2017年度事業報告
山里の春の香りを堪能 よもぎ餅作り
  3月31日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 ときがわの山里は、桜や花桃、ツツジ等の花木が一斉に花開き、華やかな春を迎えています。 ワラビやタラの芽、コゴミ、フキ、ゼンマイ等の山菜も旬の季節です。 この日の事業は毎年恒例のよもぎ餅作り。 参加した会員は、ヨモギを摘む係、餅粉をこねてふかす準備等をする係に分かれて楽しい作業。 会場は、標高約400メートルのときがわの町大野地区竹の谷文化センター。 天気も良く、ウグイスの鳴き声、山桜、ツツジ、花桃等の花木が競演する別天地。 ベテラン会員の指導で、次々に色鮮やかな緑のよもぎ饅頭が出来上がり、その美味そうなこと。 待ちに待って全員揃っての会食。 よもぎ餅の春の香りいっぱいの美味さに一同感激。 また。NPO恒例の鹿鍋や山菜テ料理等もふるまわれて山里の春の食が満載。参加者は山里ならではの春の味を堪能し、景観を存分に楽しんだ満足の1日でした。 「山里の春は魅力満載、いいね〜」 参加者の声でした。
「ときがわ茶」作り 支援活動
  3月17日(土) ・24日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 当NPOの活動拠点、ときがわ町大野地区は「ときがわ茶」の本場で、昭和の時代にはお茶製造工場も設置されて本格的にお茶作りを行ってきました。 しかし地域の高齢化に伴い、地域の茶工場は閉鎖され、茶畑も多くが放置される状況になりました。 当NPOは、山間地の伝統のお茶作りを保存継承するため、茶畑の整備から町外の製茶工場への茶葉の搬送等を支援し,またNPOが直接茶畑を管理して「ときがわ茶」作りを行っています。農薬や除草剤等をいっさい使用しないで栽培する「ときがわ茶」は、ときがわ町内の農産物販売所で人気の特産品となっています。 この時期の作業は、山の茶畑の茶葉の刈り揃えと施肥作業で、NPO会員は杉花粉に悩ませられながら作業に取り組みました。 5月下旬には、安全で美味しい「ときがわ茶」を皆さんに提供できますので、是非ご賞味ください。
伝統の土窯で竹炭作り
  3月10日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 昨年の秋から今年の冬季にかけて竹林を間伐し、竹材を窯場に搬送して竹炭作りの準備を進めてきました。 竹炭作りは、集めた竹材は小割にして束ね乾燥させ、束ねた竹材を土窯の中に隙間なく入れて、焚口で火を燃やし10数時間燃やして窯全体に煙を回し、頃合いを見てしっかり泥粘土で火口を閉じて約1週間で竹炭ができます。 しかし、材料や炊き火の回り具合など微妙な加減で竹炭の出来不出来が決まります。 この日は担当する会員が火入れを行いました。 これから1週間後には竹炭ができますが、土窯を開けるまでその出来具合は分かりません。 竹林間伐から窯入れまで作業に参加した会員全員が、今回も良い竹炭が焼けるよう願っています。 なお、竹炭は乾燥剤、燃料等用途も広く、ときがわ町内の農産物売所の人気商品となっています。
山の畑地に ジャガイモの植え付け
  3月 3日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 NPOの管理する山の畑地にジャガイモの種を植え付けました。 ときがわ町大野地域には耕作されなくなった山の畑地が増えています。 先祖伝来丹精込めて守ってきた山の畑は、地域の高齢化等により放置され雑草が生い茂り、動物のすみか等になって地域の環境悪化にもつながっています。 NPOは耕作が放棄された畑地を再生して、ソバやキビ、野菜等の栽培、果樹の苗木の植栽等を行って、地域の食の伝統を守り環境を保全する活動を継続して行っています。 この日の作業は、ジャガイモの植え付け、畑地を耕し、男爵、メンクイーン10キロの種イモを植え付けました。 山の畑のジャガイモは美味しいと評判で、これから 草取り、猪対策等を行いながら沢山の収穫を目指します。 畑作業に関心のある方、山の畑地を守る活動にご参加ください。
山里の冬の仕事は 楽さいっぱい
  2月17日(土)
  場所 : ときがわ町
 かつて山里の冬の仕事のメーンは炭焼き。 戦前、戦後までときがわの山々には炭焼きの煙が冬の風物詩でした。 NPOは伝統の土窯を再生、竹炭作りを継続して行い、地域の伝統の仕事を継承しています。 この日は既に間伐、小割し
束ねた竹材を窯に搬入する作業、また管理する果樹園の柿や梅の小枝剪定等を手分けして行いました。 昼には参加者全員が七重窯場に集まり恒例の「鹿鍋」「酒粕甘酒」を楽しみました。 この時期のごちそうは温かい焚き火で、窯場の炉は次々に薪がくべられ、煙と赤い炎は心和む懐かしい風情です。 調理担当の会員は「鹿・猪鍋」料理も手馴れて毎回上々のお味、参加者を毎回喜ばせています。
山間地の環境保全
  2月10日(土)
  場所 : ときがわ町
 この日は果樹園の手入れで蔓等の刈り払い、NPOの活動拠点、ときがわ町大野地区は、先の大雪でまだ日陰には雪が残っています。 日当たりの良い山の斜面は雪もなく、葉を落とした雑木に絡まる藤蔓等がよく見えて雑木林の整備等に適した時節。 この日の活動は、果樹園の苗木の剪定と周りの雑木林の整備活動で、花木などに絡まる藤蔓を取り除く作業や下草刈り等を行いました。 こうした地域の環境整備活動は、高齢化の進む山間地域の自然環境を守る上では大切な活動です。 作業で奮闘した会員には昼の熱々の味噌汁、甘酒が用意され、参加者は冬作業には「一番のごちそう」と喜んでいました。
山里は大雪 山里の冬を堪能しました
  2月3日(土)
  場所 : ときがわ町
 この冬二度目の大雪で、山里は雪景色。 山々の木々は雪で覆われ、除雪された道路を除くと畑地などは一面の雪化粧。 山里は冬の見事な景観をつくりました。 この日の事業は、都幾川源流の森づくり作業を予定していましたが、大雪で山には入れず、急きょ竹炭作り作業等に変更しました。 昨日の大雪にもかかわらず約10名の強者会員が参集して、早速先に集めた竹材を小割、束ねる作業やすでに作った竹炭を袋に入れる作業に取り組みました。 昼には熱々の甘酒、焼き芋、そして鹿肉を炭火で焼いていただく豪華な山の食、焚き火を囲んで山里ならではの冬の楽しみを満喫。 冬の山里は美味しさと楽しいことが満載です。
全国育樹祭表彰を祝って新年祝賀会
  1月28日(日)
  場所 : ときがわ町
 去る11月19日、香川県で開催された第41回全国育樹祭で、皇太子殿下ご夫妻ご臨席のもとに「国土緑花推進機構会長賞」を受賞し、これを祝う新年祝賀会が盛大に開催されました。 会場は越生町「山富貴」。 会員多数が参加して盛大に祝賀の宴が行われ、会場では感謝状や受賞を報じた「ときがわ町広報誌」
も披露されて、会員の楽しい懇談で会場は大いに盛り上がりました。 改めて、会員、協力者等の多くの皆さんのご尽力の賜物であり、これからも山間地と都市市民をつなぎ、山村再生の先導的な活動を行っていきたいとの思いを共有した新年会となりました。
伝統の土窯で竹炭作り
  1月27日(土)
  場所 : ときがわ町
 冬の継続事業は竹炭作り。 先月来地域の竹林を間伐整備して、伐採した竹材を窯場に搬送してきました。 この竹材を小割にして束ね、土窯に入れるための作業。 参加会員はいづれもベテラン揃いでそれぞれの役割を分担して作業を行いました。 山間地域では至る所で竹林が増えて、間伐整備が課題となっています。 間伐した竹材を放置することなく活用して、竹炭を作る活動は環境リサイクルとして定着し成果を上げています。 伝統の土窯で焼いた「竹炭」は、ときがわ町たまがわの農産物販売所で販売しています。
山間地の竹林間伐に奮闘
  1月20日(土)
  場所 : ときがわ町
 過疎化が進む山間地では、竹林が増えて道路や畑地等にも広がり、間伐整備が大きな課題になっています。 当NPOは、広がる竹林を間伐整備して地域の環境を守る活動を冬の継続事業として行っています。 間伐した竹材はそのまま放置するのではなく、NPOの活動拠店「七重窯場」に搬送して小割、乾燥し、伝統の土窯で焼いて竹炭を作る環境リサイクル活動を展開しています。 竹炭はときがわ町内の農産物販売所等で販売し、人気の特産品となっています。 この日も多くの会員が竹林の間伐整備に取り組み、昼にはNPO恒例の熱々の「鹿鍋」を楽しみました。
竹林の間伐で地域支援
  1月13日(土)
  場所 : ときがわ町
 青空がくっきりの快晴、ときがわの山里は冬の凛とした空気に包まれています。 この日の事業は源流の森づくり事業を予定していましたが、地域の方からの要請があり、竹林の間伐整備事業を行いました。 毎年増え続ける孟宗竹林は、放置すると際限なく広がり、畑地や道路等の障害と環境悪化につながります。 当NPOは地域の竹林を間伐整備し、竹材は伝統の土窯で焼いて竹炭を作る環境リサイクル活動を定例事業と位置づけ通年で取り組んでいます。 この時期、竹の伐採に適しているので竹林間伐は冬の定番の事業となっています。 この日は午前、午後に2カ所の竹林を間伐し、竹材は軽トラックで窯場に搬送しました。 作業はハードで汗ばむほどでしたが、昼には会員特製の味噌汁や焼き芋がふるまわれ、参加者は元気いっぱいで山里の冬の仕事を楽しんでいました。
新春を寿ぶく ニューイヤーコンサート 支援
  1月7日(日)
  場所 : 川越市やまぶき会館
 毎年恒例の新春コンサートが川越市やまぶき会館で開催され、当NPO会員多数が華やかな会場で音楽を楽しみました。 このコンサートは埼玉県の西部地域、川越市や東上線沿線にお住いの声楽家、オペラ歌手が一堂に会して、日本の歌や世界の歌曲、オペラの名曲で共演するエキサイテングなコンサートです。 客席は満員で「からたちに花」「千の風になって」等日本の名曲からカルメンよりパパネラ」「椿姫より乾杯の歌」等人気のオペラの名曲に会場からは大きな拍手が上がりました。 新春にふさわしく華やかで出演者と会場からの熱気と元気を頂くコンサートになりました。 当NPOは、コンサートを後援し、開催を支援しています。
新年最初の仕事 ログハウスの補修等から
  1月6日(土)
  場所 : ときがわ町
 ときがわの山里は快晴の天気に恵まれ、この日参加した会員は、NPOの活動拠点として活用されているログハウスやテーブルデッキ等の補修やペンキ塗り等に取り組みました。 地域の方から提供された山林の丸太の搬出、テーブルデッキ作り、ペンキ塗り、そして鹿鍋作り等の役割を分担して作業を手際よく進めました。 昼には恒例の「鹿鍋」。 快晴とは言え厳寒の中での作業で冷えた体にはこの上ないごちそう。 冬の山里の凛とした景観と熱々の「鹿鍋」は外にはない参加者への山里の恵み。 一年のスタートにふさわしい事業となりました。 当NPOの活動には、どなたでも自由に参加できますので、山里の自然や文化に関心のある方の参加を歓迎します。 今年もどうぞよろしくお願いします。
今年の締めくくり 活動拠点の大掃除
  12月23日(土)
  場所 : ときがわ町
 今年最後の事業日は、活動拠点の清掃片づけ等を行いました。 当NPOの主な活動拠点は、ときがわまち大野地区の七重窯場と中地区のNPOログハウスです。 この日はそれぞれ場所の1年間の大掃除、清掃、片づけ等を行いました。 大勢の会員等が集まり様々な活動用品用具が増える滑動拠点は、ややもすると乱雑になります。 用具備品を大切に扱い誰もが使い易くするためには清掃整備が不可欠です。 年末の定例行事となり、昼には初冬の景観のもとで豚汁煮込みうどんがふるまわれ、参加者は山里の1年に感謝して今年の活動を締めくくりました。 新しい年も、この活動拠点から山間地域を元気にする活動をひろげていきます。
「都幾川源流わさび」 ご賞味下さい。
  12月20日(水)
  場所 : ときがわ町
 本格な冬の到来、都幾川の源流 標高約700メートルの谷川でワサビが辛みを増して育っています。 谷川の育成地からワサビを採取して、谷川の冷たい水で根を洗い、ときがわ町内建具会館調理室で酒粕に漬けてわさび漬けを作ります。 塩、砂糖のみ加えた無添加の天然わさび漬が今年もできました。 「都幾川源流わさびは、」地域の方が大切に継承してしてきたワサビ田をNPOが引き継ぎ、地域の各家庭で作られてきた方法で、わさび漬を作ります。 ときがわ町内の農産物販売所で人気の商品となっており、これから4月末まで提供できる予定です。 伝統の無添加天然わさび漬を是非ご賞味ください。
今年の納の事業 伝統の餅つき
  12月16日(土)
  場所 : ときがわ町
 今年最後のイベントは、毎年恒例の「餅つき」。ときがわ町大野地区NPOログハウス前で行われ、参加者は伝統の臼と杵でついた餅を楽しみました。
 会場には伝統の臼が持ち込まれ、会員が収穫したキビの餅、赤米の餅など3臼がつき上がり、参加者はつきたての餅を大根おろし、きな粉餅として存分に楽しみました。
 お雑煮や豚汁、近所の方からの差し入れの漬物等のごちそうも振る舞われ、あんこ餅はお土産として持ち帰りました。
 また、この日は先の香川県育樹祭で表彰された賞状も披露され、参加者全員でお祝いしました。
そば打ち講習会 新そばを楽しむ
  12月9日(土)
  場所 : ときがわ町
 ときがわの山里では、山の畑にソバを蒔き、そばを常食としてきました。 地区の旧家にはソバなど雑穀を粉にする石臼が今も保存されています。 当NPOは管理地にソバを蒔き、収穫したソバの実を石臼で挽いてそば粉にし、そば打ち事業を行ってきましたが、参加者が多いため近年は市販の新ソバ粉でそば打ち講習会を開催しています。 今回もそば打ちベテラン会員が指導して、参加者全員で手打ちそば作りを行い、打ちたてあげての新そばを贅沢にいただきました。 自分たちで打った新そばの味は格別で、最高の味に参加者は大喜びでした。
収穫祭 猪肉入り「特製いも煮」等で会員交流
  12月2日(土)
  場所 : ときがわ町
 山々の紅葉真っ盛り。 抜けるような青空に紅葉などが映える絶好の日和のもとで、恒例の「収穫祭」がときがわ町内大野地区七重窯場で開催されました。 参加した会員は、バーベキューと猪肉入り「特製いも煮」「焼きいも」等、山里の秋の味覚を堪能しました。 NPOの管理する畑から、サトイモ、ダイコン、ネギ、サツマイモを収穫し、会員が捕らえた猪肉で「特製いも煮」等を手分けして作り、当NPOならではの豪華な収穫祭となりました。 また、会場では、先に全国育樹祭で受賞した参議院議長等からの感謝状も披露され、全員で受賞を祝い、賑やかで楽しい会員交流が行われました。
第11回ときがわ音楽フェステバル 支援活動
  11月25日(土)
  場所 : ときがわ町
 「夢を紡ぐマンドリンコンサート」がときがわ町文化センター「スピアたまがわ」で開催され、歌謡曲からポピュラー、クラシックまで温かなで親しみのある名曲の演奏に会場は魅了されました。 出演者総勢33名、客席も300席満席の状況、特に朝日新聞「停年時代」で大きな記事が掲載されたために町外から多くの方が来られで、大きな感動と盛りあがりの有るコンサートになりました。  会場で用意した出演者宮田蝶子さんのCDも沢山売れてスタッフは大忙し。 公演後の出演者とスタッフの交流会もスタッフ手作りの料理やコーヒーが大人気で、楽しい和やかな交流が行われました。 当NPOは「音楽の町ときがわづくり」を全面的に支援しています。
全国育樹祭で「国土緑化推進機構会長賞」を受賞
  11月19日(日)
  場所 : 香川県まんのう町
 第41回全国育樹祭が香川県で開催され、当NPOは平成29年度「ふれあいの森林づくり」優良団体として「国土緑化推進機構会長賞」を受賞しました。 会場は香川県まんのう町、皇太子ご夫妻がご臨席し県内外から5千人の関係者が参加する屋外特設会場。 当NPOは柴崎光生理事長、柴崎繁副理事長が出席し、柴崎理事長は受賞者の代表として表彰状を受領し、皇太子殿下ご夫妻をはじめ会場の皆さんから大きな拍手をいただきました。 この栄誉は、日ごろ山間地域の森づくりや環境保全にご尽力いただいている会員の皆さん、ご支援ご協力をいただいている地域等の皆さんのお蔭であります。 受賞を契機にさらに山間地域の緑化、環境保全に取り組んで行きます。
紅葉真っ盛り 都幾川源流の森づくり
  11月11日(土)
  場所 : ときがわ町
 都幾川の源流域の山々は今が紅葉の盛り、この日は天候にも恵まれて見事な秋の景観の中で源流の森づくり活動を行いました。 予定した作業は、広葉樹の苗木を植えた場所に残る雑木の伐採整備。 チエンソーを使って大きくなった雑木を切り倒して整備する難作業。 急斜面の足場の悪い中で事故もなく作業が進みました。 昼にはベテラン会員が作った温かな味噌汁のうまいこと。 参加会員は標高600メートルの現地で都幾川の秋を満喫しました。 また、活動拠点の七重窯場では会員がアユの炭火焼きを用意して作業地から下山した仲間の労をねぎらいました。
ときがわまつり NPO特産品販売で地域交流
  11月5日(日)
  場所 : ときがわ町
 秋晴れのこの日、毎年恒例の「木のくにときがわまつりり」がときがわ町内で開催され、当NPOは会員が作る地域の特産品を出品し、多くの来場者と特産品の販売を通して楽しい交流を行いました。 NPOが用意した「都幾川源流わさび」「ときがわ茶」「源流はちみつ」「手作りコンニャク」「銀杏のまな板」「オカメササの籠」「竹炭」「キウイフルーツ」等の多彩な特産品は、売り子の会員との楽しい語らいの中で次々に売れて行きました。 各特産品には毎年リピータが多く人だかりもできる大賑わい。 お茶のサービス、わさび漬けの試食も好評でNPOの店頭は終日多くの方が訪れる人気のコーナーとなりました。 また、会員は、NPO活動のパンフの配布や活動紹介も行い、多くの方から「素晴らしい活動ですね」とのことばいただきました。 品揃え、準備等に取り組んだ皆さんお疲れさまでした。
石窯でピザ作り
  10月28日(土)
  場所 : ときがわ町
 当NPOの活動拠点であるときがわ町大野地区、七重窯場には会員手作りのピザ窯があります。 この石窯で焼く手作りのピザは毎回見事に焼き上がり、熱々のピザは実にうまいと参加者に好評です。 この日も台風22号の影響であいにくの雨、にもかかわらず十数名のリピーター会員が集まり、生地をこね好きな具材をトッピングして石窯に入れると、あっという間に美味しいピザが出来上がります。 参加者は次々に焼き上がるいろいろな具材のオリジナルのピザをほおばり、お腹いっぱいとなりました。 また、この日は次回の事業の準備でコンニャク玉掘りや先の台風で破損した水場の整備も行いました。 石窯で手作りピザ、NPO果樹園では柿が実り、雨の中参加した会員は一足早く実りの秋を堪能しました。
「ときがわ源流わさび」作りが始まりました。
  10月26日(木)
  場所 : ときがわ町
 ときがわ町の特産品として知られる「都幾川源流わさび漬」作り。 今年初めて作業を行いました。 ワサビ成育地は先週の台風21号で水路が壊され、生育もやや不良の状況でしたが、プロジェクトの会員は慣れた手順で急峻なわさび田を整備して成長したワサビの株を採り、谷川で根を洗い、わさび漬けの材料となる新鮮なワサビを例年通り確保しました。 採取したワサビは午後にはすでに用意してある酒粕と合わせて漬け込みました。 約1週間後には「都幾川源流わさび」が出来上がります。 早速11月5日の「木のくにときがわまつり」で販売し、その後は順次ときがわ町内の農産物販売所で店頭に並べます。 添加物の一切ない天然わさび漬を今年もご賞味ください。
竹炭作りを朝日新聞社が取材、 今秋も鹿鍋も美味い
  10月21日(土)
  場所 : ときがわ町
 この日は、台風21号が近づいた影響で時折強い雨脚の有る天候。 予定していたときがわ町大野地区内の竹林間伐は一部実施して中止しました。 取材に訪れていた朝日新聞社(夕刊)の記者は、竹林間伐の現場や七重窯場の竹炭作りを取材。 雨にもかかわらず参加した会員と囲炉裏の火を囲んでの会話が弾みました。 この取材結果は朝日新聞夕刊全国版に掲載される予定です。 また、この日は今年初の「鹿鍋」も用意され肌寒い中でその美味なこと。 炉端の薪が燃え、温かい鹿鍋は当NPOならではの秋冬のごちそう。 参加者は雨にもかかわらず「これが楽しみ」と山里の秋の到来を楽しんでいました。
NPO山の果樹園  柿が実りました
  9月30日(土)
  場所 : ときがわ町
 山間地域では耕作されなくなった遊休農地が増えています。 当NPOは先祖が丹精込めて守ってきた農地を復活して無農薬野菜や雑穀を栽培するとともに、いろいろな果樹の苗木を植えて山の果樹園づくりを行っています。 この日の作業は、山の果樹園の下草刈り。 参加した会員は草刈払い機を使って果樹園3か所の雑草を刈り払いました。 数年前に植えた柿、栗、イチジク等は一部実がなり収穫期を迎えました。 栗は猪が食べているようで収穫できませんでしたが柿はたわわに実を付けています。 ひと霜あると甘く美味しくなるので、その時収穫しようと会員は楽しみにしています。
「ときがわ茶」 茶畑の手入れ
  9月19日(火) ・20日(水)
  場所 : ときがわ町
 農薬や除草剤を一切使用しないで栽培する「ときがわ茶」は、ときがわ町大野地域の山の茶畑で大切に育てています。 この時期には茶畑の草取りと有機肥料をやる作業を行います。 山の茶畑作業は困難な仕事ですが。 参加した会員は慣れた段取りで肥料を配り、茶株を刈り揃える作業に取り組みました。 お茶作りは、年間を通して茶畑の管理作業が有り手抜きをするとよいお茶はできません。 当NPOは、地域で大切に育ててきた伝統の「ときがわ茶」を守り、特産品として地域の活性化にも役立つよう支援しています。 現在、「ときがわ茶」は、ときがわ町内の農産物販売所で好評発売中です。 農薬、除草剤一切使用しない、排気ガスのない山の茶畑から生まれる 健康茶をご賞味ください。
NPO窯場の整備 栗を煮て山の秋
  9月16日(土)
  場所 : ときがわ町
 この日は、地域支援活動「ときがわ茶」茶畑の整備で施肥作業を予定していましたが、台風の影響で雨模様、茶畑に入るのは無理と判断してNPO活動拠点の整備などを行いました。 ときがわ町大野地域のNPO七重窯場には、伝統の土窯2基の他、ピザ窯、燻製窯が設置され、炭焼きのメッカとなっています。 この日参集した会員は新たに「ロケットストーブ(仮称)」作りや清掃活動。 昼には、焚き火で栗を茹で、キノコの味噌汁を作り、火が入った炉を囲んでの語らいが盛り上がりました。 NPOの秋から冬場の事業には、鹿、猪、キノコ等の鍋が用意され、事業参加者の楽しみの一つです。 この日は、茹でた栗がうまいと参加者は秋の山の味覚を楽しんでいました。
都幾川源流の森づくり 標高6百メートルの山地の「鹿鍋」は絶品の味
  9月 9日(土)
  場所 : ときがわ町
 朝晩は秋の気配になりましたが、この日日中は真夏の太陽のもとで会員が下草刈り作業を行いました。 この春に植えつけた苗木は、藤や葛の蔓に絡まれてやっと葉を残している状況で、夏場の草刈は最も大切な作業です。 現場は急峻な土地で、足をしっかり踏みしめての草刈作業は、危険を伴い困難な作業ですが、ベテラン揃いの会員は長鎌や鉈を巧みにを使って汗だくで奮闘し、次々に雑草を刈り払っていきました。 そして、昼には毎年恒例の「鹿鍋」をいただきました。 前日からワイン漬けした鹿肉を煮込んだ「鹿鍋」は絶品の味。 標高600メートルの展望デッキで味わう「鹿鍋」は参加者への最高の送りもの。 植栽した苗木はかなりの分野が鹿の食害を受けますが、鹿鍋を楽しむことからお互いさまの関係かと。 秋から冬の作業では、毎回「鹿鍋」「猪鍋」を予定していますので、皆さんも森づくりに参加して絶品の味を試し下さい。
「都幾川源流わさび」づくり
  9月 2日(土)
  場所 : ときがわ町
 ときがわ町の特産品として人気のある「都幾川源流わさび」。 この日はワサビ育成地の草取り作業を行いました。 山のワサビ田は、夏草に覆われてワサビが隠れる状態で、ワサビプロジェクトの会員は慣れた物腰で急斜面のワサビ育成地の雑草を抜き取り、水路を整備する作業等を行いました。ワサビはこれから辛みを増して11月から収穫できます。 ときがわ町大野地域の源流域で昔から大切に育てられてきたワサビを育成し、地域伝統のわさび漬を継承する取り組みを行っています。 12月にはときがわ町内の農産物販売所で天然、無添加の「都幾川源流わさび漬」を販売しますのでどうぞご賞味下さい。
秋野菜作りの準備と草刈
  8月26日(土)
  場所 : ときがわ町
 この日の事業は、ダイコン、白菜など秋野菜の種蒔きなど予定していましたが、天候不順もあって管理地やNPO活動拠点の七重窯場周りの草刈りを行いました。 夏場の雑草の伸びは早く山間地域では夏草対策が一番の課題です。 当NPOは猛暑の中でも遊休農地の草刈を夏のメーン活動として取り組んできました。 また遊休農地には地権者の許可を得ていろいろな果樹の苗木を植えつけ育てています。 この秋には、栗や柿、イチジクなどが実り始めるかもと期待して、草刈りを続けています。
大野神ささら獅子舞支援  <世界の国からやってきた。>
  8月20日(日)
  場所 : ときがわ町
 山間地域のときがわ町大野地区。 地域最大のイベントが大野神社の秋季例大祭「大野神社ささら獅子舞」です。 高齢化、過疎化が進む地域で、祭りを継承しようとする懸命の取り組みが地域ぐるみで行われています。 当NPOは、山里の貴重な伝承文化を継承するため、毎年祭の仮装(道化)に参加して祭りを盛り上げています。 今年のテーマは「オリンピックまであと3年 <世界の国からやってきた>」。 NPO会員はエジプト、アフリカ、コロンビア、ガーナ、ヨルダン等9か国の衣装と現地の方風に化粧して祭りに参加しました。 祭りのお客さん、関係者は毎年参加するNPOの道化を待っていて大きな拍手。 祭りは大いに盛り上がりました。 なお、今回はスイス人の女性等も参加していただき総勢15名の豪華な道化イベントとなりなした。 心配した天候も良くて祭りの神事や獅子舞も例年通り順調に行われ、参加会員は会食や交流も楽しみました。
山の学校inときがわ 支援活動
  8月11日(金)
  場所 : ときがわ町
 真夏の連休初日、天候が心配されながら暑さも一段のこの日、毎年当NPOが受け入れ支援する「山の学校inときがわ」が開催されました。この事業は、埼玉労福協等が親子で自然に触れ自然環境の大切さを学んでもらおうと、ときがわ町大野
大椚第一小学校跡を拠点にして毎年開催してきました。 今年は小学校跡が工事整備中のため会場を同町内「ふれあいの里たまがわ・川の広場」に移して開催しました。 参加者はスタッフを含め約140名の大人数でしたが、手際よくテントの設営、バーベキューの準備を行い子どもたちはマスのつかみ取り、川遊び、スイカ割り等に歓声を上げ、川原のバーベキューを楽しみました。 当NPOのサポーターは親子が安全に楽しめるよう川の遊びなどの見守り指導を行い事故なく楽しいイベントが終了しました。
猛暑に負けず 草刈り支援のメンバーが活躍
  8月5日(土)
  場所 : ときがわ町
 この日は「ときがわ山の学校」を予定していましたが、天候不順で谷川の増水等により事業は中止となりました。 そこで、急きょNPOの管理する果樹園等の草刈払いを行いました。 参加した会員はいずれも草刈のベテラン揃いで、草刈機8台を使って栗、柿、杏子、ビワ等の苗木が植えてある果樹園の下草の刈り払い。 苗木が埋もれるほど伸びた雑草を次々に刈り払い整備しました。 これらの果樹園は高齢化などにより地域で耕作しなくなった農地をNPOが果樹の苗木を植えて管理し山の果樹園づくりを行っているものです。 すでに果実がついた木もあり秋には一部で収穫できそうです。 猛暑の中での草刈は大変な作業ですが、地域の方から冷たい飲み物の差し入れもあり、参加会員は汗だくで奮闘していました。
日韓子ども交流支援
  7月28日(金)  ・29日(土)
  場所 : ときがわ町
 日本と韓国の子ども達23名(韓国13名)が、ときがわ町内の民家8軒に宿泊し、谷川の川遊び等を通して交流する活動を支援しました。 この事業は「パルシステム埼玉」が隔年で韓国の子ども達を受け入れ、当NPOが支援協力する事業です。 谷川の冷たい清流に歓声を上げる子ども達、初めての清流体験に大喜びで、もっと川で遊びたいとの声がしきり。 その間天気にも恵まれて楽しい自然体験となりました。 また、民泊した各家庭では自慢の手作り料理で子どもたちを迎え、お土産の交換や手振り身振りの会話、花火や野菜の収穫体験、朝の散歩等多彩な内容で日韓の子どもたちと山里の温かい交流も行われました。 当NPOは、子どもたちの送迎、川遊びのサポート、宿泊家庭の依頼等を行いこの事業を全面的に支援しています。
猛暑と別天地 谷川で清掃とバーベキュー
  7月22日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 猛暑のこの日、事業は都幾川の源流域の河川清掃、ゴミ拾いとその後のバーベキューによる交流。 毎年恒例の事業で、猛暑とは別世界の清流が岩をはみ冷たい水しぶきの谷川で釣り人達が落としたごみを拾い、谷川を探索し、その後は 緑陰の下でバーベキュー。 飲み物、スイカ、野菜を清流に浸たして、谷川の景観を満喫しながらのバーベキューは毎年人気の事業。 今回は会員参加者がやや少なかったのですが、「株式会社オクタ」の親子の皆さん6名が参加して源流探索等を楽しみました。 滑る岩肌に足を取られながらも滝つぼに飛び込んだり、冷たい水しぶきに歓声をあげていました。 子どもたちからは「楽しい」との声。 会員からは今回は上質の肉も存分でお腹いっぱい大満足との声しきりでした。
地域支援 猛暑の中「菅谷館跡」空堀土塁の草刈り
  7月15日(土)
  場所 : 埼玉県立嵐山史跡の博物館
 夏場の草刈支援活動は、当NPOのメーン事業となっています。 活動地は高齢化の進むときがわ町大野地域が中心ですが、この日の作業は国の指定史跡である「菅谷館跡」の土塁と空堀の雑草の刈り払い。 史跡を管理する県立嵐山史跡の博物館の要請によるものです。 同博物館は当NPOと支援協力関係にあり、この一環として毎年実施しています。 この日参加した会員は、猛暑の中 草刈り払い機10台を使って生い茂る蔓や雑草を刈り払う作業に汗だくで取り組みました。 約半日の作業で、空堀土塁は見事な景観を取り戻し、雑草に埋もれていた「ヤマユリ」の可憐な花が生きかえりました。 嵐山史跡の博物館のヤマユリは今が見ごろです。
伝統の土窯で「竹炭」「竹塩」作り
  7月1日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 ときがわ町大野地域は、かつて炭焼きが盛んな地域で山里の伝統産業として歴史を育んできました。 しかし 現在は炭焼きを生業とする方は1名となり 山里の伝統産業は継続が困難な状況となっています。 当NPOは、炭焼き窯を2基復元し、地域で増える竹林を間伐して竹炭作りを継続事業として行い、山里の伝統の仕事を継続する活動を行っています。 伝統の土窯で焼いた竹炭は、ときが
わ町内の販売所で販売して地域の特産品として人気商品となっています。 この日は、竹炭の窯出し、袋詰め等販売する製品作りを行いました。 また、合わせて土窯で焼き上げた「竹塩」も試食して商品化も検討しています。 竹林の間伐整備から伝統の炭焼で竹炭、竹塩づくり活動を、今後も継続事業として実施していきます。
都幾川源流の森づくり 猛暑の中で下草刈り
  6月24日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 梅雨の合間の晴天、源流の森の現場は時折涼しい風が吹きますが、真夏の太陽が照り付ける真夏日。  この日の事業は継続して下草刈り。 かなりハードな仕事で慣れた会員も敬遠する事業ですが、参加した会員は汗びっしょりで夏草と格闘して雑草を刈り払い、苗木を葛等から守る下刈り活動を行いました。 昼には会員が作った「特製ミソスープ」「NPO農園のジャガイモサラダ」も用意され、楽しい食事と素晴らしい景観で疲れも和らぎました。 なお、この日連合埼玉の役員も参加して今後協力して源流の森づくりを進めることについて現地調査を行いました。
杏子(アンズ)の果樹園づくり
  6月17日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 高齢化の進む地域は耕作が放棄された畑地が増えています。 これらの土地は荒れ地になり猪等野生動物の棲みかになります。 当NPOは、地権者の要請に応えて遊休地の草刈支援活動を継続して行っています。 こうした土地に、栗、柿、桃、ビワ、梅、杏子等会員が好みの苗木を植えて山の果樹園作りを進めています。 この日は杏子の苗木8本の捕植、支柱を立てる等の作業を行いました。 また、先に植えた杏子の木には、初めて実がつき、果樹園作りに汗を流す会員は沢山の実りを期待して山の果樹園つくりに取り組んでいます。
都幾川源流の森づくり
  6月10日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 都幾川の源流域に約2haの広葉樹の森をつくる事業。 この時期の活動は、すでに植栽したナラ、クヌギ等の苗木を夏草から守る下草刈り作業です。 約1200本植えた苗木は鹿の食害と水不足で枯れた分野もありますが、大半は力強く育っています。 この日参加した会員は、鎌を使って伸びた蔓や雑草を刈り払う作業に取り組みました。 真夏日のような晴天、時折の涼しい風やウグイスの声に励まされ 汗だくで奮闘しました。 作業の途中小鹿が足元の岩場から飛び出すハプニングや足場が急峻の為に転倒する会員もいましたが、ほほ予定の範囲の草刈りが終わり全員無事に下山しました。 これからも夏の下草刈作業を継続して行います。 標高約700メートルの山地は景観も良く、風は爽やかで小鳥が多い別天地。 豊かな水源の森づくりに多くの皆さんの参加をお願いします。
無農薬栽培茶「ときがわ茶」 支援活動
  5月20日(土)・21日(日)・27日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 農薬や除草剤をいっさい使用しないで栽培する「ときがわ茶」づくりの支援活動を行いました。 標高4〜7百メートルの山の茶畑で育成される「ときがわ茶」は、地域伝統の健康茶として知られています。 地域の高齢化が進み、茶畑の管理ができず伝統のお茶づくりが困難になる中で、NPOが茶畑の管理育成、茶葉の刈りとり、茶工場への搬送用務を担い地域のお茶づくりを全面的に支援しています。 お茶摘みは短期間に集中して天候にも左右されタイミングがむずかしい仕事ですが、この3日間で約700sの茶葉を刈取り横瀬町の茶工場へ搬送しました。 まもなく無農薬栽培茶「ときがわ茶」ができます。
 *下記のとおり販売しますので美味しい健康茶をご賞味ください。
  価格 100g800円  会員価格600円 
  販売 ときがわ町 農産物販売所(都幾川農協、NPOたまがわ) または事務
局まで
草刈り作業
  5月15日(月)〜18日(金)
  場所 : ときがわ町 大野
 これからの時期、山間地域では遊休地等の雑草対策が欠かせません。 NPOが管理する遊休農地も雑草が伸びて植えつけた果樹の苗木が埋もれる状況になりました。 この4日間連続で草刈り作業を行い4カ所のNPO管理地の雑草を刈り取りきれいに整備しました。 これらの土地は地域で耕作されなくなった畑地でNPOが管理を頼まれ杏子、柿、ビワ、桃、梅等を会員が自由に植え付け山の果樹園づくりを行っています。 また、管理地にはワラビ、フキ、コゴミ、タケノコ、タラの木の生育場所もあります。 地域の先人が大切に守ってきた山里の畑をしっかり守りながら山里の恵みを頂きます。 草刈りに参加した会員はハードな作業にもかかわらず、いい汗をかいて元気いっぱいでした。
第13回定期総会  新たな事業がスタート
  5月 6日(土)
  場所 : 北浦和 県立近代美術館
 第13回定期総会が、新緑がきれいなさいたま市北浦和公園内、県立近代美術館で開催されました。 議長に小杉保雅さんを選び、提案された前年度事業報告、決算並びに新年度事業計画、予算案がすべて承認されました。 新年度事業では、日韓子ども交流の受け入れ、地域の特産品(ときがわ茶・源流わさび・竹炭・蜂蜜)の販売促進10周年記念「山の伝統食レシピ」の増刷等が論議され、これらを重点に取り組むこととなりました。 総会終了後は恒例の懇親会が同市内で開催され、参加者全員から事業参加への力強い発言が相次ぐなど高齢者?パワー全開の和やかで楽しい宴となりました。 高齢化の進む山間地域の再生に確かな成果を確認し、今年度も引き続き会員の力を結集して地域と自身の元気回復に取り組んでいく大きなステップとなった総会です。
ハイキング
  5月5日(金)
  場所 : ときがわ町
 今年は窯場に来る時右側に見える堂山(標高247m)と雷電山(標高412m)、女鹿岩(めがいわ)を歩きました。 ときがわの町が良く見える場所では、あの建物は…、新宿の高層ビルはあれかな、等話が盛り上がりました。 途中で急坂があり、低いけれど侮れないぞと言う感想もありました。 雷電山から降りたところでトイレ休憩。 カップアイスが配られ、とても美味しく頂きました。 帰りはおしゃべりしながら車道歩き。 途中の女鹿岩は下から見上げると迫力がありました。 疲れたけどまた来年も来たいとの感想が有って良かったです。 皆さんお疲れ様でした 。 来年もお待ちしています。
都幾川源流の森に 親子が植林
  4月29日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 山々の木々が一斉に芽吹き、山桜が満開です。 この日は、パルシステム埼玉が募集した親子さんたち約40名が都幾川源流の森を訪れ、コナラ、クヌギの苗木を植林しました。 標高600メートルの現場は急峻な足場の悪い土地、苗木を渡された親子は真剣に丁寧に苗木を植え付け、それぞれの名札もつけました。 昼はNPO会員が作ったウッドデッキに上り、新緑の景観とウグイスの鳴き声の中でお弁当を楽しみました。 植林の後はタケノコ掘り。 現場の竹林にはたくさん出ていて、子どもたちは歓声を上げてタケノコ掘りに挑戦。 親子とNPOサポーターが協力してたくさんのタケノコを収穫しました。 収穫したタケノコは参加者全員で分けてお土産としました。 「とても楽しかった」との声をたくさんいただきました。
山菜を食べる  山菜ピザは大人気
  4月23日(日)
  場所 : ときがわ町 大野
 毎年人気の事業、山々の木々が一斉に芽吹いてウグイスの鳴く声が山里に響きます。 参加者は ワラビを採る・ウドを採る・たらの芽を採るグループに分かれてそれぞれ地域で大切に育てている生育地でたくさん収穫しました。 会場の七重窯場ではピザ窯で山菜ピザ焼き、収穫したタラの芽やコゴミ等の山菜天ぷら、山菜ごはん、わさび漬け等山菜料理満載で参加者は大喜びでした。 特に次々に焼き上がる熱々のオリジナルピザは「美味い」と大人気でした。 参加者は帰りにワラビ、ウドのお土産付きで、山里の恵みを満喫した事業となりました。 なお、例年竹の子がたくさん収穫できましたが、今年は遅くまだ出ていないので、ちょっぴり残念でした。
「ときがわ音楽フェステバル」10回目を向かえました
  4月22日(土)
  場所 : ときがわ町
 第10回を記念するときがわ音楽フェステバルは、「ときがわ歌の祭典ーふるさとの歌&オペラの名曲」で、埼玉オペラ協会の声楽家等9名が競演して華やかに開催されました。 次々と登場するソリストはふるさとの四季の童謡や日本の抒情歌集、オペラの名曲を熱唱して会場を魅了し、10回の節目にふさわしい感動の舞台となりました。 公演後は、出演者と実行委員で10回記念パーティを開き楽しい歓談、交流も行いました。 住民による手作りのコンサートは、継続することが困難と言われる中で、当NPOが全面的に支援協力して、毎回盛況に開催しています。 今後も「音楽の町ーときがわ」づくりをめざして活動していきます。
都幾川源流の森づくり  春の苗木植え付け
  4月15日(土)
  場所 : ときがわ町 大野
 都幾川の源流域に豊かな広葉樹の森をつくる春の活動が始まりました。 すでに植栽した約1,200本の広葉樹の苗木は、冬の風雪や鹿の食害にも耐えて順調に育っています。 この日の作業は、鹿の食害で枯れた苗木(コナラ)の捕植と新たに植えつける場所の整備、簡易トイレの補修も行いました。 これから木々が芽吹き、日ごとに山の景観が変わります。 2ヘクタールの水源の森をつくる活動を今年も楽しく進めます。 森づくりに関心のある方の参加を歓迎します。 また、この日耕作されない遊休農地に杏子の苗木15本、柿2本を植える作業も行いました。 昼には各事業に参加した会員が集まり、美味しい豚汁を楽しみました。
山里伝統の祭り「大野神社送神祭」を支援
  4月 9日(日)
  場所 : ときがわ町 大野
 ときがわ町大野地域のこの祭りは、春を呼ぶ山里の伝統の祭りとして埼玉県の指定文化財に登録されている由緒ある祭りです。 しかし地域の高齢化で各戸から奉納される小旗が年々減少して祭りの継続が危ぶまれてきました。 当NPOはこの伝統の祭りを保存継承するため、毎年小旗30本を奉納し、祭の行列にも会員多数が参加して祭りを盛り上げてきました。 祭りの前日には、会員が集まり青竹で旗竿30本と奉納する和紙の小旗を準備して祭りを迎えました。 この日は時折小雨が降るあいにくの天気、しかし満開の桜等山里は見事な春の景観、旧道を笛と太鼓に合わせて進む行列は山里の一大絵巻。 多くのカメラマン等も集まり日ごろ静かな山里はひと時華やかな賑わい、沿道のお年寄り等は大変喜んでいました。 祭りの状況は、夜のNHKテレビ首都圏ネットでも放映されました。
  1. トップ
  2. 2017度活動報告

inserted by FC2 system