがわ町 
 無農薬で栽培する「ときがわ茶」。 この時期茶畑の施肥と古い茶葉の刈取りが必要な仕事です。 地域の茶栽培農家から要請を受けて、NPO会員が2日間にわたり作業に取り組みました。 時折ウグイスのなき声が聞こえる山の茶畑で、会員は汗をかきながら茶畑に有機肥料を与え、茶刈り払い機を使って茶芽を揃える刈取り作業を行いました。 今年も5月には良い茶芽が沢山出て、美味しい「ときがわ茶」ができることでしょう。
第5回ときがわ音楽フェステバル 感動のコンサート支援協力
  3月15日(日)
  場所 : ときがわ町 
 「音楽のまち ときがわ」づくりを目指して第5回目のコンサートが、町内のホール「アスピアたまがわ」で開催されました。 今回の出演者は、古澤真紀子(メゾソプラノ)さんと渡辺亜希(ピアノ)さん。 会場のホールはほぼ満員の状況。 次々と演奏される豊かな歌声とピアノの音色に魅せられ、感動のコンサートとなりました。 来場の皆さんから「生の演奏の素晴らしさに感動しました」「曲目が分かりやすく、本当に楽しい時間でした」等コンサートを絶賛する声が寄せられています。 当NPOは、このコンサートの実行委員に参加する等事業の実施に全面的支援協力をしています。 また、今回のコンサートのプログラムには広告を掲載し、NPOのパンプも配布しました。
山の伝統 2基の土窯に火入れ
  3月13日(金) ・14日(土) ・15日(日)
  場所 : ときがわ町 
 山里、ときがわ町大野地域伝統の山仕事は炭焼き。 当NPOは伝統の炭焼きを継承するため、伝統の土窯を2基作り炭焼きを定例の事業として行っています。 この日は、昨年来準備してきた竹材と雑木をそれぞれの窯に入れ、竹炭と木炭を焼く火入れを行いました。 炭焼きは、毎年2回以上行っていますが良い炭を作るのは難しい作業で、なかなかうまくはいきません。 火や煙の具合等を慎重に加減して火入れ口を閉じ、約1週間後の窯出しとなります。 今回は2つの窯同時に炭焼きを行い、どんな竹炭・木炭ができるか、作業に参加した会員は期待一杯で窯出しを待っています。 なお、伝統の土窯で焼いた竹炭・木炭は、ときがわ町内の農産物販売所(玉川)で販売しています。
春野菜の植え付け 雨天で → 管理畑の草木焼き作業
  3月7日(土)
  場所 : ときがわ町 
 この日は、春野菜(ジャガイモの植え付け)と果樹園の整備を予定していましたが、あいにくの小雨模様。 ジャガイモの植え付けは来週に延期して、山菜・果樹畑等の枯れ草木を集めて燃やす作業を行いました。 山地では昔から畑や山の草木焼きをして整地し、草木灰を貴重な肥料として活用してきました。 現在は、草木を燃やすことも少なくなり、久方ぶりの作業です。 雨のため延焼の心配がなく草焼きには良い条件で、たくさんの枯れ草、枯れ木を燃やし、草焼きの臭いと煙が大きく広がり昔ながらの景観が再現しました。 作業の後は果樹、山菜畑がきれいに片付き、今春には、タラの芽が育ち、焼き灰の下からワラビ等がたくさん芽を出すことでしょう。
源流わさび育成事業 わさび漬け作り体験
  2月28日(土)
  場所 : ときがわ町 
 ときがわ町大野地域、昔から各家で栽培されてきた伝統のわさび。 NPOでは地域伝統のわさびつくりを継承して山里の特産品化を目指して活動しています。 この日の活動は、ワサビ育成地の管理とわさび漬け作りの体験を行いました。 この日、まだ残雪のあるわさび田、参加会員は水路の補修や落ち葉の取り除き作業とわさび漬け用のわさびを採取して下山し、午後は七重窯場において「わさび漬け」作り。 初めての体験者たちは、プロジェクト会員からの指導を受けて酒粕で漬けこむ一連の作業に取り組みました。 帰りには自分で作った「ときがわ源流わさび」をお土産に大切に持ち帰りました。
都幾川源流の森づくり 厳冬の冬山で作業
  2月21日(土)
  場所 : ときがわ町 
 源流の森づくりの現地は、まだ日陰には残雪15センチ以上があり、陽射しは暖かくも時折冷たい風が吹く厳冬の山地。 この日は山作業のベテラン会員が、この春に広葉樹の苗木を植え付ける場所の整備作業。 急斜面の場所でチエンソー、ノコギリ、鉈等使って雑木を切り倒し、枝を払って木蔓を刈り払う難作業に取り組みました。 危険を伴う冬の山作業でしたが、全員事故もなく予定の作業が行われました。 空気が澄んで冷たく凛とした冬山景観の下で、雪を踏みしめての作業、なかなか体験できない貴重な冬の山仕事です。 参加者全員が疲れも忘れて満足感いっぱいの足取りで元気に下山しました。 また、当日の参加会員は、源流の森づくり作業のほかNPO管理地や活動拠点の整備、竹炭つくりの準備作業などに取り組み、この日も昼には恒例の「鹿鍋」を全員で楽しみました。
10周年記念事業が始まりました
  2月14日(土) ・15日(日)
  場所 : ときがわ町 
 NPO設立10周年記念の記念品。 役員会等で検討した結果、樹齢100年の銀杏の木から「まな板」を作ることが決まり、先週から約1メートルに玉つめした銀杏の大木の搬出作業に取り組んでいます。 この両日200キロ以上の重さの原木を山から搬出する難作業。 地元の指導者とベテラン会員の力を結集して、見事に道路までの搬出に成功しました。早速地元の製材業者の全面的な協力で製材所に搬送、製材して厚板に割ることができました。 これから乾燥させ樹齢100年の「銀杏のまな板」作りを進めて行きます。
活動拠点整備 猪囲い完成
  2月14日(土)
  場所 : ときがわ町 
 先週に引き続き、ときがわ町大野地域のNPOの管理地の猪囲いの設置、山菜畑の草刈り整備等に取り組みました。 この日の作業で猪囲いは完成。 昨年のように畑の作物が猪の被害を受けることはない?。 いやないと思われます。 また、山菜畑の草刈り整備も進んで山菜畑はすっかりきれいな景観を取り戻しました。
活動拠点活動整備 農地に猪囲い設置
  2月7日(土)
  場所 : ときがわ町 
 当NPOは、主にときがわ町大野地域で活動しています。 ログハウス、窯場のほか農耕地や果樹山菜畑、山林等地域から管理を受けた場所で活動しています。 今回の活動は、管理している農地が昨年猪被害にあい、その対策として猪囲いを設置するものです。 会員多数が参加して畑地の周りに囲いを設置し、山菜畑の草刈り整備等も行いました。
 NPO設立10周年事業が始まりました。 今年設立10周年を迎える当NPOは記念事業の一環として、記念品「銀杏のまな板」作りを計画しています。 この日樹齢約100年の銀杏の老木(昨年台風で倒木)を山から搬出する作業に取り組みました。 直径1メートル近い超大木。 約1メートルの長さに玉つめしても重さは300キロ以上。 山作業のベテラン会員が地元の専門家の指導を受けながら慎重に少しづつ移動作業を行いました。 これから道路まで手作業で搬出して製材所に搬送する作業です。 大変な危険と困難な作業ですが、「何とか搬出を成功させたい」と会員は頑張っています。 これから安全に注意しながら継続して作業に取り組みます。
都幾川源流わさび 今が旬で大人気
  2月1日(日)
  場所 : ときがわ町 
 都幾川の源流域で栽培している「ワサビ」は、厳冬の時節に辛みが増して美味いわさび漬けが作れます。 地元の方が昔から大切に育ててきた山間の「ワサビ田」。 NPO「わさびの会」が育成地を引き継いで、秋から冬の季節にワサビを採集して、わさび漬けを作り、町内の農産物販売所に出品しています。 ワサビの育成地「ワサビ田」は標高700メートル超えのu山間地、雪のために車が入れず雪道往復2時間以上の難所。 採集したワサビを冷たい沢水で洗い、地元建具会館の調理場で酒粕と合わせて「わさび漬」を作ります。 「都幾川源流わさび」は添加物なしの山里の自然食、販売所の店頭ではすぐに売り切れの人気商品です。 大変な労力と根気がいる作業ですが、プロジェクト会員は地域伝統のわさび作りを今後も継承していくために奮闘しています。 *「都幾川源流わさび」1パック300円 ときがわ町農産物販売所(都幾川・玉川・建具会館)で販売中
地域支援事業 積雪で「しいたけ作り」等に変更
  1月31日(土)
  場所 : ときがわ町 
 前日は関東地方一帯が雪。 ときがわの山里はいたるところに雪が残り、予定した竹林の間伐は危険が伴うため安全第一で中止しました。 この日ときがわ町七重窯場に参集した会員は、先に山から搬送していた軽トラック2台分のクヌギの原木にドリルで穴をあけ、しいたけ菌を植え付け、杉木立の中に運んで原木を寝かせる作業に取り組みました。 来年度以降、この原木から沢山のしいたけが生まれます。 また、参加会員は思い思いに竹炭つくりの準備や小屋の整備清掃にも取り組んでいました。 昼には、毎回恒例の「鹿鍋」。 この日は一段と味の良い出来栄え。 熱々の「鹿鍋」「猪鍋」は当NPOの冬のご馳走です。 みなさん一度その味をお試しください。
地域支援事業 竹林の間伐
  1月24日(土)
  場所 : ときがわ町 
 大寒の時節、この日は陽射しいっぱいで風もなく厳冬の上天気、参加会員は再三要請のあった地元会員宅の竹林間伐に取り組みました。 道路沿いの斜面の竹林、数年前に間伐した場所ですが孟宗竹が増えて密集しており、ベテラン会員が次々に竹を切り倒し、枝を払い落とし、玉つめする一連の作業を行いました。 玉つめした竹材は、軽トラックでNPO七重窯場に搬送して竹炭作りの材料とします。 上天気の中で作業が大変はかどりました。 昼には、恒例の「鹿鍋」、毎度のことですが熱々で味は絶品。 この日はゲストとして埼玉県共助社会づくり課の赤岩俊之さんも現地調査に訪れ、NPO会員の年齢を超えた活動ぶりと鹿鍋の美味さに舌を巻いていました。(推測です) また、午後には公益社団法人比企青年会議所の松本敏行さんが、森づくりの協働事業について相談に訪れました。
新春会員交流会 華やかに盛大に開催
  1月18日(土)
  場所 : ときがわ町 
 NPO法人設立10周年を迎える節目の年、新たな発展を祝う新春の集いが、さいたま市大宮「鮨乃家」で開催されました。 毎年恒例の会場での会員交流会。  例年より少なめですが馴染みのメンバーが集まり美味しい料理と飲み物で会場は大いに盛り上がりました。 ときがわ町の活動拠点では車の移動が中心でイベントにはアルコールが禁止ですが、この日は十分なお酒で本音の語らいも出て、和やかな歓談が行われ会員相互の懇親が 一層深まりました。  「今年も元気にスタートしよう」張り切る会員の笑顔が重なりました。
都幾川源流の森づくり 雪中の山作業
  1月17日(土)
  場所 : ときがわ町 
 今年2回目の都幾川源流の森づくり作業は、数日前に降った雪が残る山の斜面で雑木の伐採や蔓草の刈り払い。時折風花が舞う標高700メートルの山地、足元は雪、大気は身を切る寒さの中、参加会員は3月に植栽予定の雑木地の整備に取り組みました。 この時期雑草は枯れて雑木は葉を落とし山の整備作業にはベストシーズン。 凛と澄ん大気の中、見事な雪山の景観の下で奮闘しました。 昼には、恒例の「鹿鍋」、熱々の鍋の美味いこと。 初心者の方、是非試食してみませんか。 また、午後には定例の役員会を七重窯場で囲炉裏を囲んで開催し、10周年記念事業の実施企画等について協議しました。10周年を迎える新年度に、記念誌の発行、記念品の作成、式典の開催等を行うこととしました。
都幾川源流の森づくり
  1月10日(土)
  場所 : ときがわ町 
 暦の上では小寒ですが山風は肌を刺す寒さの中、新年初の事業に多くの会員が参加しました。 会員は源流の森づくり事業のほか、シイタケの原木の搬送、竹炭焼きの準備作業にも分かれて各作業を行いました。 「源流の森づくり」は雑木を切り倒して、苗木の植栽のための整備作業。 凍りついた給水設備の補修や3月には約2〜300本程度の広葉樹の苗木(ナラ、クヌギ、トチ、ヤマザクラ等)を追加植栽する為の用地の整備作業等を行いました。 「シイタケ作り」は新たな事業としてクヌギの原木にシイタケ菌を植え付け、シイタケを栽培する事業。 この日軽トラック3台で原木を搬送してきました、2月中には菌の植え付け作業を行います。 「竹炭作り」継続した活動で、昨年中に伐採して玉つめしてある竹材の節を払い、束にまとめる作業。 手慣れている会員は次々に竹材を束ねて行き、窯入れの準備が進みました。  この日の昼には恒例の「鹿鍋」。 沢山の野菜と鹿鍋の熱々の鍋。 全員がお代わりを連発。 当NPOならではの冬の美味しイベントとなりました。 次回も鍋にご期待ください。
ときがわクリスマスコンサート 支援事業
  12月21日(日)
  場所 : ときがわ町 
 当NPOは「音楽のまちときがわ」をづくりを支援しています。 第4回の「ときがわ音楽フェステバルが、ときがわ町文化センター「アスピアたまがわ」で開催され、会員多数がヴァイオリンとピアノのクリスマスコンサートを楽しみました。 出演者は秋葉美果(ヴァイオリン)さん、吉岡裕子(ピアノ)さん。 二人の熱演にほぼ満席の会場はうっとり。 クリスマスの歌、日本の歌、ヴァイオリン・ピアノの名曲と幅広いジャンルの音楽をヴァイオリンとピアノの生演奏。 音楽のすばらしさに圧倒され、感動の一時となりました。 なお、次回コンサートは。3月15日(日)古澤真紀子スプリングコンサートです。 NPOは、今後も「音楽のまちときがわ」づくりを支援していきます。
餅つき大会で市民交流 今年の最終事業も盛会
  12月20日(土)
  場所 : ときがわ町 
 毎年恒例の餅つき大会が、ときがわ町大野NPOログハウス前で賑やかに開催。 人気のキビの餅、ノゴンボウの餅等を伝統の臼と杵でつき上げ、ダイコンおろし、きな粉、あんこ餅として食べる。 会場には鹿鍋も用意され、差し入れの漬物、各種飲み物と贅沢な餅つきイベントとなりました。 初めての参加者は、地域伝統のキビ餅、ノゴンボウ餅の美味さに感激の声、また熱々の鹿鍋も絶品の味と大好評でした。 参加者は改めて山里の食文化の一端に触れ、冬の本物の味を堪能しました。 また、豊かな水源の森づくり等について地域と参加都市市民の意見交換等が行われ、今後も都幾川源流域の環境の保全や伝統の文化を守り継承することが大切であることの認識を深めた一日でした。
山の伝統「炭焼き」準備作業
  12月13日(土) ・14日(日)
  場所 : ときがわ町 
 ときがわ町大野地域は、昔から伝統の土窯で炭を焼き、炭焼きは地域の産業の中心的役割を果たしてきました。 古老の話によれば、往時には大野地域の山々に30以上の炭窯から煙が上がる炭焼きの本場であったのこと。 NPOでは山里伝統の炭焼きを継承するため、土窯2基を復元し、年間を通して竹と木の炭作りを行っています。 この日の事業は、すでに竹林間伐で窯場に搬送した竹材を窯に入れるための竹割、節取り等窯に竹材を入れる直前の作業。 小さく束ねた竹材を土窯いっぱいに詰め込む窯入れ。 窯を閉じ焚口から点火。 点火後約1週間で窯出しとなります。 伝統の炭焼きの関心のある皆さんの参加を歓迎します。
わさび漬け作り
  12月6日(土)
  場所 : ときがわ町 
 ときがわ町大野地域で昔から栽培されてきたワサビ。 ワサビの生育は、年間を通して冷たいきれいな水が流れている環境が必要で、適地はごく限られています。 当NPOは地域で長年栽培してきた方からワサビ田を引き継いで管理し、プロジェクト(ときがわわさびの会)で「都幾川源流わさび」漬けを作り、町内の農産物完売所等で販売しています。 この日の作業は、ワサビ生育地の手入れとわさび漬け作り体験を予定していましたが、夏の大雨で道路が陥没して交通不能となり、一部の生育地の管理と次回事業「炭焼き」の準備、窯場の整備作業等を行いました。 なお、「都幾川源流わさび」は、無添加で自然のままの香・味が人気で、町内田中・玉川の販売所では品薄の状況です。 1〜4月まで販売する予定ですので 是非ご賞味ください。
山里の文化体験 パルシステム埼玉の皆さん
  12月2日(火)
  場所 : ときがわ町 
 ときがわの山々は紅葉が輝き、落ち葉が舞い上がり1年で最も美しい瞬間を迎えています。
 前日までの雨模様の天気は、青空と太陽いっぱい初冬の行楽日和。  「ときがわ里山で竹器を作り、芋煮を味わおう」と約20名の元気なメンバーが、当NPOの七重窯場に到着。 早速、芋煮の材料となるサトイモダイコンの調達、孟宗竹で竹の器作り、ピザ窯で焼き芋・もち焼き、芋煮等のグループに分かれて、賑やかに楽しく作業に取り組みました。 ピザ窯からは次々と焼き芋、餅が焼けて、美味しいの合唱。 薪の直火、大鍋の芋煮の味も絶品。 凛とした大気と紅葉の景観の中で、山里ならではの食を存分に楽しんでいただきました。 食事の後は、いろりを囲んでNPO柴崎理事長から、山里の暮らしやNPOの活動等についてのお話。 参加者の皆さんは短い時間でしたが、山里の豊かな自然と文化の一端を体感していただきました。
 当NPOは、多くの皆さんが山里の生活文化を体験し、理解を深めていただくよう、四季を通して様々な支援、協力を行っています。 山里の自然や暮らしに関心のある方はご連絡ください。
地域支援 竹切り事業
  11月29日(土)
  場所 : ときがわ町 
 里山の竹林は各地で広がり地域の自然環境を悪化させています。 ときがわ町の竹林も各所で増え、畑地や道路沿いまで広がって地域の環境保全の障害となっています。 当NPOは山間地域の自然環境を守るため、要請のあった家の竹林間伐整備に取り組んできました。 この日の作業は雪害対策のため、道路に被る孟宗竹を間伐しました。 間伐した竹材は小枝を払い短く詰めて、竹炭づくりの材料として活用します。この日伐採した竹材は七重窯場に搬送し、約2か月乾燥させて竹炭に生まれ変わります。 環境保全リサイクル(竹林間伐−竹材搬送−竹炭づくり−竹炭販売)を実践しています
そば打ち・コンニャクづくり
  11月22日(土)
  場所 : ときがわ町 
 山里の伝統食の代表がそばとコンニャク。 ときがわ町大野地域では、昔から日常食としてそばを打ち、冬の間各家庭はコンニャクを作って食べていました。 当NPOは地域の伝統の食を継承するため、ソバを栽培し、コンニャクを育て、それらを材料にしてこの事業を実施しました。 指導者には地域の3名のお母さんが当たり、参加者は二つのグループに分かれて、そば打ち、コンニャク作りに取り組みました。 その結果は見事な出来栄え、山盛り打ちたてのソバとゆず味噌で食すコンニャク。 参加者全員で山里の冬の味を存分に堪能しました。 帰りにはコンニャクお持ち帰りのお土産がありました。
収穫祭 絶好の秋晴れ 収穫の秋を楽しむ
  11月15日(土)
  場所 : ときがわ町 
 毎年恒例の収穫祭。 NPOが管理する畑からダイコン、ネギ、サトイモ等を収穫し、取り立ての野菜で「いも煮」を参加者は楽しみました。 また、バーベキューでは焼肉、ピザ窯では焼芋、各種飲み物も用意され、紅葉真っ盛りの景観も楽しみながら味覚の秋を存分に楽しむイベントとなりました。 この日は地元の行事があり、地域の方の参加はありませんでしたが県内外からの多くの参加者は、山里の秋の味覚と景観の素晴らしさを満喫しながら交流を深めていました。 なお、NPOが管理する畑地は、今年猪が被害が多く、サツマイモは全滅の被害を受けました。 今後、山里の畑を守るため猪対策を検討していきます。
石窯でピザ作り 雨天のため中止。
  11月9日(日)
  場所 : ときがわ町 
 この日予定されたピザ作りは悪天候のため中止しました。 ピザ作りの会場「七重窯場」は雨よけが十分でないために、雨天では実行無理と判断しました。 なお、参集し一部の会員たちは、ピザ窯の状況を調べるため火入れをして焼き芋等の
試し焼きを行いました。 ピザ窯の状態は上々で、大変おいしい焼き芋ができました。 今後もピザ窯を活用した事業を行っていきます。
都幾川源流の森 紅葉真っ盛り 「鹿鍋」が旨い
  11月8日(土)
  場所 : ときがわ町 
 標高6〜700メートルに位置する都幾川源流の森 作業地。 周辺の奥武蔵の山々は鮮やかな彩に包まれています。 この日の作業は新たに広葉樹の苗木を植栽するため、山の急斜面の雑木を切り倒し、蔓草を刈り払い整地する継続作業です。 やや肌寒い天候の下、作業に参加した会員は手分けをして雑木の切り倒し、小枝の処理や蔓草の刈り払いに汗を流して奮闘しました。 整備した土地に、3月頃に広葉樹の苗木の約300本程度を追加植栽する予定です。 そして、昼には恒例の「鹿鍋」を楽しみました。 熱々の鍋には、鹿肉と地元産のたくさんの野菜が煮込まれ、何とも言えない旨さに一同感動。 周りの山々は紅葉真っ盛りの景観の下でこれ以上ない贅沢な昼食となりました。 都幾川源流の森づくり事業は、1〜3月の間も継続して行い昼には毎回「猪鍋」または「鹿鍋」を準備する予定です。 絶品の「山のご馳走」を試したい方は是非ご参加ください。
「第9回木の国ときがわまつり」NPO特産品大好評
  11月1日(土) ・2日(日)
  場所 : ときがわ町 
 例年町内外から多数の参加者で賑わうときがわ町最大のイベント「ときがわまつり」に、今年も当NPOは参加し、様々な特産品の販売と情報発信活動を行いました。 1日は、雨天にも関わらず2日に出店するNPO特産品(コンニャクおでん・源流わさび・竹炭・ときがわ茶・蔓かご・木製品・竹かご等)作り、出店の準備作業等を行いました。 2日は天候も良く、会場となった「ときがわ町体育センター」付近は朝から多くの人出。 NPO特産品は次々に売れ、特に今年初めての「コンニャクおでん」は飛ぶような売れ筋。 ワサビやお茶も大好評で予定の品はほぼ売り切れとなりました。 また、竹や木を使った遊び用具も大好評で会場は終日多くの方で賑わいました。 この日会員20名程が参加して会場では多くの市民との交流も行われ、NPO活動が広く情報発信されました。
地域支援 山里の耕作放棄地を果樹園に
  10月25日(土)
  場所 : ときがわ町 
 高齢化が進むときがわ町大野地区。 かつては丹精込めて耕した山の畑は、現在その多くが耕作放棄され夏草に覆われています。 当NPOは、山里の自然環境を保全するため、この夏も要請を受けた畑地の草刈り作業に連日取り組んできました、また、こうした耕作が放棄された土地の活用を図るため、NPOは土地所有者の同意のもとに果樹の苗木を植え付ける活動を行っています。 既に4か所ほどの土地に、栗、柿、イチジク、桃、杏等を植えて山の果樹園つくりを目指しています。 この日は、昨年植え付けた苗木に目印の支柱を立てる作業と周辺の草刈り。 さらに新たに果樹の苗木の植え付け作業。 耕作の放棄され荒れた山の畑を豊かな果樹園として再生して山里の環境と景観を守る活動を行っています。
都幾川源流の森づくり 新たな植栽準備
  10月18日(土)
  場所 : ときがわ町 
 都幾川の源流域(ときがわ町大野地区)の標高約700メートルの山地に、約2ヘクタールの広葉樹の森づくり事業が進んでいます。 既に広葉樹7種の苗木約1,200本を植え付けました。 今回の作業はまだ残っている雑木や蔓草を切り払い、新たに苗木を植栽する山の整地作業です。 今年度中にさらに広葉樹の苗木2〜300本を植栽する計画で、そのための準備作業です。 この日参加した会員は雑木を切り倒し、蔓草を刈り払うきつい作業に取り組みました。 秋晴れの現場は空気は凛として眺望もよい天空の地。 会員は各自豊かな水源の森をイメージして作業に取り組み、都会ではけして体験できない心身ともに充実した一日となりました。
地域支援 名刹「慈光寺」の竹林間伐
  10月11日(土) ・12日(日)
  場所 : ときがわ町 
 国宝の有る寺「慈光寺」の竹林間伐を二日間行いました。 慈光寺の境内周辺には孟宗竹が群生しており、寺の作業では手が回らない状況です。 当NPOは従来から慈光寺境内の竹林間伐整備を行ってきましたが、地域内の多くから竹林の間伐要請が多く、久しぶりの慈光寺の竹林間伐整備です。 参集した会員は、竹伐り・搬出・枝葉の片づけ等の作業を手際よく行い、二日間で100本以上の孟宗竹を間伐、作業後の竹林は見事な景観を取り戻しました。 間伐した竹材は竹炭作りの材料とするため、3台の軽トラックで次々とNPO七重窯場に搬送しました。 この竹を2か月ほど乾燥して炭焼き窯で焼いて竹炭を作ります。 慈光寺のありがたい竹炭をご活用ください。
松本蘭ヴァイオリンコンサート 名演奏に感動
  10月5日(日)
  場所 : 川越市市民会館 大ホール
 当NPOは、会員に芸術文化鑑賞の機会と情報を提供しています。 今回の事業は、川越生まれのヴァイオリニスト松本蘭さんのコンサートを支援し、コンサートの受け付けや案内業務を行うとともに会員に鑑賞の機会を提供しました。 会場の川越市市民会館大ホールは、あいにくの台風の接近による雨にも関わらず、熱心なフアンが参集。 親しみやすい名曲の熱演に会場からは大きな拍手で応え、ヴァイオリンの楽器の音色の素晴らしさに改めて感動するコンサートでした。 NPO会員も多数が名演奏を楽しみました。
国指定史跡「菅谷館跡」 草刈り支援
  10月4日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 史跡を管理する県立嵐山歴史博物館の要請により、国指定史跡「菅谷館跡」の堀や土塁の草刈りを行いました。 菅谷館の堀や土塁は夏草が茂り、植栽された花木には蔓草が絡まって作業は大変な状況でした。 参加した草刈りベテランの会員は、草刈り払い機10台を使って背丈ほど伸びた草木を刈り払い、鎌を使って蔓草を次々に刈取り、本来の土塁や堀の景観を取り戻しました。 作業終了後、当博物館の職員からねぎらいと感謝の言葉があり、汗だくの会員は昼には各自の弁当を広げて会話を楽しみ、良い仕事をしたと満足感いっぱいの事業となりました。
都幾川源流の森づくり
  9月20日(土) ・27日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 都幾川の源流域に豊かな水源の森をつくる活動は順調に進んでいます。  この夏の猛暑、豪雨の中でも植栽した広葉樹の苗木は一段と根を張り、枝を伸ばしています。 鹿の食害も一部にとどまっています。 この日の作業は夏草の刈り払い。 参加した会員は慣れた手順で約2ヘクタールの傾斜地の蔓草等を刈り払い作業に汗を流しました。 また、新たにモミジの苗木約100本の植え付けを行いました。 この木が育つと紅葉の美しい森になります。 標高600メートル超えの天空の地の景観。 作業の後の沢水、弁当の味が格別、参加者の楽しい語らい等森づくりは楽しさ魅力いっぱいの事業です。 新たに参加していただけ方を募集しています。
都幾川源流わさび ワサビ畑の草取り整備活動
  9月13日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 「都幾川の源流わさび」として人気の高いわさび漬け。 この材料となるワサビをしっかり育てるためには、夏場の草取りが重要な作業です。 この日NPOが管理する2か所のワサビ田の草取り整備作業を行いました。 ワサビ田への道は先の大雨で道路が陥没して車が入れないアクシデントもありましたが、会員は長い山道を歩き、大雨でワサビ苗が一部流される等の被害もありましたが、草取り整備を熱心に行いました。 ワサビの生育はほぼ順調で今年も美味しいわさび漬けができる見込みです。 販売は11月を目標にしています。 ときがわ町大野地域の先人が大切に育て活用してきた山里伝統の味を継承発展させる活動に会員は張り切って取り組んでいます。
第3回ときがわ音楽フェステバル 慈光寺開催を支援
  9月7日(日)
  場所 : ときがわ町 大野
 国宝のある寺「慈光寺」で笛と太鼓のコンサート「和の響きin慈光寺」が開催されました。 心配された雨もあがった観音堂境内は、木々に囲まれ幽玄の舞台。 笛(大野利可さん)、太鼓(重草由美子さん)の演奏が披露されると約200名観客は名演奏と歴史の舞台のロケーションに引き込まれていきました。 時折虫の声や風の音も聞こえる静寂と笛、和太鼓の響き、坂東札所9番の観音堂の舞台は、来場した皆さんに大きな感動を与えるコンサートとなりました。 当NPOは、「音楽のまちときがわ」づく提唱し実行委員会の活動を支援していますが、この日も駐車場、会場整備等に会員が協力支援し、また多くの会員が慈光寺のコンサートを楽しみました。
山間地の環境を守る 草刈り支援プロジェクトが活躍
  9月6日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 当NPOの草刈り支援プロジェクトチィームが活躍しています。  この日の作業も地域の高齢者等3家庭から依頼を受けて、雑草の生い茂る遊休農地などの草刈りを行いました。 残暑の厳しい中で、草刈り払い機12台をフルに使っての草刈り。 慣れた手順で草刈り払い機を自在に使っての作業はまさにプロの腕前揃い。 身の丈程に伸びた雑草地を次々に刈り払い整備していきました。 こうした夏の草刈りは、山間地の環境を守るためには必要な作業ですが、個人の管理地には行政等の支援は全くなく、このまま放置すれば、先祖伝来の土地は荒れて過疎化の進む山間地の環境悪化につながります。 山間地の豊かな水源環境をを守る活動に、河川の恩恵を受ける都市市民の皆さんの参加をお願いします。 当NPOは、年間を通して山里の環境保全活動に取り組んでいます。
山里の環境を守る  草刈り活動
  8月30日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 今年の夏は、猛暑から豪雨と大きく変わる天気。 夏草は例年にも増して生い茂り、草刈り対策が地域の大きな課題になっています。 NPOでは地域の方の要請等に応え、毎年夏場の草刈り支援をメインの事業として行っています。 草刈り払い機10台以上をそろえて、会員が一斉に草刈りを行う活動は地域の皆さんから感謝されています。 この日は、NPOが管理する遊休農地を活用した果樹園等の草刈り等。 残暑の厳しい中の作業は汗まみれの大変な作業。 しかし、時折さわやかな初秋を感じさせる風、地域の方からの差し入れの漬物や煮物をいただき、会員は元気いっぱいに草刈り機を使って活動しました。
秋野菜の種まきと山菜畑の草刈り
  8月23日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 ときがわ町の山間地は、高齢化などで耕作されずに放置された遊休農地がたくさんあります。 当NPOは、遊休農地を活用して、農薬を一切使用しない野菜や雑穀作りを行っています。 この日はNPOが管理している畑に、ダイコン、玉ねぎ、ニンニクなどを植え付けました。 また、山菜(タラの木)畑の下草刈りに汗を流しました。 まだまだ残暑の厳しい中、作業する会員は汗だくで奮闘し夏草の茂った畑は、昔ながらの姿を現し山の畑の景観を取り戻しました。
大野神社ささら獅子舞  「軍師 あ官兵衛」大喝采
  8月17日(日)
  場所 : ときがわ町 大野
 当NPOは、地域伝統の祭りを継承するため、様々な支援活動を行っています。 大野地域の夏のイベント「大野神社ささら獅子舞」には、毎年祭りを盛り上げる「道化」として参加しています。 今回は、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」を念頭に「軍師 大野あ官兵衛」。 *大野は地域の地名 「大野あ官兵衛」を先頭に「足軽おねねちゃん」「足軽信長ちゃん」「足軽秀吉ちゃん」等7名の足軽。 それぞれの顔をひげや紅で化粧して鎧姿も凛々しく? 境内に登場すると観客から大きな拍手。 「毎年NPOの仮装が楽しみ」「今年もよくできた」と声がかかり、8名の仮装メンバーはすっかり役になりきりました。 今年も、夏の伝統の獅子舞を盛り上げ、地域の多くの皆さんから感謝の言葉をいただきました。
「ときがわ山の学校」 谷川に子ども達の歓声
  8月 5・6・7・8日
  場所 : ときがわ町 大野
 豊かな自然が残るときがわ町大野地区。 今年も鶴ヶ島市学童保育等の子ども達約40名が「ときがわ山の学校」に参加しました。 宿泊場所は「旧都幾川村大椚第一小学校」。 開村式が終わるやすぐに谷川の川遊びに一目散。 35度以上の晴天下で谷川の清流は子ども達の別天地。 水しぶきを上げ、大きな歓声を上げていました。 2日目からは、川遊び、沢登り、カヌー、流しそうめん、キャンプファイヤーや山登り等の楽しい山の生活を3泊4日で体験しました。 当NPOは、子ども達の体験活動が安全に楽しく行えるよう各活動をサポートしました。 特に、流しそうめんやキャンプファイヤーのセット作りは上々の出来で、子ども達は大いに喜んでいました。 なお、9・10日に予定していた「埼玉労働福祉協議会親子キャンプ(延べ250名)は、台風の影響で中止となりました。
第1回都幾川源流再生委員会 開催
  7月27日(日)
  場所 : ときがわ町大野地域生活改善センター
 都幾川源流から清流を再生 専門委員会初の会合
 第1回都幾川源流再生委員会が、同日午後、ときがわ町大野地域生活改善センターで開催されました。 この委員会は、今年度埼玉県の補助事業として、川を丸ごと再生するために源流域の取り組みについて協議するための専門委員会として地域と有識者で構成して設置されたものです。 第1回会議では、源流域の清流を再生するための方策や流域圏市民交流、源流の森づくり、ときがわ山の学校などについて協議し、委員やNPO会員からもいろいろな意見が出されました。  特に、竹炭を使っての水質浄化等具体的な提言もあり、今後試行的に取り組んでいくことになりました。
谷川の清掃と流域圏市民交流
  7月27日(日)
  場所 : ときがわ町 大野
 都幾川の源流域は、今も清流が岩をかむ谷川の景観が守られています。 当NPOは、毎年この清流と景観を守るため河川の清掃、整備活動を行っています。 今年は先の豪雨などで川に倒木やごみが有り、参加者は都幾川源流(大野地区)の谷川に入って河川の清掃、整備活動に取り組みました。 約1キロの谷川を対象に、チィエンソーやノコギリ、ナタ等も使って活動し、ごみも集めて源流域の青洲と景観を取り戻しました。 また、河川の清掃後は参加者全員での交流会。 焼きそば、バーベキュー、スイカ等を楽しみながら地域と中下流域の市民交流が盛会に行われました。 その後一転にわかの早い雷雨に襲われて全員がびっしょり濡れるアクシデントも楽しい思い出となりました。
地域支援 草刈り活動
  7月19日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 雨模様の天候、地域から要請の多い草刈り支援活動を行いました。 この時期、夏草が勢いよく生い茂り、山間地域では草刈りが大切な日常活動です。 山里の豊かな自然環境は、地域の守り手がいればこその景観ですが、高齢化の進む地域では昔のように地域の住民だけで、山間地域の環境を守ることは困難な状況です。当NPOは設立以来、山間地域の環境保全のために夏場の草刈り支援活動を行ってきました。この夏も多くの会員が草刈り払い機を活用して地域の草刈り支援活動を行って行きます。 また、畑プロジェクトのメンバーは畑の草取り等手入れを行いました。 今年はジャガイモ、玉ねぎ、ネギ、ニンニク等の出来がよく沢山?収穫できました。 地域で放置された遊休農地を活用して無農薬の野菜などを栽培しています。 地域貢献活動に参加していただく方を募集しています。 ともにいい汗をかきましょう。
都幾川源流の森づくり 炎天下で下草刈り
  7月12日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 ときがわ町の山間部は、いま夏草がどんどん伸びて草刈りが地域の大きな仕事となっています。この日の作業は「都幾川源流の森」の下草刈り作業。 植えた広葉樹の苗木も順調に育っていますが、その周りにはクズやフジつる等の雑草が生い茂っています。 真夏日の炎天下の草刈り作業は大変きつい仕事ですが、参加会員は汗いっぱいになりながら丁寧に苗木の周囲の雑草を刈り取って行きました。 木陰に入れば標高7百メートルの別天地、山の冷風を楽しみながらの弁当が格別。 この作業「きついけれど心身がすっきりする」活動です。 今後も豊かな都幾川水源の森をつくるため、下草刈事業を継続して行いますので、多くの皆さんのご参加をお願します。  また、この日は炭焼きプロジェクトのメンバーが、先に火入れした竹炭窯の窯出しを行いました。
都幾川源流の森づくり  下草刈り作業
  6月21日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 都幾川の源流域の約2haの放置林に、広葉樹の苗木1,500本を植えて、豊かな水源の森を育てようとする活動が着実に進んでいます。 この冬の大雪で植栽した約1,200本苗木の被害が心配されましたが、雪や鹿の被害も少なくしっかり根を張って育っています。 この日、会員は若木を守る大切な夏場の作業「下草刈りに汗を流しました。 夏場の下草刈りは、山仕事の定番ですが大変きつい作業。 時折涼しい風に癒されながら、炎天下の作業に取り組みました。 これからの時期、約2haの広葉樹の若木を育てるため下草刈り作業を継続して行わなければなりません。 豊かな水源の森をつくる先導的な活動に多くの皆さんの参加をお願いします。
山の伝統「炭焼き」 七重窯場火入れ
  6月14日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 地域伝統の土窯を使い、竹炭作りは年間を通した事業です。 竹林を間伐整備→竹材を炭焼き→竹炭を作る 環境リサイクル活動はNPO活動として定着しています。 この時期は炭焼きシーズンではありませんが、冬季に竹林を間伐して準備した竹材を土窯に詰め込み、この日火入れを行いました。 猛暑の中の火入れとなりましたが、会員は慣れた手順で火入れを完了し、約1週間後に竹炭が出来ます。 竹炭はときがわ町農産物販売所「ふれあいの里たまがわ」で販売しています。 また、この日NPO管理地等の草刈りも行いました。
猛暑の中で地域支援活動
  6月1日(日)〜2日(月)
  場所 : ときがわ町 大野
 猛暑日の両日、NPO会員による茶畑の刈り払い、草刈り支援活動を行いました。 今年の新茶を採った茶畑は、茶株を刈り揃える作業がこの時期必要です。 山の茶畑は時折涼しい風もありますが、炎天下で、茶刈り払い機等を使った作業は大変な重労働です。 参加会員は猛暑の中、支援要請のあった4農家の茶畑をすべて刈り払い整備し、各家から大変感謝されました。 また、「ときがわ山の学校」拠点となる旧大椚第一小学校やNPO果樹園などの草刈り整備も行いました。 2日には、鶴ヶ島学童保育の子ども達約20名が学校を下見に訪れて、校舎内の清掃等も行い、8月のキャンプを楽しみにしていました。
「都幾川源流わさび」つくり
  5月31日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 人気の高い「都幾川源流わさび」。ワサビが育つこの時期、雑草もはびこり、ワサビ育成地の草取りは大切な作業です。 この日参加した会員は4ヶ所の育成地の草取り、周辺の草刈り払い整備や水路の管理、新たな苗の植え付け等を行いました。 ワサビの育成地はいづれも都幾川の源流で標高700m程の場所。 現地の往復も慣れないとなかなか難しい難コース。 会員は真夏日のような暑さにも負けずに予定の作業を完了。 参加者へのお土産は、木立の中、谷川の中を吹きぬける爽やかな緑の風、野鳥のなき声、そして今年最終の「わさび漬け」でした。
地域の草刈り支援
  5月24日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 夏日を思わせる天候が続き、雑草の伸びが早くて地域から草刈りの依頼が次々寄せられています。 この日、臨時の草刈り作業を企画して会員を募り、2か所の遊休農地の草刈り支援活動を行いました。 山間地域の草刈りは大変な作業、しかし集まったベテラン会員は、草刈り払い機を慣れた手順で使って雑草を次々刈り払い、山里の景観を取り戻して行きました。 人出の少ない山間地で10台を超える草刈り払い機が一斉に作業する風情は、「地域の環境を守る力強い味方として印象深いものがあります」と地域の方から感謝されました。 草刈りの作業中,雉(キジ)の卵が見つかりました。  地域には雉が生息し、時折鳴き声や姿を見せていますが、卵を見るのは初めてのこと。 卵から雛が元気に育つよう、慎重に周囲の草を残し大切に保存しました。
「ときがわ茶」作り 支援活動
  5月18日(日) 〜 20日(火)
  場所 : ときがわ町 大野
 新茶作りが始まりました。 ときがわ町特産品として知られている「ときがわ茶」の茶葉の刈りとりと搬送支援の活動を今年もNPOが行いました。 先の大雪のため茶畑は大きな被害を受け、茶葉の生育が心配されましたがまずまずの状況。 参加会員は、この3日間で5軒のお茶の刈りとり、製茶工場への搬送までの作業を手際よく行い、それぞれの家から大変感謝されました。 山の茶畑で摘み取った茶葉の搬送等の作業はかなりきつい作業。 でも休憩時間の農家の「おもてなし」が大きな楽しみ。 ワラビやタケノコの煮物等手づくりの料理を沢山いただき会話が盛り上がりました。 無農薬栽培の「ときがわ茶」が6月上旬には出来上がります。 NPOでは今年も会員に割引で有料頒布しますので、ぜひご利用ください。
畑プロジェクト 作業を開始
  5月17日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 高齢化の進む山間地域では、放置され耕作されない遊休農地が広がっています。 当NPOはときがわ町大野地域の遊休農地を活用して、無農薬野菜の栽培や果樹の植え付け等を継続して行っています。 この日の作業は、既に植え付けてあるジャガイモ、ネギ、ニンニクなどの草取りや畑地周辺の草刈り整備を行いました。 新緑の輝く山々に囲まれた山の畑の作業、この時期の作業は快適で、作業の合間にウグイスの声を楽しみながら、気持ち良い汗を流しました。 「弁当が一段とうまかった」参加会員の声でした。
花かご作り講習会
  5月11日(日)
  場所 : ときがわ町
 新規事業として、花かご「四海浪花籠」作り講習会を開催しました。 指導者は会員の齋藤一男さん。 参加者は少人数でしたが、教材は齋藤さんが事前に準備して、参加会員は熱心に花かご作りに取り組みました。 少人数のため、きめ細かい指導もあってそれぞれがオリジナルな作品を仕上げました。 花かご作りの後は、先に間伐整備した竹林の筍採りも行いました。 今、ときがわ町の竹林は筍のシーズンです。 当NPOは地域の竹林の間伐整備を行っていますが、整備した竹林からは沢山の筍が出て、土地の所有者から筍を掘るよう連絡をいただいています。
第10回定期総会、新たな飛躍のステップ
  5月10日(土)
  場所 : 大宮 県立歴史と民俗の博物館
 祈念すべき第10回の総会が、さいたま市大宮「県立歴史と民俗の博物館」で開催され、前年度の事業・会計報告の承認、新年度の事業計画、予算案が決まり、新たな飛躍に向けてステップが踏み出され ました。 新年度は、設立10周年を記念する事業や蜂蜜作り等の新規事業があり、今後プロジェクトチームを設置して取り組みます。 当NPOは、埼玉県NPO大賞・さいたま環境賞・埼玉県緑化功労者等の受賞等の事績を踏まえ、認定・埼玉県指定NPO法人として今年度も先導的な活動を展開していきます。  本年度もどうぞよろしくお願いします。
絶好のハイキングの季節
  5月 5日(月)
  場所 : ときがわ町
 総勢25 名が七重窯に集合し、一等三角点の有る山、堂平山を目指しました。 今回は、家族連れで子供さんも参加しにぎやかで楽しいハイキングでした。 七重窯場より相乗りで七重の山桜を見て分岐点まで行き、約20分車道を歩き、急な山道(旧道)を草木の観察やワラビ&タラノ芽を取りながら約40分で(笠山と堂平山の鞍部)七重峠に、(15分休憩)新緑のカラマツや広葉樹林の急な山道を観察しながら「ゆっくり」堂平山まで約40分で山頂に到着、(少し肌寒い風が心地良い、丸山・大霧山・狩場坂峠までは視界が有ったが残念ながら奥秩父連山や浅間山等は見えない。)昼食を取り、蜂蜜入りのコーヒ―を楽しみ、記念写真を取り、東側のハイキングコースを下山、約40分で車道に、車の置いて有る分岐点まで約20分、全員の到着を確認し、整理体操で体を癒して解散しました。 約3時間の楽しいハイキングでした。
川越フリマ 出店で賑わい
  5月 3日(土)
  場所 : 川越大正浪漫夢通り
 恒例の川越大正ロマン通りのフリーマーケットに今年度も出店しました。 汗ばむ程の晴天の下、準備した「山里からの贈り物」を並べて主に女性会員が販売とPR活動に取り組みました。 今年の販売品は、わらび、わさび漬け、竹・木炭、竹酢液、燻製竹、藤つるかご等の山の特産品。 わらびは開店早々完売の人気。 馴染みの客も集まって例年通りの売れ行き上々。 研究所のパンフを配ったり品物を説明したり、売り子の会員はお客さんとの交流を楽しみました。 その後の打ち上げは例年どおり大いに盛り上がり、参加した会員は川越を終日楽しんでいました。 皆さんお疲れ様でした。
山菜を食べる 山の恵みを満喫
  4月26日(土)
  場所 : ときがわ町
 ときがわの山里は山菜の時節です。 この時期、毎年人気の事業が「山菜を食べる」事業。 人気のわけは、ワラビやゼンマイ、ウド、タラの芽等を自分たちで採り、山菜天ぷらや和え物、山菜ピザにして存分に食べること。 この日も約70名の参加者が「ワラビ採り」、「ウド採り」、「山菜料理」の3グループに分かれて作業を開始。 絶好の日和の下で、栽培農家の協力により沢山のワラビやウドを収穫しました。 会場の七重窯場は、大きな釜で山菜おこわ、プル回転で山菜てんぷら、ピザ窯では次々とオリジナルの山菜ピザを焼き上げ、参加者は豪華な山菜料理に満腹、満足のイベントとなりました。 帰りには、今年も沢山のワラビとウドをお土産に持ち帰りました。
環境を守る地域支援活動
  4月19日(土)
  場所 : ときがわ町
 ときがわ町の山間地域は、穀雨(24節気の一つ今年4月20日)を迎え、草木が一斉に伸びて花から若葉の季節に移ります。 これから、夏場にかけて地域の草刈りが大きな仕事になります。 この日は、まず草刈り払い機の点検を行い、その後NPO管理地の草刈り払い作業を行いました。 また、七重窯場のウッドデッキの補修、フリーマーケット用のコースター作り、山菜(タラの芽)育成地の整備など参加会員は各自の作業に取り組んでいました。 これから草刈りボランティアの活動が始まります。 過疎化の進む山間地の環境保全に参加していただける方を募集します。
会員芸術鑑賞(津軽三味線とソプラノ)を楽しみました
  4月19日(土)
  場所 : 川越市市民会館 中ホール やまぶき会館
 はなわちえ・東城弥恵デュオコンサートが、川越市民会館で開催され、NPOはこのコンサートを後援して、会員の芸樹鑑賞の機会を提供しました。 参加した会員は和洋音楽のコラボに驚きとその素晴らしさをゆっくりと堪能しました。 当NPOは、ときがわ町においても「ときがわ音楽フェステバル」の開催に全面的に支援協力し、「音楽の町ときがわ」を目指して地域の音楽文化の向上に貢献しています。 今後も会員の芸樹鑑賞の機会を提供して行きます。
「大野神社送神祭」参加支援
  4月13日(日)
  場所 : ときがわ町
 春を呼ぶ祭りとして知られるときがわ町大野地域の伝統の祭り。 今年も当NPOは30本の小旗を作り奉納し、祭りの行列に会員多数が参加して祭りを盛り上げました。 埼玉県の指定文化財として伝統と意義のある祭りも、地域の過疎化、高齢化に伴い小旗を奉納する家の減少等その存続があやぶまれる状況になっていました。 NPOは、地域の大切な祭りを存続継承していただくために、毎年参加支援しています。 この日、大野地区は桜、モモ、つつじ、山吹や水仙等の花々が咲き揃い、花の桃源郷の装い。 約70本の旗の行列が、笛や太鼓と「オオクルワ、オオクルワ」のかけ声とともに地域の旧道を進みました。 沢山のカメラマンとNHKテレビの取材、首都圏ニュースで放映されました。 参加会員は、祭りの会食と山里の春を満喫し元気いっぱいの1日となりました。
源流の森づくり、地域支援活動
  4月5日(土)
  場所 : ときがわ町
 新年度最初の事業は、都幾川源流の森づくり。 この日の午前中は、地域の竹林農家から筍の出る前に間伐した竹材の搬出整備を依頼され、参加会員は、竹林の整備事業に取り組みました。 また、茶畑の刈り揃え作業もあわせて行い、午後から源流の森に向かいました。 大雪のため冬の間は山に入れない状況でしたが、大雪にも負けずに植栽した広葉樹の苗木は順調に育っています。 間もなく「タラの芽」「わらび」等の山菜も育ち、源流の森は雪山から一挙に緑の山に移ります。 約2ヘクタールの都幾川源流の森は、今年度もさらに広葉樹の苗木を植え、育て、ウッドデッキ等森に親しむ施設を整備していきます。 また、この日畑プロジェクト会員は、ネギ苗の植え付け等の畑作業を行いました。
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