2012年度事業報告
石窯でピザづくり
  3月24日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 毎回人気の事業で、今回も美味しい焼き立てのピザを参加者は存分に楽しみました。 天候は曇り空、少し肌寒い中でピザ窯は真っ赤な炭火で温められ準備完了。 窯場の近くで採れた「ふきのとう」「わらび(石井さん提供)」等を材料に次々に石窯ピザを焼き上げました。 ピザ生地にマヨネーズをしき。「ふきのとう」「わらび」とチーズをのせた「山菜ピザ」は、香りが高く、全員が「美味しい」という一品。 今回一番の人気のピザとなりました。 また、会場のときがわ町七重窯場は、杏の花が満開で美しい花に参加者は感動。この地域を「杏の里にしては」などの声が上がっていました。
茶畑整備(地域支援活動)
  3月23日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 「ときがわ茶」づくりの作業の一環で、古い茶葉を刈り払う作業を行いました。 この作業は5月に茶の新芽を出すための準備で、大切な茶畑整備活動です。この日、要請のあった3軒の家の茶畑で、参加会員は手慣れた手順で、茶葉の茶刈り払い機等を使って古い茶葉を刈り払う作業を行いました。 茶畑は見違えるような緑の茶畑に変貌し、山の畑の見事な景観がよみがえりました。 今年も、無農薬の美味しい「ときがわ茶」が出来るよう、これからの作業に取り組んで行きます。 5月末には新茶「ときがわ茶」が出来ますのでご期待ください。
第14回さいたま環境賞 受賞
  3月22日(金)
  場所 : 埼玉県知事公館
 環境保全に関して他の模範となる優れた取り組みを表彰する「さいたま環境賞(県民部門)」に当NPOが今年度選ばれました。 この日、埼玉県知事公館(さいたま市浦和)で表彰式があり、柴崎理事長等3名が出席して、上田知事から表彰状、テレビ埼玉社長から副賞をいただきました。 表彰式には、同じく表彰を受ける県民部門6団体、事業者部門2団体等が参列して上田知事からお祝いの言葉、選考委員会から選考経過等の話があり、受賞後は知事、テレビ埼玉社長と和やかに記念写真を撮りました。 この受賞は会員の皆さんのご尽力によるもので、受賞を契機に今後も山里の環境保全活動に取り組んで行きましょう。
地域支援(ウド畑の手入れ)
  3月17日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 ときがわ町大野地域の家から、ウド畑の手入れ作業の依頼が入りました。
 この時機、よいウドを育てるためには、ウドの芽が出る前に土寄せが必要になります。 この日の作業は、枯れ枝の刈り払いとウドの芽に土を寄せる作業。 少し汗ばむ様な気候の中で、予定の事業は全て完了しました。 4月下旬の事業(山菜を食べる)は、この畑で収穫する新鮮なウドを、美味しく料理して食べる予定です。
茶畑整備
  3月16日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 陽射しは春、茶畑の手入れが始まりました。  ときがわ町の大野地域の山地、標高4〜8百メートルの山畑で栽培される茶は、味の良い「ときがわ茶」として広く知られ、また、農薬や除草剤を一切使用しない健康のお茶としても人気があります。  この日の作業は、茶畑に有機肥料をまく仕事で、プロジェクト会員が参集して3カ所の茶畑に丁寧に肥料をまきました。  次の作業は茶葉を刈り揃える作業で今月末に行います。 このように、多くの手間をかけて「ときがわ茶」が育ちます。 5月末には、新茶ができますので、どうぞご期待ください。
都幾川源流の森づくり 整備が進む
  3月9日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 都幾川源流の森づくりが着々と進んでいます。この日の作業は大東文化大学との協働作業日、学生とNPO会員が協力して、コナラ、クヌギ150本の植え付け、ログデッキ作り等に取り組みました。
 この時期、都幾川の源流域は花粉の発生地域、この上ない晴天でも花粉症の方にはきつい一日でしたが、そんな中で参加者は作業を予定どおり行いました。昼には恒例の「鹿鍋」を楽しみ、作業にも満足して事業が終了しました。
 また、この日定例の役員会を現地で開催し、4〜6月の事業計画を決定しました。
春野菜の植え付けと果樹園の手入れ
  3月2日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 当NPOは、山里の畑で農薬等を一切使用しない野菜等を栽培していますが、この日は「ジャガイモ」の種の植え付け。 味は良いと評判の山のジャガイモが沢山収穫できるよう参加会員は作業に取り組みました。 また、遊休農地に果樹を植える活動を行っていますが、この日も柿等の苗木7本を新たに植え付けました。 今後も地域の遊休農地に果樹を植える活動を行って行きます。
「源流わさび」「炭焼き」 今、旬の活動です。
  2月23日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 この日の活動は、わさびプロジェクトによるわさび田の整備活動。 わさび作りは今が旬で、NPOが作る「都幾川源流わさび」は、ときがわ町の「都幾川・玉川野産物販売所」で人気の特産品となっています。 都幾川の源流域ワサビを育て、地域の特産品化を目指す活動に取り組んでいます。 冬の旬の活動の一つは「炭焼き」です。 NPOの炭焼き場(ときがわ町大野七重地区)には2基の伝統の土窯があります。 通常は竹材を材料に「竹炭」作りを行っていますが、今回は。 材料にカシの木を使っての本格的な木炭作り。 約1週間で見事な木炭が出来ました。 この木炭は玉川農産物販売所で販売しています。
山の伝統食「かて飯とひもかわ」を食べる
  2月10日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 ときがわ町の山間部の伝統食「ひもかわ」と「かて飯」の講習会を行いました。
 コメの採れないこの地では夜食に「ひもかわ」、ハレの日などには「かて飯」を昔から多くの家庭で作りました。 山の畑で採れた野菜を使い、肉の代わりに油揚げやちくわを使って米が少ない土地ならではの伝統の食事です。  参加者は、地元の主婦会員2名の指導で、小麦粉をこね、各野菜を切り刻み、火を焚いて釜で米を炊く等の準備作業に取り組みました。 約1時間半後、食事会場には大鍋一杯の「ひもかわ」と大きなハチに「かて飯」が完成。 早速の試食会、その出来栄えに一同感激。 現代に通じる健康食で味は「うまい」の一言。
 食事の間、地域の会員を交えて食談義に大きな花が咲きました。
都幾川源流の森づくり 雪山の中で作業
  2月9日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 源流の森づくりが、急ピッチで進んでいます。 この日の作業は間伐材を使って「ウッドデッキ」の設置。 すでに伐採してある丸太を使って土台の組み立てと天井に乗せる木材の切り出し、搬出作業を行いました。 日当たりの良い所を除いて一面の雪、快晴で陽射しは温かくても風は冷たく作業の汗もたちまち冷たくなる厳寒の山作業ですが、参加会員はそれぞれ得意の分野の作業を元気に行いました。 昼には恒例の「鹿鍋」でその温かさと旨さが体にしみるような感激でした。 なお、参加者は早期に念願の「ウッドデッキ」を完成し、そこからの景観を楽しみたいと張り切っています。
都幾川源流の森づくり ログデッキ設置始まる
  2月2日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 標高7〜800メートルの現地。 日陰には雪が残る雪の山道を登ってこの日の作業を行いました。 拠点施設のログデッキを設置する作業と3月に苗木の植栽を予定している山地の雑木の片づけ整備を行いました。 この時期には珍しく温かい日差しの中、NPOの会員は汗をかきながらの作業。 昼には恒例の「鹿鍋」、冬の山の仕事を存分に楽しんだ1日となりました。 「都幾川源流の森」は約2ヘクタールの山地、既に雑木の刈り払い整備は約7割方が終わりこの3月には300本の広葉樹の苗木を植え、全体で1,100本が植栽されます。 ウッドデッキの設置等関連施設も順次整備され、NPOと大学、地域が協働でつくる夢の事業は着々と進んでいます。
「都幾川源流わさび」 天然、手作りの味で人気上昇
  1月31日(木)
  場所 : ときがわ町大野
 都幾川の源流域のわさび田で育てる「わさび」は、今絶好の収穫時期を迎えています。
 厳寒の中でわさび本来の辛みが増しています。 NPOのわさびプロジェクトは「都幾川源流わさび」愛好者の期待に応え、雪の山道を登ってワサビを採取し、谷川の冷たい水でわさびの根を洗い、町の農産物加工室で地元の酒造会社の酒粕を使ってわさび漬けを作ります。
 出来上がった天然手作りの「ワサビ漬け」は、ワサビ本来の辛み、旨さが凝縮しています。
 「都幾川源流わさび」は、今ときがわ町の特産品として人気が広ままり、都幾川農協「田中農産物販売所」とNPO玉川「ふれあいの里」で販売しています。
地域支援活動 雪害に備えて竹・草刈り整備
  1月26日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 ときがわ町の山間部は日陰に雪が残っています。 先の降雪では道路沿いの竹や雑木が交通の妨げにもなっています。 この日の作業は、お年寄りの家から依頼のあった道路沿いの竹林の間伐、雑木の刈り払い活動を行いました。 伐採した竹材は窯場に搬送し、竹炭作りの材料となります。 会員約20名は手慣れた連携作業で、竹の切り出しから搬送、切り詰め窯焼きの準備作業などを手分けして行い、昼には恒例「鹿鍋」や鹿肉の炭火焼きを楽しみました。 厳冬のときがわは、この時期にしか味わえない沢山の魅力が待っています。
地域支援 広がる竹林の間伐
  1月19日(土)
  場所 : 比企郡鳩山町
 近年、NPOの冬のメーン事業となっているのが「地域の竹林間伐」。 ときがわ町内外から竹林の間伐要請が数多くあります。 今回の活動現場は、ときがわ町に隣接する鳩山町内の竹林。 生い茂る竹は足の踏む入れも拒むほど密集している平地林。 NPO会員は次々に大きな孟宗竹を切り倒し、枝を払い、切り詰める作業を行いました。 午前、午後の約5時間の作業で切り出した約80本の孟宗竹を軽トラック4台でNPO窯場に搬送しました。 人手が入らずに放置されていた竹林に陽射しが入り、見違えるような景観が蘇りました。 春にはタケノコも沢山出るのだろうと期待しています。
新春会員交流会  盛会に開催
  1月13日(日)
  場所 : さいたま市大宮
 恒例の新春の集いが、さいたま市大宮の「鮨乃家」で開催されました。
 午後6時から始まった宴には新たに仲間入りした2名を加えて総勢34名が参加。
 今年は女性会員も多く宴は終始和やかで華やいだ雰囲気に包まれ、各自今年のNPO活動への思いや提言、個人の夢等が語られました。
 旨い酒と鮨の料理も一層会場を盛り上げ、全員が今年のさらなる健闘を確認してお開きとなりました。
地域支援事業「竹林の間伐」
  1月12日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 山間地の竹林は、人手不足の中で道路や畑地にまで広がり大きな環境問題となっています。 地域の多くの皆さんから竹林間伐の要請があり、当NPOは今年も竹林の間伐整備活動を継続して行って山間地の環境保全に努めて行きます。 今年第1回目の竹林間伐作業に、25名の会員が参集。 手慣れた作業手順で次々に竹を切り倒し、枝を払い、切り詰め、搬送等の作業を行いました。 うっそうとした竹林はすっきりして見事な景観を取戻しました。 この竹材は、すべて窯場に搬送して「竹炭」作りの材料として利用します。 今後も竹林間伐〜竹炭作りの環境リサイクルで、地域の環境を守っていきます。 なお、伝統の土窯で焼いた「竹炭」は好評販売中です。
ニューイヤーガラコンサートin川越  華麗なコンサートで新春をスタート
  1月6日(日)
  場所 : 川越市市民会館 大ホール
 新春を祝うコンサートが川越市民会館で開催され、NPO会員や家族等多数の皆さんが華やかな新春の歌の競演を楽しみました。 この事業は東上線沿線にお住いの声楽家、オペラ歌手が一堂に会して出演するコンサートで当NPOも後援支援しました。 会場は、ほぼ満員の大盛況。 次々に熱唱する出演者に会場からは大きな拍手で盛り上がりました。 コンサート終了後は出演者が揃ってホールに出て来場者と交歓。 新春コンサートは、新しい年の素晴らしいスタートとなりました。
餅つき大会 「キビ餅」「ノボンゴウ餅」その味絶品
  12月22日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 毎年恒例のNPO餅つき大会、今年は小雪が心配される冷たい雨のときがわ町大野生活改善センターで開催しました。 悪天候にも関わらず多くの会員が集まり、伝統の臼と杵で「キビ餅」「ノゴンボウ餅」等を次々とつきあげ、早速「からみ餅」や醤油、黄粉、アンコでくるんで食べました。 外では温かい「鹿鍋」も用意されて、寒さを忘れる美味しいイベントが盛り上がりました。
 NPOでは、山間地に伝承されたキビやノゴンボウ等を栽培してこの餅つき大会で賞味する活動を継続して行っています。 参加者の「本当にうまい餅」との大好評も踏まえ、今後も伝統の食文化を守るためキビやノゴンボウの栽培と伝統の餅つき行事を行っていきます。
 特に「ノゴンボウの餅」その味絶品。来年度もご期待ください。
わさび作り
  12月15日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 ときがわ町大野地域では昔から「わさび」が一部農家で栽培されてきました。 NPOではこの伝統の「わさび」を、山里の特産品「都幾川源流わさび」にする活動に取り組んでいます。 この日、わさびの収穫時機を迎えて「わさび田」3カ所の整備、わさびの収穫、わさび苗の植え付け、わさび漬け作りの一連の作業を行いました。 今年初めてのわさび漬け作業は、ワサビのツーンと来る香りが作業調理場一杯に広がり、今年も良いわさび漬けが出来そうです。 年内には都幾川・玉川の農産物販売所等で「都幾川源流わさび」を販売する予定です。 どうぞ、添加物のない手作りわさび漬けをご賞味ください。
都幾川源流の森づくり 大学とNPO 協働事業
  12月2日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 「都幾川の源流域に約2fの広葉樹の森をつくろう」と大東文化大学と当NPOで協働して事業を進めています。
 この日、本格的な冬の到来を告げる寒さの中、学生とNPO会員約50名が参加して雑木や雑草の刈り払い整備作業を行いました。
 すでに約800本のブナ、ナラ、クヌギ、山ザクラ、トチ、エゴノ木等7種の苗木を植え付けてありますが、さらに300本程度の苗木を植え付けるための整地作業です。
 また、大きな桧と杉の木の伐採イベントも行われ学生から大拍手。
 昼には恒例の鹿鍋が用意され、温かさと旨さに一同感激、笑顔がいっぱいに広がりました。
 今後も定期的に水源の豊かな森づくり作業を行いますので、関心のある皆さん是非ご参加ください。
 はじめての方の参加も歓迎します。
手打ちそば打ち
  12月1日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 山間地の特産品の代表の一つがソバ。ときがわ町の大野地域でも山の畑にはソバ栽培が盛んに行われてきました。しかし現在、ソバを栽培する家は数軒に限れれています。NPOでは遊休農地を活用してソバ栽培と地域伝統のソバ打ち講習会を毎年実施しています。今回は、地域の新ソバを使って、「おいしい28蕎麦」の打ち方を学び、賞味しました。毎回地域伝統のそばうちは五五ですが、今回は二八蕎麦を体験しました。指導者は会員の狩野さんと萩元さん。二八蕎麦作りは、大変難しいのですが、参加者は悪線苦闘しながら見事な出来のソバ作り。早速ゆであげて参加者は新そばを存分に賞味しました。山里の美味さに参加者一同感激した事業となりました。
収穫祭で地域交流
  11月24日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 収穫の秋、NP0の管理地で畑プロジェクトのメンバーが育てたサトイモ・ダイコン・さつま芋等を収穫し、毎年恒例の「収穫祭」がときがわ町大野NPOログハス前で賑やかに開催されました。 この日、ときがわの山里は秋の陽射しが温かく絶好の行楽日。 会場は「いも煮」、バーベキュー、鹿肉の焼き串や地域差し入れの漬物等が並び、NPO会員、地域の方々、大東文化大学生も参加して収穫の宴は大いに盛り上がりました。 周囲の山々が一斉に紅葉している景観の下ではどの料理も最高の味、ビールやお酒もふるまわれて参加者の交流が大いに進みました。 ときがわ町地域の皆さん、いつもお世話になりありがとうございます。
 同日収穫祭終了後、NPO役員会等が開催され「都幾川源流の森づくり」や「地域支援活動」等について熱心な 協議を行いました。 また、1〜3月の事業についても意見交換し事業の方向性を決め、日程については事務局から会員に出来るだけ早く知らせることとしました。
伝統の土窯で炭焼き
  11月17日(土) ・18日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 ときがわ町大野地域は、江戸時代より炭焼きのメッカで、当時炭を幕府に献上した記録もあります。
 NPOでは、地域伝統の炭焼き窯を2基再生して、地域の竹林を間伐整備し、その竹材を材料にして竹炭作りを行っています。 この日、今年の秋初めての竹材の窯入れ、火入れ等を行いました。 窯に火が入り煙突から煙が勢いよく出ると、参加会員約15名から歓声が上がりました。 約1週間で竹炭ができます。
地域支援 草刈り支援
  11月17日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 過疎化、高齢化が進むときがわ町大野地域では、丹精込めて耕してきた畑地が放置されて猪等の獣のすみかに代わっていきます。 NP0では地域の要請に応え、こうした荒れ地の草刈り整備を行い、畑地の再生に向けて奮闘しています。 今回は十数年置された荒れ地の雑草や竹林刈り払い整備を行い、環境保全に取り組みました。 この土地には栗、イチジク、ビワ、プルーン等を植栽し果樹園の里として地域を再生して行く予定です。
地域支援 草刈りと果樹園の手入れ
  11月10日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 抜けるような青空、都幾川の山々はすっかり色づき、澄み切った秋の空気。 山里の最も素晴らしい時節を迎えています。 この日の作業は、
  ・「竹の谷果樹園」に、柿・栗・イチジク・ビワの苗木15本の植え付けと刈り払い整備
  ・竹林の間伐刈り払い整備
  ・畑の手入れ(玉ねぎ苗の植え付け、草取り等)
  ・炭窯の炭出し。
 参加会員はそれぞれ分散して、各作業に取り組み、昼は「大なべのいも煮」を全員で楽しみました。 秋の恵みを堪能し、心地良い疲れと満足感一杯の1日となりました。
第7回木の国ときがわまつり 特産品で出店
  11月4日(日)
  場所 : ときがわ町体育センター
 ときがわ町の秋の一大イベント「ときがわまつり」に当NPOが初参加しました。 絶好の秋晴れ、ときがわ町体育センターの会場にはたくさんのテントが張られ、当NPOのテントには表示パネルやNPOの地域特産品である「ときがわ茶」「竹炭」「燻製竹」を並べ、木工体験用の「桧のコースター」「孟宗青竹」「竹トンボ」が用意されました。 「ときがわ茶」の試飲コーナーや木工体験には人だかりができるほどの人気。 用意したNPOの特産品は閉店時間内全て完売しました。 NPOのパンフで活動紹介も行い、ときがわ町の町民の皆さんから温かい声援を受ける1日となりました。 なお、「ときがわまつり」には、前日3日に販売する特産品の準備等、当日は販売や広報活動に多くの会員等を参加しました。 皆さん本当にお疲れ様でした。
石窯でピザづくり うまい!
  10月27日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 NPOの手作りの石窯で焼くピザは、毎回参加者が「うまい!」を連発します。  各自自由に多くの食材をトッピングして、石窯に入れ、約3分でこんがりふんわりと焼きあがります。 焼きたての熱いピザはまさに絶品です。 参加者は次々に焼きあがるピザを競って食べ、満腹と満足感でいっぱいの笑顔となりました。 NPOでは、さらにうまいピザ「都幾川山菜ピザ」の商品化も目指して今後もうまいピザ作りを研究していきます。  ピザ焼きを体験したい方や団体は事務局まで。
「おかめササ」で籠作り講習会
  10月20日(土)
  場所 : ときがわ町大野 旧大椚第一小学校
 秋空がいっぱいに広がる晴天の下、ときがわ町旧大椚第一小学校のグランドで講習会が開催され、参加者は「おかめササ」の籠作りに挑戦しました。 前日にNPO役員が刈り取り用意した「おかめササ」を使って、講師の柴崎繁副理事長の指導で作業手順を順番に進めまましたが、これがなかなか難しく悪戦苦闘の連続。 しかし午後の終了時までには各自それぞれの形がほぼ出来上がりました。 伝統の技の習得は一朝一夕には困難ですが、地域に伝承する使い勝手が良く品格のある「おかめササ」の籠作りを今後も継続し継承していきたいと考えます。 なお、この講習会には鶴ヶ島市の「わかば大学塾」の皆さんが初参加しました。
竹林間伐事業
  10月13日(土) ・14日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 近年、孟宗竹が増えて各地域の環境破壊が危惧されています。 NPOでは地域の環境を守るため竹林の間伐整備を毎年行い、その竹材を活用して地域伝統の土窯で竹炭・竹酢液作りを行っています。 竹の伐採に適した時節となり、要請のある2軒の竹林の竹伐り活動を行いました。 先が見えないほど密集した竹林から次々に孟宗竹を切だし、見違えるような竹林景観を作りだし、切り出した竹材は軽トラックで窯場に搬送する活動を2日間行いました。 今後も継続して竹林間伐事業を行います。
都幾川源流の森づくり 「展望・休憩ログデッキ」設置作業
  10月6日(土) ・7日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 都幾川源流域(ときがわ町大野地区)に、約2ヘクタールの広葉樹の森づくりは着々と進んでいます。 今回の活動は、その中心エリアにログデッキ等展望と休憩のできる施設を作る作業です。 まず桧林を間伐して、材料となる木材を用意します。 樹齢約40年の桧・杉林の間伐作業を2日間行い、チィエンソーを使って次々に間伐した桧材30本を小切りし、皮をむく作業等を行いました。 桧・杉材の皮は屋根用の資材となるので、この桧・杉皮はピザハウスの屋根に活用します。 すでに、源流の森の中心エリアには、谷川からひいた清水が湧き、展望・休憩ログデッキの設置など着々と整備が進んでいます。
都幾川源流わさびづくり
  9月29日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 当NPOは、地域の特産品化を目指して「都幾川源流わさび」の栽培に取り組んでいます。 今回の作業は、わさび田の草取りと整備活動。 夏の間、わさび田は雑草が生い茂り、わさびの生育を妨げています。 また、台風などの大水でわさびの苗が流されたりするので、年間を通してわさび田の手入れ整備が必要です。 この日、会員は4ヶ所のわさびの生育地に分かれて、各作業を行いました。 いづれの場所も山深い谷川で、現場に行くのも大変。 雑草を相手に汗を流してのきつい作業。 わさびが大きく育つようにと願って、予定の作業を終了しました。
地域支援活動  猛暑の中、草刈り支援
  9月15日(土) ・16日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 例年では涼しくなる時節ですが、この日も猛暑日で山里も炎天下。 その暑さの中で会員が2日間連続して草刈り支援活動を行いました。 地域から要請のあった夏草の生い茂った放置畑や屋敷周りなど4カ所。 草刈り払い機10台を使って次々に草を刈り払い、すっかりきれいに整備された畑地等は以前の景観を取戻しました。 地元の方も作業を控える中でのNP0の活動、驚きと感謝の声とお茶などの差し入があり、参加した会員は怪我もなく、やり遂げた満足感の笑顔が汗で輝いていました。
大東文化大学生との交流
  9月9日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 NPOは、島田ゼミ合宿・ホームステイの事業に協力して、学生の送迎や民泊家庭の連絡調整などを行っています。 今回は昨日の作業後、地元の大野、椚平、西平の10軒のお宅に学生が宿泊して各家庭の味を楽しみ、家族の皆さんと話し合いやアンケート等で多彩なお付き合いが行われました。 この日は、学生たちはお世話になった家のお手伝い。地域の清掃活動への参加や草取り、清掃などそれぞれの家で午前中生活し、午後から建具会館でNPO役員を交えて報告会を行いました。 高齢者の多い田舎の家庭体験、経験豊かな方々との交流は、学生たちに大きなインパクトがあり、報告会ではすべての学生から感動と感謝の言葉が有りました。 お世話いただいた各家庭の皆さん、ありがとうございました。
都幾川源流の森づくり
  9月8日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 大東文化大学(島田ゼミ)と協働して進めている広葉樹の森づくり活動。
 すでに3年目の事業で、約2ヘクタールの荒れた放置林を刈り払い整備して、約800本7種の広葉樹の苗木が植え付けてあります。 今回の作業は苗木を守る下草刈り。 学生、NPO会員、今回初参加の「さいたまNPOみてあるきの会」会員など総勢約60名が参加して作業に取り組みました。 心配した鹿の食害も想定の範囲で、苗木は順調に育っています。今後さらに整備を進め残りの荒れ地に約500本の植栽を行う予定です。 また、今回桧林の間伐、伐採作業も行い、いよいよログデッキ等の施設整備も本格化します。 すでに給水施設や周遊階段等も一部整備されました。 谷川から直送される清水、冷やしたトマトときゅうりの旨さにに一同感激。 学生たちは作業終了後、地元の民家10軒に宿泊して地域と学生の交流が行われます。
秋野菜の種まき
  8月25日(土)
  場所 : ときがわ町大野
  NP0が管理する畑は、農薬を一切使用しないで有機で野菜などを栽培しています。
 農作業は年間をとおして作業が必要であり、畑プロジュクトチィームを中心に活動していますが、夏場の草取り等なかなか厳しい仕事もあります。地域では耕作しない遊休農地が増えており、無農薬栽培に関心のある皆さんの活動への参加を歓迎します。 今回、種をまいたダイコン等は12月の収穫祭やその他事業の昼の食材として活用されます。
山里の祭り「大野神社獅子舞」に 世界の国からこんにちわ
  8月19日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 ときがわ町大野地域の伝統の祭り「大野神社ささら獅子舞」。
この暑い日1日、勇壮な獅子舞が社殿で奉納され、地域のお年寄りなど多数の見物客が祭りを楽しみました。 毎年恒例のNPOの祭り支援活動(仮装による道化)は今年も大人気で祭りを大いに盛り上げました。 今回のテーマは「世界の国からこんにちわ」。 チリ、スペイン、アメリカ人5人も飛び入り参加、青年海外協力協会、県国際交流協会の職員、NPO会員も世界の国の民族衣装を着て総勢14名が社殿のパレードを行うと、多くの見物客が写真を撮り、また一緒にカメラに入り、社殿は国際色豊かな賑わいに包まれました。 パレードの終了後も祭りのクライマックス「しら刃の舞い}を見学し、その後会員(堀口副理事長)の自宅で関係者全員の懇親パーティ。 英語、スペイン語、日本語が入り乱れ、美味しい山の料理やお酒も楽しみながら楽しい懇談が夜遅くまで続きました。
 今後も山里文化を情報発信しつつ国際交流を進めて行きたいと考えます。
ときがわ山の学校 子ども、親子が自然体験
  8月 8 ・9 ・10 ・11日
  場所 : ときがわ町大野
 ときがわ町大野地域で都市から大勢の子どもや親子が「ときがわ山の学校」に参加し、豊かな自然の中で暑い夏を満喫しています。
 都心から60キロ圏に位置しながら手つかずの自然や山村景観が残る大野地域。 数年前に廃校になった大椚第一小学校をを拠点に、源流の沢登り、川遊び、山ハイクや流しそうめん、バーベキュー、キャンプファイヤー等夏のイベントを楽しんでいます。
 人気は谷川の清流での飛び込み、深い淵に次々に飛び込み大きな歓声を上げていました。 また、大きな孟宗竹を切り倒し子供たちと一緒に作った「ながしそうめん」は毎回大人気でした。
 NPOは、子どたちが安全に昔ながらの本物の自然体験ができるよう連日サポートし、子どもたちとの楽しい交流も行っています。
「ときがわ山の学校」開校 谷川に子どもたちの歓声
  8月4日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 今年も鶴ヶ島市内等の子ども達が、標高約4百メートルのときがわ町大野地域を訪れ、山の自然体験を行う「ときがわ山の学校」を開校しました。 第1日目のこの日、第1陣として約110名の親子が旧大椚第一小学校に到着。 早速、谷川の川遊びや源流探索を楽しみました。 谷川の滝壺に「ドボン、ドボン」と次々に飛び込み、清流の沢登りに子どもたちは大歓声。 毎年人気絶大の自然体験です。 昼には「そうめん流し」や冷たいスイカを楽しみ、宿泊する夜にはバーベキュー、花火大会、キャンプフャイヤーと親子ともに自然を満喫するカリキュラムです。 この日をスタートに8月11日まで、多くの子ども達がときがわ町の豊かな自然の中で生活します。 当NPOは「ときがわ山の学校」を通して子ども達の自然体験活動をサポートし、心身ともに元気な子供たちの育成に貢献しています。
極暑の中、草刈り支援
  7月29日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 この暑さの中で、NPOの会員が草刈り支援活動を行いました。 炎天下での草刈りはプロの方も避ける仕事ですが、草刈りのベテラン会員が集まり、地域の方から要請のあった畑地やNPOの管理地等3カ所を7台の草刈り機をフル活動させて生い茂った夏草を次々に刈り払い整備しました。 草刈り機を持つだけで汗が出る暑さの中での重労働、ご近所のお宅から飲み物やアイスの差し入れが相次ぎ、「無理をしないように」との言葉もありました。 午前、午後の仕事を終えた会員は、汗まみれになりましたが「いい仕事をした」と満足感一杯。 本当にお疲れ様でした。
谷川の清掃と源流探索
  7月28日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 猛暑の季節、暑い夏が続く関東平野の中で都幾川の源流域は別天地です。 清流が岩をかみ、大小の滝が水しぶきを上げています。 毎年人気の夏の行事。 今年も多くの会員や一般参加者が都幾川源流域の河川清掃に取り組みました。 今年は例年になくごみが少なく参加者は谷川の探索を十分楽しみ、「山の学校」のための歩道整備も行いました。 昼には恒例のバーベキュー。 この行事はアルコール飲料(飲酒運転厳禁)も用意され、ベテラン会員の手慣れた山の料理を一同楽しみながら、川のせせらぎをバックに参加者の懇談が大いに盛り上がりました。 初めての参加者から「都幾川の手つかずの自然はいいねー。」「いろいろな方が集まり、和やかな輪がすばしい」との声が有りました。
都幾川源流の森づくり 着々と整備が進む
  7月14日(土) ・15日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 猛暑の中、NPO会員は「都幾川源流の森」の整備作業に取り組みました。 この両日は、昨年植栽した広葉樹(ナラ、クヌギ、トチ、ケヤ、山桜等)の下草刈りと歩道の整備作業。 この時期、山はつる草等がはびこり、苗木を育てるためには下草刈りが不可欠な山の仕事です。 参加者は植栽した苗木を一本ずつ確認しながら慎重に草刈りを行いました。 心配された鹿の食害も少なく、約800本の苗木のうち7割以上は順調に育っています。 また、森の中の自由に行き来できる歩道の整備も課題ですが、まず急な傾斜地に階段を作る作業を完成させました。 すでに完成した給水施設からは谷川の清水が滾々と流れ出し、絶景の景観ともに訪れた方たちを感動させる源流の森づくりは一歩ずつ進んでいます。
「ときがわ茶」 紅茶作りを役員が研修
  7月12日(木)
  場所 : 飯能市
 ときがわ町で栽培する「ときがわ茶」は、標高4〜800mの山地で無農薬で栽培するお茶として人気があります。 昨年は、放射能汚染の心配も有って販売は中止となりました。 今年度は3回の厳格な県の検査を得て安全と判定され、「安全キャンペーン」活動も実施して、現在NPOでは無農薬栽培の「ときがわ茶」を販売しています。 この日、県の指導で飯能市茶業組合の「紅茶」作りの研修会に役員4名が参加しました。 お茶の販路の拡充を目指す新たな取り組みで、1日かけて紅茶の製造過程を体験し、試作品は味、香りとも上々の出来でした。 NPOでもこうした新たな特産品の開発にも積極的に取り組んでいきます。
地域支援活動 雨の中、草刈り活動
  7月7日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 雨天の中、ときがわ町大野地域の草刈り支援活動を予定通り行いました。 入梅のこの時期、雑草の成長が早くて草刈りは山間地域で最も大切な仕事です。 この日、時折強い雨足にもかかわらず、NPOのベテラン会員が草刈り機10台を使って雨と汗でずぶぬれになりながら次々と草を刈り払い、遊休農地等をきれいに整備しました。 作業依頼のあったお宅では「本当にありがたい」と感謝の声しきり。 夏場の草刈り作業は大変きついのですが、今後も手の足りない高齢者のお宅などの切実な要請にこたえて地域環境保全の活動を行って行きます。
「ときがわ茶安全キャンペーン」 新聞各社報道
  6月24日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 この日、「ときがわ茶」の安全キャンペーンをときがわ町「都幾川四季彩館」で行いました。
訪れた温泉客はお茶のサービスに大喜び、ときがわ町の山里で育つ無農薬のお茶は「美味しい」「香りがよい」「ときがわの茶は初めて」と大好評。用意した販売用の新茶は短時間で売り切れとなりました。この日のキャンペーンには「読売新聞」記者が取材に訪れましたが、先週17日に行った「ふれあいの里玉川」と「木のむら物産館」のキャンペーンの様子は、24日付けの「埼玉新聞」で報道される等「ときがわ茶」の安全キャンペーンは大きな反響を呼んでいます。
都幾川源流の森づくり
  6月23日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 順調に育つ約800本の苗木
 都幾川源流域に約2ヘクタールの広葉樹の森づくりが順調に進んでいます。 この日は、昨年植えたナラ,クヌギ、トチ、ヤマザクラ等7種類の広葉樹の苗木約800本の下草刈りを会員約15名で行いました。 雨の多いこの季節、現場は夏草が茂りつるが絡まる中で、鹿の食害にも負けずに苗木はすくすくと育ち始めました。 この日の作業で目標の約半分の刈り払いが行われましたが、夏を迎えて草刈りが重要な仕事です。 今後も夏の草刈り作業を行います。 きつい山仕事にご参加くださる勇者を求めています。 苦しい中にも本物の仕事の喜びがあります。 また、この日、谷川から水を引く「給水施設」が完成しました。 拠点のキャンプ場所できれいな沢の水が存分に利用できるようになりました。
「ときがわ茶安全キャンペーン」
  6月17日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 今年度の「ときがわ茶」は、3段階の放射能検査の結果、いづれも基準値を大幅に下回り安全であることが証明されました。 そこで、安全で安心してご愛用いただくよう広くPRするため、この日2会場でキャンペーン活動を行いました。 ときがわ町の「ふれあいの里たまがわ」と「木の村物産館」で会員が新茶の試飲会、新茶の販売、チラシの配布等PR活動を行いました。
 新茶を試飲した来場者は「本当にうまい」「香りがよい」「無農薬は安心」等の声、沢山のお茶が売れる好反響でした。なお、24日(日)もときがわ町内でキャンペーンを行います。
第2回役員会開催
  6月16日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 この日午後1時から、ときがわ町大野七重窯において今年度第2回の役員会を開催しました。 4〜6月の事業を総括するとともに7〜9月の事業について検討協議し決定しました。 また、新たな事業企画「都幾川音楽祭(仮称)」の実施について意見交換を行いました。
 間もなく7〜9月の事業案内を皆さんにお送りします。
山の伝統 「炭焼き」
  6月16日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 竹林を間伐して炭焼きの材料とし、伝統の土窯で竹炭を作ります。  NPOでは年間を通して炭焼きを行い、地域の環境保全と伝統の山仕事の保存継承に取り組んでいます。 今回の炭焼きは新年度1回目の火入れで、昨日まで材料を整理準備して、この日あいにくの雨天でしたが朝早くから会員が集まり、火入れを行いました。 1日かけて土窯のとば口で火を焚き、明日は窯口を閉めて約1週間かけて竹炭が出来上がります。
地域支援 草刈り活動
  6月10日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 梅雨のシーズンを迎え、草刈りが大切な時節となりました。ときがわ町の各地区では住民が総出で、道路沿いの草を刈っています。NPOは高齢者のお宅や畑地の草刈りの支援要請を受けて継続して草刈り活動を行っています。
 この日、NPO会員の草刈り専門グループ6名が6台の草刈り機を使って、旧大椚第一小学校と要請のあった個人の家回り等の草刈り整備を行いました。汗が滴る重労働ですが、見事な機械さばきで広い範囲の草をきれいに刈り払い、地域の環境保全に貢献しました。
都幾川源流の森づくり 大東文化大との協働事業
  6月9日(土)
  場所 : ときがわ町大野
  この日は雨天。ときがわの山々は濃い霧と時折強い雨脚で山作業は急きょ中止としました。 参加した大東文化大学学生25名とNPO会員約20名が地域の集会場を会場にしてミーティング。 地元の山の専門家柴崎孝吉さんと元営林局所長の齋藤隆さんから山の仕事と動物の生態等について、会員の石井さんから鹿や猪を捕まえる罠の仕掛けについて、それぞれ興味の深いお話を聞きました。 昼には恒例の猪・鹿鍋に参加者一同舌鼓。 午後には会場では「源流の森」の将来構想等について意見交換を行いました。 また、初めての山参加者は、「山の現場に是非行きたい」との声で、約15名が雨の中を森に入り作業の現場を回りました。 霧で見事な眺望はありませんが夏草が生い茂る山の姿を体感しました。
新茶「ときがわ茶」が出来ました。
  6月6日(水)
  生産 : NPO法人 ときがわ山里文化研究所
 放射能のご心配いただいた「ときがわ茶」は、生育段階から製茶まで3段階の埼玉県の放射能検査の結果、いづれも安全で販売可であると判定されました。
 今年の新茶は、早期に新芽を摘んで製茶したため 味、香りともに大変上等の仕上がりとなりました。 農薬等を一切使用しないで栽培する山のお茶「ときがわ茶」をご賞味ください。
   1袋 100g 800円  会員価格  700円   申し込みは事務局まで。
地域草刈り支援 始まる
  6月2日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 山々は新緑から濃緑へと急速に移り、いたる場所で青草が生い茂る時節となりました。耕作されない畑地や道路沿い、宅地周辺の草刈りはこれから夏場にかけて山間地の大きな仕事です。 高齢化の進む地域では、地域の力だけでは対応が困難になっています。  この日、NPOの草刈りベテラン会員が草刈り機8台を活用して、一斉に作業を開始しました。 ウドの農家、NPOの管理地、道路沿い等3カ所がきれいに刈り払われました。
 夏場の草刈りは大変きつい作業ですが、今後も山間地域の草刈り支援活動を継続して行い、環境保全に全力で取り組んで行きます。
「手もみ茶」作り お茶摘みに変更
  5月26日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 毎年この時期に実施している「手もみ茶」作り。 この日、ときがわ町は気温が上がり真夏日のような暑さ。 手もみ茶作りに集まった会員は、手もみ茶を作る「ほいろ」作業は火入れが熱くて無理と判断して、茶の手摘み作業のみとしました。
 今年のお茶は生育がよく、心配された放射能汚染も現在までの検査では問題がない範囲とのことで、昔ながらの茶の手摘みを丁寧に行い、茶葉は製茶工場へ搬送しました。 手摘み茶は一段と味が良いとのことで、新茶の出来上がりを参加者は期待しています。
茶葉の刈りとり搬送支援
  5月20日(日) 〜5月26日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 「ときがわ茶」として知られるときがわ町大野地域のお茶作りは、今年は20日から26日までの間に行われました。 地域のお茶農家6軒から支援依頼があり、天候の合間をぬって各茶畑ごとに茶葉の刈りとり、製茶工場への搬送作業を行いました。 1日多い日は約400キロの茶葉を扱い、傾斜地での刈りとり機械の操作、坂道での茶葉の搬送、秩父地域までの軽トラ搬送等どれもきつい作業でしたが、NPO会員は慣れた手順で今年も順調に作業を完了させました。 各農家からは「本当にありがたい」と大変感謝されました。 なお、NPOの管理する無農薬栽培の茶畑の生葉も製茶工場に搬送してあり、さらに放射能検査を経て販売が可能となります。 安全で美味しい無農薬栽培の「山のお茶」を近々皆さんに提供できると思います。 どうぞご賞味ください。
「ときがわ茶」作り 支援活動始まる
  5月20日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 放射能汚染が心配された「ときがわ茶」。 今年は先の生葉検査(セシュウム)でいずれも基準値を大幅に下回り、安心してお茶作りができることとなりました。 20日から大野地域のお茶農家の茶葉刈りとり、搬送の支援活動を開始しました。 今年の茶葉の生育は順調で、連年通り農薬を使用しない山のお茶がこれから生産されます。 すでに大野地域のお茶栽培の6農家から支援の依頼があり、NPO会員の支援活動は大変感謝されています。 山の傾斜地に栽培する茶葉の刈りとり、搬業は重労働で高齢者には無理な仕事です。 当NPOに対する地域の信頼と期待が高く、伝統の「ときがわ茶」を保存継承するために当NPO会員は奮闘しています。
「源流わさび」づくり
  5月19日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 山里の特産品を目指して、「都幾川源流域わさび」を栽培する取り組みを行っています。
 わさびの生育地は、年間を通して清流が流れる場所で、なかなか「わさび田」の適地はありません。 ときがわ町の大野地域では昔から生育していた場所があり、この日は「わさび田」を復活整備する活動を行いました。 山深く谷川の源流域に入りわさび田の整備復元とわずかに残っている自生わさびの植え付けなどを行いました。
 今後も、美味しい「都幾川源流わさび」を復活させるための取り組みを行って行きます。
定期総会開催 新年度へステップ
  5月12日(土)
  場所 : 嵐山史跡の博物館
 第8回定期総会が史跡の博物館で開催されました。
 柴崎理事長の挨拶の後、理事の佐藤健一さんを議長に選び、事業・決算報告や新年度事業・予算案が審議され原案通り承認、議決されました。 新年度事業では、新たに「都幾川音楽祭(仮称)」をときがわ町と協働で開催する計画や地域支援活動、源流の森づくり事業の充実等が提案されています。また、会員から「ビジターへの対応にもっと配慮を」「音楽祭を成功させたい」「事務所を早く整備されたい」「お茶のキャンペーンをする」「怪我や事故等への対応を」等建設的な意見が沢山出されました。 総会終了後、藤野龍宏(前埼玉県埋蔵文化財調査事業団理事長)氏の「畠山重忠」に関する興味深い講演と嵐山史跡の博物館展示見学がありました。さらに東松山市内で懇親会が開催され、NPO論議が盛り上がり、さらなる発展に向けて大いに意気が上がりました。
春の「山里ハイキング」
  5月5日(土) 子どもの日
  場所 : ときがわ町大野
 山の新緑が眩しいほどの晴天。 今回のハイキングコースは、ときがわ町大野七重窯場から→八木成集落→を経て椚平に至るコース。 途中には→三境の滝→光石→の見どころもあり、一斉に芽吹いた木々の緑と山桜や山吹等の花木、杉や桧林の中を抜ける道は時折景観が開けて山からの眺望もよく山里の春を満喫できるコースでした。 参加者はゴール地の「椚平大杉」に、予定通り約2時間で到着しました。
 この日、椚平地区では地域の「山の神様」の祭典日。 地域住民はこぞって峠の山の神に参拝し祭事の後、バーベキューのイベントを楽しみます。 この行事にNPOも参加して、代表2名が神事に参列し、参加会員全員がバーベキュー等を沢山いただきました。 お祝いのお酒もふるまわれて地域の皆さんと楽しい交流も行われました。 椚平地区の皆さん、ありがとうございました。
川越フリーマーケット 今年も参加
  5月4日(金) みどりの日
  場所 : 川越大正浪曼通り
 3日に予定されていた「川越大正ロマン通りフリーマーケット」は雨のため順延して、この日開催。
 時折にわか雨の天候不順にもめげず、NPOときがわの旗を掲げて出店しました。 昨年も好評の、竹炭、竹酢液、燻製竹、源流わさび漬けや孟宗竹のプランター等「山里からの送りもの」を販売し、パンフの配布などPR活動にも参加会員が奮闘しました。
 売り上げは例年を下回りましたが、今回も多くのお客さんとの楽しい交流も行われて、NPO活動やときがわ町の情報発信に大きな成果が上がりました。
山菜を食べる  山菜料理を満喫
  4月28日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 毎年人気の事業。今年も新緑の山里に40名を超える参加者が集まり、山菜採りと山菜料理を堪能しました。
 ときがわ町大野七重窯場に集合した参加者は早速ワラビ採り、ウド採り、山菜ピザ作りのグループに分かれて活動を開始しました。
 一斉に芽吹いた木々の新緑がまぶしくウグイスの声も聞こえる中、ワラビとウドの生育地は今年は特に豊作で、沢山の収穫がありました。 また、山菜ピザと山菜天ぷらは大人気で、沢山の山菜料理に参加者は大満足。
 帰りにはウド、ワラビのお土産がありました。
源流の森づくり 作業に取り組む
  4月21日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 当NPOは都幾川の源流に約2ヘクタールの広葉樹の森づくりを進めていますが、今年度第1回の山作業を行いました。
 この日天気は曇り。作業現場は濃い霧に包まれて数メートル先が見えない中、NPO会員の山作業の精鋭達が集まり、雑木の刈り払い作業などを行いました。 雑木類は水を吸い上げてカマやナタがよく切れ、山の刈り払い作業には適した時期。 やや肌寒いために作業には最適な状況、次々と雑木を刈り払い植林ができるよう整地していきました。
 次回の活動は6月9日(土)で、大東文化大学の学生との協働作業日。 この日に広葉樹の苗木を追加して植える予定です。 また、合わせて作業している谷川から水を引く作業も順調に進み、9日には給水施設が完成する予定です。
 NPOログハウス 屋根の修理完了
 NPOのシンボル施設「ログハウス」。 屋根の葺き替え作業を行ってきましたが、この日会員による作業で屋根は見事に改修されました。 しっかりした屋根材を使ったおり、今後安心してログハウスを使用できます。作業にご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。
「NPOログハウス」屋根を修理
  4月15日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 14日(土)は、低気圧の移動に伴いときがわ地域は終日雨。
地域の環境保全活動を予定していましたが、雨が強くて作業は無理と判断しました。雨にも関わらずに参集した約10名の会員は、NPOの活動拠点「七重窯場」の整理整頓作業などを行いました。
また、15日はNPOのシンボル「ログハウス」の屋根の修理を行いました。NPO会員の中で大工作業の専門家を中心に屋根の修理作業を行い、古くなった屋根材の取り替え等ログハウスの修理を完了しました。これからも、NPOのシンボル「ログハウス」を大切に活用していきます。
県指定文化財「大野神社送神祭」参加支援
  4月8日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 天気快晴のこの日、春を訪れを告げる伝統の祭りがときがわ町大野地域で開催され、今年もNPO会員多数が参加して祭りを盛り上げました。 前日は祭りの準備のため。奉納する小旗作りに取り組みました。青竹の切り出し、旗竿・小旗作りを行い。25本の奉納旗の作成と赤飯作りの準備等手際よく完了。 祭り当日は、大東文化大学の学生9人も参加して総勢25名ほどが大野神社に小旗を奉納。その後お祝いの酒も交えて会食。午後2時から小旗の行列が神社を出発し笛や太鼓に合わせて「オークルワ、オークルワ、ハヤリガミオークゾ」のかけ声も賑やかに地域内の旧道を行列が練り歩きました。 例年満開の桜は今年はつぼみでしたが、報道のカメラマンも多く、NHKテレビの取材もありました。 NHKでは翌日の午前11時半頃、祭りの様子を放送しました。地域の高齢化等のために、小旗の奉納者が年々減少する中で、全体の約半分の小旗を奉納するNPOの支援活動は地域の多くの方から喜ばれています。今後も貴重な伝承文化を継承する活動に取り組んでいきます。
地域支援活動 草刈り、茶畑整備活動
  4月1日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 高齢化の進むときがわ町大野地区、地域の環境を守っていくのは大変な作業が必要です。 第一日は、長い間放置されていた旧農地の整備活動に取り組みました。シノタケがはびこり雑草にうずまっていた土地の刈り払いと、草木を焼き払う作業。天候不順の中、雨にもめげずに十数名の会員が汗だくで作業を行い、元の農地を復活させました。 第2日は、地域の特産品である「ときがわ茶」畑の整備活動です。この時期、茶葉を刈り揃え新しい芽を出させる大切な仕事です。 お茶農家の要請を受けて当NPO会員がこの作業を行いました。毎年この作業を行っているため、手際よく茶刈り機を操作して作業を行い、地域の茶栽培農家4軒の茶畑を刈り揃え作業を完了しました。
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