2013年度事業報告
春の香り「よもぎ餅」を作りました。
  3月29日(土)
  場所 : ときがわ町
 春の訪れを告げる山里の伝統食「よもぎ餅」、この日地元のお母さん4名を指導者にして、よもぎを摘み、米粉をこね蒸かす等の手順を学びながら参加者は「よもぎ餅」をつくり、春の味と香りを楽しみました。 ときがわの山里は、草木が芽吹くこの時期多くの家庭ではよもぎの新葉を摘んで、よもぎの餅を作り春の到来を楽しでいました。  昼には定番の鹿肉入りの「ひもかわ」も作り、初めての参加者は山里の食に舌鼓、帰りには緑色鮮やかな「よもぎ餅」をお土産としました。  NPOでは、こうした山里の伝統の食文化を保存継承する活動を行ってきます。
「ときがわ茶」茶農家支援活動
  3月22日(土) ・24日(月)
  場所 : ときがわ町
 うぐいすの初鳴きが聞こえたこの日、ときがわ町特産品の「ときがわ茶」の茶株刈り揃え作業を行いました。 お茶作り作業の一段階で、新茶の刈り取りは5月ですが、芽吹きを揃えるための大切な作業です。 先の大雪で茶畑は茶の枝は折れるなど大きな被害。 ベテランの会員達は茶の枝を丁寧に伸ばす等して、刈り払い機で茶畑を整備しました。 茶農家の皆さんからは、飲み物や茶菓の接待と感謝の言葉が寄せられました。 また、この日他の参加会員は、七重窯場で竹炭作り等を行いました。
ジャガイモの植え付け 七重炭焼き小屋の補修
  3月8日(土)
  場所 : ときがわ町
 大雪のため2月の事業は中止や変更してきましたが、この日は絶好の仕事日和。 山は残雪で入山できませんが春の日差しの中で、ジャガイモの植え付け作業と雪で陥没した炭焼き小屋屋根の補修作業を行いました。 集まった約20名の会員は、それぞれ持ち場に分かれて作業を行い、畑は10キロのジャガイモ種の植え付けが完了、屋根も従前以上しっかりした補修ができました。 また、この日「一般財団法人 長寿社会開発センター」等職員3名が訪れ、事業活動を見学するとともに昼には恒例の「猪鍋ひもかわ」を皆で楽しみました。 お代わりも出るほど今回の味も上々でした。 なお、午後1時からNPO役員会を現地で開催し、4〜6月の事業企画を協議して決定しました。 3月中旬には会員宛てに発送します。
大雪による被害 NPOの炭焼き小屋潰れる
  3月1日(土)
  場所 : ときがわ町
 2月の大雪、ときがわ町大野地区は80p以上の積雪。 NPOの七重窯場炭焼き小屋が雪の重みで潰れる被害がありました。 この日、まだ至る所に残雪ある中で会員有志が集まり、小屋の補修作業を行いました。 会員たちは潰れた屋根材をかたづけて応急的にブルーシートで屋根を覆う等の作業を完了しました。 早急に屋根の補修工事を行い、従前どおりの炭焼き小屋を復活させたいので、引き続きみなさんのご協力をお願いします。
「都幾川源流わさび」 山の特産品は大人気
  2月6日(木)
  場所 : ときがわ町
 厳冬の季節、NPOのプロジェクト「わさびの会」のわさび漬け「都幾川源流わさび」は、最も辛く旨い時節です。 会員は週1回、都幾川源流のわさび田でわさびを採り、谷川で根を洗い、町内の調理施設でわさび漬けを作ります。 この活動を、新聞社(朝日、読売、産経、埼玉)が現地取材して紙面に大きく掲載。 この報道により町内の販売所には多くの注文が寄せられ、わさびの会の会員は、厳冬の中でわさび作りに取り組んでいます。 地域に伝わる伝統の特産品、会員はもっと美味しい「わさび漬け」作りを目指して厳冬の谷川で奮闘しています。
活動拠点整備 ツリーデッキを補修
  2月1日(土)
  場所 : ときがわ町
 当NPOの拠点施設の一つが「NPO七重窯場」。 拠点のシンボルとして「ツリーデッキ」があります。 桧の枝の中に位置するデッキに上ると、鳥の目線で風景が広がります。 夏は涼しく、子どもだけでなく大人の別天地でもあります。 先月から間伐し皮をむいた桧丸太を使って、ベテランの会員の指導でデッキの補修を行いました。 今までのデッキは、すでに5年が経過し老朽化により使用が危険な状態にありました。 今回の補修で安全になり、夏には多くの子ども達が喜んで利用することでしょう。 その前に大人の会員がこの場所を楽しむことになります。
第1回ときがわ音楽フェスティバル 満席、伝わった感動
  1月26日(日)
  場所 : ときがわ町
 豊かな自然と悠久の歴史が今に伝わる町−ときがわ。 新たに「音楽の町ときがわ」がスタートしました。 第1回のコンサートは、ときがわ町「アスピアたまがわ」で開催され、満席の会場と出演者のマリンバ・ピアノ演奏等の熱演に参加者は魅了され、会場は大きな拍手と感動の輪が広がりました。 コンサートは、26名の実行委員の手づくりで各自がチケットを売り、当日の受付、会場案内、裏方等すべてを実行委員が運営しました。 会場では出演のマリンバ奏者小川佳津子さんのCDも飛ぶように売れ、また、初めてマリンバ演奏を聴いた方が興奮の面もちで喜美を語っていました。 当NPOは、この事業を町に企画提案し、今後も継続してコンサートが町内で開催できるよう全面的に支援協力していきます。
山の仕事 木材の搬出、皮むき作業等いろいろ
  1月25日(土)
  場所 : ときがわ町
 大寒に入り、寒い日が続く中でこの日はやや暖かい仕事日和。 先に間伐した木材の搬出と丸太の皮むき作業、竹炭作りの材料となる竹材の小割り作業、茸(ナメコ)の原木作り作業、竹材の燻製作り作業等に参加者はそれぞれ分かれて取り組みました。  山の仕事は冬場もいろいろで、厳しさの中にやりがいと楽しさが有ります。 この日の初参加者は、直ぐに山の空気に慣れてベテラン会員と和気合い合いで丸太の皮むき作業に取り組んでいました。  そして、昼にはこの日「鹿鍋」。 その味が一段と良くて全員がお代わり。 午後の作業も元気が出て、大いに捗りました。
丸太の皮むき、猪鍋 山の生活を満喫
  1月18日(土)
  場所 : ときがわ町
 先週に引き続き、間伐して搬出した桧材の皮むき作業に取り組みました。 この時期切り倒した木材は、虫の被害もないと言われ、建築資材として活用されています。 しかし、丸太の皮むきは皮の水分が少ないため、なかなか難しい作業です。 ログデッキの材料等に活用するためには、皮をむいた丸太が必要で、会員は寒中にもかかわらず汗ばみながら桧丸太の皮むきに取り組みました。 同時に、竹炭作りの材料となる竹材の小割り等の作業も行い、厳冬にも関わらず温かい陽だまりの中でそれぞれの作業を楽しみました。 昼には恒例の「猪鍋」。 山の生活の醍醐味がいっぱいの一日でした。
新春会員交流会  和やかに、盛大に開催
  1月13日(月)
  場所 : 大宮地区
 毎年恒例の新春会員交流会、今回も大宮地区「鮨乃家」を会場に会員多数が集まって盛大に開催されました。 成人の日のこの日、大宮駅周辺は成人を迎えた華やかな若者で大賑わい。 会員交流会の会場は、昨年当NPOが「埼玉県緑化功労者」として埼玉県知事から感謝状を受けたお祝いを兼ねて、旨い料理と沢山のお酒で大いに盛り上がり、会員同士の歓談と交流が大きな輪となりました。 交流会の中で、今年は10周年を迎える当NPの記念事業として、「富士登山」「海外旅行」「蜜蜂から蜂蜜作り」などが提案されるなど、今年もNP0活動が一層発展する勢いが生まれています。
地域支援事業 桧林の間伐、搬出
  1月11日(土)
  場所 : ときがわ町
 ときがわ町の山間地には、間伐整備されず放置されている山林が沢山あります。 木材市場が長らく低迷する中で、多くの労力をかけ育ててきた山林が活用されないのは残念な状況です。 当NPOは、発足以来、杉桧林の間伐作業を行い山林の保全育成に取り組んできました。 この日の作業は、樹齢約40年の桧林を間伐して山林を整備するとともに、伐採した木材を搬出してログデッキの補修などに役たてようと皮むき作業等を行いました。 山作業の得意な会員20名が地元の指導者(山口朝市)の山作業の技に驚きながら、しっかり指導を受けて作業を行い、怪我もなく新年第1回の作業が終了しました。 昼には恒例の猪鍋。 熱くて美味この上ないごちそうでした。
次回は1月18日(土)、桧林の間伐作業、山好きの皆さんご参加ください。
新春ニューイヤーガラコンサート 華やかに新年がスタート
  1月5日(日)
  場所 : 川越市市民会館大ホール
 当NPOが支援、後援する新春コンサートが川越市民会館で開催され、会員多数が初春の華麗なコンサートを堪能しました。 会場では華やかな衣装の歌い手が次々に登場して日本の歌、外国の名曲を熱唱、熱演して客席からは大きな拍手、コンサート終了後は出演者がロビーホールに表れて観客と交流して一層華やかな空気に包まれました。 この日参加したNPO会員は約30名、いずれも「すばらしい年のスタートになった」と喜んでいました。 当NPOは今後も地域の音楽文化の向上を目指して、多彩な事業を行っていきます。
 本年も、どうぞよろしくお願いします。
餅つき大会
  12月21日(土)
  場所 : ときがわ町
 師走の年中行事は餅つき。 NPOの餅つき大会は1年を締めくくるイベントで毎年人気の事業です。 人気の要因は、まず伝統の杵と臼でつきたてのからみ餅、次に地域で栽培したキビ餅、伝統のノゴンボウ餅。 そして地域の方からの沢山の差し入れと温かい交流。 この日はこの上ない晴天で温かい日差し、次々とつき上がる餅をダイコンおろし、ゴマダレ、アンコで食べる、食べる。 猪・鹿鍋と名人味の雑煮、漬物と盛り沢山。 地域の方も参加して会員の楽しい語らいが広がりました。 皆さん、今年1年いろいろお世話になりました。 新しい年も地域を元気に、各事業にご参加いただく方も元気になるよう、頑張っていきましょう。 どうぞよいお年をお迎えください。
わさび漬け作り
  12月14日(土)
  場所 : ときがわ町
 ときがわ町大野地域には、昔から沢の水を利用してわさび作りが行われてきました。 NPOでは山間地の特産品化を目指して、わさびを再生して、生育地の拡充整備やワサビ漬け作りに取り組んでいます。 この日の作業は、まず参加者全員で、わさび生育地3カ所の草取り整備を行い、午後はわさび漬け作りを行いました。 既に、NPOの「わさびプロジェクト」は、ときがわ町内の農産物販売所2か所で「都幾川源流わさび」を販売しており、この日もプロジェクトの会員が指導してわさび漬けを作りました。 採りたての山葵と地元の酒粕を材料にした手作りわさび漬け。 参加会員は出来たて、自信の味と香りのわさび漬けを持ち帰りました。 さて、ご家族の皆さんの反響はいかがとなりましょうか?。
柚子茶、柚子ジュース作り
  12月 7日(土)
  場所 : ときがわ町
 今年は、柚子の当たり年。 ときがわ町の山里では、柚子がたわわに実り、落葉樹が葉を落とした中で、黄色に輝いた柚子の実は初冬の景観のアクセントとなっています。 集まった会員は、柚子を提供いただいたお宅の柚子畑で、早速柚子採り。 柚子にはとげが有り、高い木の柚子の実を採るのはなかなか困難な作業。 はしごや、採り鋏を使って多勢で協力して柚子採りに挑戦し、沢山の柚子を採りました。 例年、柚子を材料に「柚子茶」を作っていましたが、今年は「柚子みそ」「柚子酢」作り。 そして、NPO冬の名物「鹿鍋」を楽しみました。 帰りには参加者は沢山の柚子を持ち帰り、冬至より一つ足早く柚子湯や、柚子料理等で冬の到来を元気に迎えることでしょう。
手打ちそば打ち
  11月30日(土)
  場所 : ときがわ町
 空高く澄み切った天気、ときがわの山々は紅葉真っ盛り。 この日大野NPOログハウスの隣、大椚生活改善センターを会場にして、毎年恒例のそば打ちの講習会が行われました。 新そばを自分で打ち、直ちに食べる醍醐味に、毎回人気の事業。 この日は蕎麦大好きの会員が集まりそば打ち名人の会員が指導者で、班別に分かれて和気あいあいそば打ちに挑戦。 打ちあがったソバはすぐに清流にさらし、競い合って食べる、食べる。 あっという間に予定の分量をオーバーする勢いで、参加者は存分に打ちたての蕎麦を堪能しました。
収穫祭 いも煮等を楽しむ
  11月23日(土)
  場所 : ときがわ町
 この日、雲一つない秋空と真っ盛りの紅葉の下で収穫祭。 参加会員はNPO管理地からサトイモ、サツマイモ、ネギ、大根等を収穫。 早速いも煮の準備、バーベキューの煙が広がり11時から恒例の収穫祭が始まりました。 会場にはアルコール飲料も準備され(もちろん飲酒運転厳禁)、会員差し入れの「みそコンニャク」「柿」、ご近所から「野沢菜漬け」「みかん」の差し入れ、沢山の焼肉といも煮で話も弾み、収穫祭は大いに盛り上がりました。 何よりも小春日和の天候、山々の紅葉と抜けるようなブルーの空の下での会食は、お腹も満腹、満足感いっぱいの美味しいイベントとなりました。
埼玉緑化功労者に選ばれ 知事から感謝状
  11月17日(日)
 第37回全国育樹祭式典行事が「彩の国くまがやドーム」で開催され、この会場で埼玉県緑化功労者(団体の部)として埼玉県知事から感謝状が授与されました。 会場には皇太子殿下がご臨席し、知事をはじめ県内外の行政や関係団体の代表者約5千名が参加する大きな式典。 当NPOの代表3名が式典に参加しました。 当NPOは、都幾川源流の森づくりや竹林間伐、草刈り支援など山間地域の環境保全活動を年間をとおして実践しており、この活動が評価されたものです。 受賞を契機に、今後も山間地の環境保全、緑化活動に一層取り組んでいきます。
山の伝統炭焼き準備作業 材料の竹材間伐、搬入
  11月16日(土)
  場所 : ときがわ町
 いよいよ炭焼きのシーズンを迎えました。 この日の作業は、材料となる竹材の間伐、玉づめ、搬入作業。 大野地域で竹林間伐の要請のあった家の竹林で約100本の孟宗竹を間伐して、竹林を整備し、竹材は炭焼きの材料として軽トラック2台満載で窯場に搬送しました。 天候もよく、空気も澄んで紅葉の山々を眺めながらの作業は大変はかどり、うっそうとした竹林は見事な景観に変わりました。 翌春にはタケノコも沢山出るものと参加会員は期待しています。
山里体験受け入れ パルシステム埼玉
  11月15日(金)
  場所 : ときがわ町
 紅葉まっさりのときがわの山里。 この日あいにくの雨模様の中、パルシステム埼玉の会員22名が「里山体験」で、NP0七重窯場を訪れました。 その第一のお目当ては、ピザ窯で焼き立ての手作りピザを食べること。 プログラム野草の観察・採取を急ぎ終えると、早速ピザ作りに全員が取り組み、次々とピザを焼き上げ、直ちに食べることに専念する迫力に係のNPO会員もタジタジの様子。 近くで採取した「ノビル」の味噌和えを具材した山菜ピザの味は絶品でした。 その後、山里の生活の話を聞き炭焼き体験で窯から炭を取り出し、袋づめの体験も行いました。 参加者は帰りにお土産の「竹炭」を配付され、雨にもめげず賑やかな山里体験の一日となりました。
おかめササでかご作り講習会
  11月9日(土)
  場所 : ときがわ町
 例年実施している講習会。 今回も菅谷館跡(嵐山歴史の博物館)で材料となるおかめササを採取して講習会を準備しました。 おかめササで作るざるやかごは、丈夫で抗菌性もある優れもの。 ときがわ町大野地区の旧家には、長い間重宝してきたざるやかごが今も使われています。 今回は予想したより少人数の参加者で、ベテラン会員の指導で懸命に各自小さなかご作りに挑戦しました。 おかめササのかご作りはなかなか難しく、技術をマスターする受講者は少ないのですが地域の伝統の技を継承するため、今後も取り組んでいきます。
国指定史跡「菅谷館史跡」の草刈りボランティア
  11月7日(木)・8日(金)
  場所 : 嵐山町
 比企丘陵の中心部に位置する嵐山町菅谷。 都幾川を眼下にする菅谷館跡は、鎌倉時代を代表する武蔵武士畠山重忠の居館の伝えられている。 今も深い空堀と土塁に囲まれた郭跡は、往時を十分にしのばせる景観が残る。 史跡を管理する「県立嵐山史跡の博物館」から依頼を受けて、当NPO会員が空堀や土塁の雑草の刈り払い活動を両日行いました。 参加したNPOベテラン会員は手慣れた作業手順で草刈り払い機を使い、大きく伸びた雑草を次々に刈り払い、空堀や土塁の景観を見事に取戻し、博物館職員から喝采と感謝の言葉を受けました。 なお、当NPOは資料の印刷、発送事務で当博物館の会議室等を使用等させていただき、県のNPO支援の具体的活動として関係者から評価されてきた経緯があり、今回の草刈り支援活動は相互の信頼と協力関係を一層深めることとなりました。
木のくにときがわ祭り
  11月2日(土)祭り準備 ・3日(日)祭り)
  場所 : ときがわ町
 3日毎年恒例のときがわ祭りが、ときがわ町明覚「せせらぎホール」を中心会場にして開催され、当NPOも出店、お茶・わさび・竹、木炭・竹工芸品等を販売、参加者との交流を行いました。
 天候にも恵まれて多くの人出、販売店の並ぶエリアは多くの人で賑わいました。 前日に続いてこの日も20名程の会員が参加して、事前に準備したNPOの特産品を次々に売りさばきました。 特に「都幾川源流わさび」、試飲もある「ときがわ茶」は完売の人気、竹炭や竹の工芸品も売れ行き上々で売り子の大きな声が会場に響きました。 また、会員が作った「竹トンボ」を子ども達に配って大変喜ばれました。
 NPOが作るときがわ特産品の販売とともに多くの方との語らい、交流が行われて情報発信の成果が上がり、参加会員も満足感一杯のイベントとなりました。
地域支援 台風のため竹炭作り等に変更
  10月27日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 地域から要請の多い竹林間伐整備事業。 26日は台風27号の接近による大雨が予測され、全体事業は中止となりました。 しかしい熱心な会員は台風にもめげずに参集、窯場の安全確認や屋根内での竹炭整理などを行いました。 翌日は、台風一過の秋晴れとなりましたが、参加会員が少なく竹林間伐を変更して、先週間伐してある竹材を、窯焼き出来るよう小割りにする作業や既に焼き上げてある竹炭の窯出し、袋詰めの作業を行いまし。袋詰めした竹炭は、11月3日のときがわ産業祭りで販売します。 また、27日はときがわ町椚平地区のお祭り(有名なキツネつり)。NPOの代表2名が参拝して、地域への感謝の気持ちをお届けしました。
石窯でピザ作り 食欲の秋スタート
  10月19日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 ピザ専用の石窯は、ときがわ町大野地区七重窯場に設置してあります。 会員手作りの石窯は大変出来が良く、この窯で焼く山菜ピザ作りは毎回参加者が殺到する状況です。 今回は天候不順も有って参加者が10余名に限られたため、次々に焼きあがるいろいろなトッピングのピザを参加者は存分に食べてお腹いっぱいの大満足。食欲の秋を象徴するイベントとなりました。 また、日ごろお世話になっている地域の方にもおすそ分けして、大変喜ばれました。 今後もこのピザ窯を使ってピザ作りを行います。 焼きたての手作りピザを是非ご賞味ください。
都幾川源流の森づくり  竹切り・果樹植栽・蜜蜂飼育活動
  10月12日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 真夏を思わせる日中気温30度、秋晴のこの日の作業は予定を変更して、竹切り、栗・柿の苗木の植栽、ミツバチの給餌等を行いました。
 ・竹切りは、竹炭を作る材料を確保するため竹林を間伐整備して竹材の切り出しを行いました。 会員は手慣れた手順で竹を切り倒し、切り詰めした竹材を軽トラックで七重窯場に次々搬送しました。
 ・果樹の植栽は、遊休農地に栗・柿の苗木8本を植え付けました。 今後遊休農地に順次、栗・柿・杏子・モモ等の苗木を植えて果樹園を拡大していきます。
 ・蜜蜂飼育は、現在蜜蜂の1箱を管理していますが、花の少ない時期には砂糖水を給餌してハチを飼育管理します。 この日は砂糖水の給餌とハチ箱の点検、スズメハチの駆除等を行いました。 多くの花が咲く春までの間、大切に蜂の生育管理する必要があります。
地域支援 果樹畑等の草刈り
  10月6日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 猛暑の夏が去り、朝夕はすっかり秋の気配。 この時期、山間地では耕作されずに夏草が茂るままになっている土地が目立ちます。 NPOは、先祖伝来の畑地や地域の景観を守るために、遊休農地の草刈り支援活動を継続して行い、一部の畑地に果樹を植える活動を行っています。 この日、天候不順の中でも集まった会員が、遊休農地の草刈り、茶畑の周辺整備活動を行いました。 今後、遊休農地については地権者の理解を得て栗・柿・杏子等の苗木を植え、茶畑はさらに手入れを行って良質の「ときがわ茶」作りを目指して行きま。
オータムコンサートin川越
  10月5日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 当NP0の支援活動事業のコンサートが川越市民会館で開催され、多数の会員がマリンバの演奏、世界の歌・オペラアリアや篠笛、日本の歌を楽しみました。  この日はあいにくの雨天でしたが、会場では次々と華やに歌手が登場して観客を魅了し、特に地元出身の出演者には大きな拍手で会場が盛り上がりました。 NPOは、今後も地域の音楽文化の向上を目指して音楽フェステバルの開催やコンサート支援活動を行って行きます。
都幾川源流の森づくり
  9月28日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 秋の到来、朝の空気がひんやりと澄んで心地良い日、ときがわ町大野七重窯場には20余名の会員が参集。 源流の森づくりと茶畑の整備、畑プロジェクトに分かれて活動を開始しました。 源流の森は、夏草の刈り払いとログデッキに手すりの取り付け作業を行い、仕事は順調に進んでいます。 昼にはたき火の炭で豪快に「さんま焼き」。 天空の地で秋刀魚を食べる。 風に乗って秋刀魚を焼く煙が緑の木立に広がりました。 茶畑の整備は、茶農家が高齢で草取り等の管理ができないため、この日草取りと秋肥料の散布を行いました。 茶畑も年間を通して、除草、刈り払い、施肥等の管理が必要です。 NPOでは「ときがわ茶」の品質向上を目指して、地域の茶畑の管理作業に取り組んでいます。 畑プロジェクトは、管理地にカブ種を蒔く等の作業に取り組み、この日の参加者全員が心地良い汗を流しました。
地域支援 猛暑の下で草刈り
  9月21日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 都幾川源流の森づくり ログデッキほぼ完成
 お彼岸を迎えたこの日、日中は標高600メートルの現地も真夏の暑さ。 参加会員はまずは草刈り作業。 昨年、一昨年に植え付けた広葉樹の苗木は、草やつるにからまれても懸命に成長しています。 苗木がまっすぐの育つよう雑草やつるを刈り払いました。 また、ログデッキ作りは最終段階の作業として手すりの取り付けを行いました。 デッキに上ると、涼しい風を受け、景観もよくて別天地の心地良さ。 参加者は昼食をデッキの上で食べて大満足。
 皆さんも天空のログデッキに登ってみませんか・・・。
炭焼き窯から 煙が・・・
  9月21日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 冬の風物詩、炭焼き。 シーズンより一足早くNPOの七重窯場の1号窯にこの秋一番の火が入りました。 1号窯は主に木炭を作り、春先から用意した樫の木等を材料にしての炭焼き。 火入れが完了すると土窯の煙突から白い煙が勢いよく出て、順調に炭作りが始まりました。 約1週間で黒消しの木炭ができます。 木炭は、飾りものや防臭材料としても活用され、近年人気があります。 ご入用の方は玉川農産物販売所で購入されるか、事務局にご連絡ください。
地域支援 猛暑の下で草刈り
  9月14日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 この日、台風前の南風で気温は30度以上。 ときがわ山里も朝の作業前から汗が出る暑さ。 地域の会員から再三の草刈り依頼があり、背丈ほど伸びた遊休農地の雑草刈りに会員約20名が取り組みました。 地域の方も敬遠する炎天下の草刈り、NPO会員は慣れた手さばきで、草刈り払い機10台や鎌等を使って作業を進め、午後には山菜畑(タラの芽植栽)の草刈り整備も行いました。 全員汗びっしょりのきつい作業でしたが事故なく晴々した笑顔で作業は全て終了。 また、畑プロジェクトのメンバーは、管理地にダイコンの種まき等を行いました。 猛暑にもめげず、当NPO会員は本当に元気です。 皆さんお疲れ様でした。
都幾川源流のわさびづくり 雨天で草刈りに変更
  9月7日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 当NP0は、ときがわ町の大野地域に現在3カ所のわさび育成地を管理しています。 この日はあいにくの雨天。 奥深い山のわさび田の草取り整備は、無理と判断し、参加者は、活動拠点「七重窯場」周辺の草刈りを行いました。 夏草の生育は早くて、3週間おきに草の刈り払いが必要なくらいの状況です。 窯場の周辺、すっかり伸びた夏草を参加会員は汗と雨でびっしょり濡れながら、きれいに刈り払いしました。 みなさんお疲れ様でした。 なお、わさびづくりは「都幾川源流わさび」の地域特産品化を目指して、年間を通して活動を行って行きます。 わさび好きのみなさん、活動にご参加ください。
秋野菜の種まき 草刈り
  8月24日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 猛暑が続く今年、畑には沢山の雑草が育ちます。 NPOが管理する畑も一面の雑草がはびこっていましたが、畑プロジュクトの会員が草を刈り払い、耕運機で耕してニンニク、玉ネギ、ネギ、カブ等の植え付け、種まきを行いました。 なお、先に植え付けたサトイモ、サツマイモ等は雑草にも負けずに順調に育っています。 また、果樹園の草刈りもあわせて行いました。 炎天下の下で大きく伸びたクズ等の雑草の刈り払いは重労働、草刈り機を使って会員は汗だくで奮闘しました。 その他、現在試行的にミツバチを飼っていますが、ミツバチ箱の点検も行いました。
大野神社祭り支援 「ときがわ老虎隊」出演
  8月18日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 ときがわ町「大野神社ささら獅子舞」は、江戸時代までの歴史を持つ地域の伝統の祭りです。 獅子舞は七庭(1庭30分から75分)演じられ、五穀豊穣を祈る勇壮な舞いとして知られています。 しかし高齢化、過疎化が進む地域では、見物客の減少や各出演奏者等の固定化等で伝統を維持することは困難な状況となっています。 当NPOは、この伝統の祭りを支援するため、毎年祭りの人気の演目「道化」に参加しています。 「道化」の登場は第六庭。 最終の舞い「白刃の舞」とともに祭りのピークで、昔から地域の子どもや大人にとって最も楽しみな演目で、多くの道化が子供たちの夢を育みました。 今回の出演演目は、NHKテレビ大河ドラマから連想した「白虎隊」をイメージして「ときがわ老虎隊」。 会員9名が「白虎隊」の衣装で祭りに登場して見物客から大きな拍手を受けました。 なお、昨年は「世界の国からこんにちわ」の演目で、スペイン、チリー等外国の友人や世界の衣装で参加して祭りを盛り上げました。 地域のお年寄りの皆さんはNPOのこの参加を心待ちにしており、今回も大変喜んでいただきました。
ときがわ山の学校 第三陣
     東日本大震災の避難ご家族等多数が参加

  8月10日 ・11日
  場所 : ときがわ町大野
 毎年、埼玉県労働者福祉協議会の親子の皆さんが「ときがわ山の学校」に参加されます。 今回も第一日は約130名。 二日目は約80名の親子がときがわ町大野地区の豊かな自然の中で親子キャンプを楽しみました。 子どもたちの人気は谷川の沢登り、滝壺への飛び込み、そしてそうめん流し。 川から上がった子供たちは、スタッフが準備したバーベキューや浪江町の特性焼きそば、流しそうめん、スイカ等を競って食べ、こちらも大満足。 二日目は東日本大震災で埼玉に避難しているご家族も多数参加して、親子ともども谷川の醍醐味を満喫しました。 当NPOは、山歩き、川遊び、沢登り、そうめん流し等をサポートしていますが、これからも、首都圏60キロ圏のときがわ町で、都会の子ども達が本物の自然体験が出来るよう「ときがわ山の学校」を一層充実発展させていきます。
 「ときがわ山の学校」に参加されたい団体等は、事務局までご連絡ください。
ときがわ山の学校 第二陣 鶴ヶ島市内の学童が参加
  8月7日 ・8日 ・9日 ・10日
  場所 : ときがわ町大野
 ときがわ町大野地域、夏の自然を体験する山の学校に、今年も鶴ヶ島市内の学童保育(ひまわりクラブ)の子どもと関係者約40名が参加しました。 今回の山の学校の体験メニュー(3泊4日)は、都幾川源流の沢登り・川遊び、堂平山ハイキング、そうめん流し、キャンプファイヤ、星空観測等盛り沢山。 人気は源流の滝壺への飛び込み。 透き通る谷川の清流の中に次々に飛び込んで大きな歓声、また滝に打たれて大きな歓声を上げていました。 これらの活動は、NPOのサポーターが案内、指導等を行い、安全に楽しく山里の自然を学び体験できるようにとサポートしています。
「ときがわ山の学校」の第一陣 韓国の子ども達、山村生活体験
  8月2日 ・3日 ・4日
  場所 : ときがわ町大野
 韓国の中学・高校生9人と日本の小中学生12名等がときがわ町を訪れ、3泊4日の山村生活体験を行いました。 この事業は、パルシステム埼玉と韓国プルン生協の1年おきの相互子ども交流事業で、今年度日本で実施。当NPOが協力してときがわ町で実施しました。 事業の内容は、地元のお母さんの指導による「そばうち」体験やNPO会員がサポートする「そうめん流し」「都幾川源流の川遊び」等を楽しみました。 そばうち、そうめん流しは日韓の子ど達は一斉に「うまい。」の大合唱。 川遊びは滝壺への飛び込みが大人気。 宿泊は、旧東京天文台堂平観測所(星と緑の創造センター)に2泊、1泊はときがわ町大野・椚平地区の9軒のお宅に民泊し、浴衣を着せてもらったり、花火等で家族の皆さんと楽しい交流が行なわれました。 子ども達は言葉の違いも問題なく、大きな声と笑顔で山里の自然や生活の一端を楽しんでいました。 また、この事業には多くの関係者が参加し、川遊びやそうめん流し、バーベキューには約70名が参加しました。 夜間には日韓の大人たちの交流会も行われ、相互の理解と親善が深まりました。
谷川の清掃と源流の探索
  7月27日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 夏本番を迎え猛暑の日々が続きますが、都幾川の源流域は暑さ知らずの別天地。
 この日、谷川のごみ拾い清掃とバーベキューを行いました。 今回の参加者は例年よやや少なく約20名。 参加者は2班に分かれ、都幾川の源流約200メートルにわたってごみ拾い等を行いました。 その後は恒例の谷川バーベキュー。 清流の水音と木漏れ日の中で、焼肉、トウモロコシ、ジャガイモ等を楽しみました。 谷川で冷やしたビールやスイカ、トマトが旨いこと。 暑さをすっかり忘れ生気を取り戻したひとときでした。  もちろん、飲酒運転は厳禁で一切ないこともあわせて報告します。
猛暑の中、わさび畑の草取り
  7月15日(月)
  場所 : ときがわ町大野
 NPOのわさびプロジェクト(ときがわわさびの会)会員は、この夏も山のわさび畑の草取りを行っています。 夏場はわさびの生育地も沢山の夏草が生い茂ります。 この草採り等の手入れが、良いわさびつくりには不可欠の作業です。 ときがわの特産品として、「都幾川源流わさび」の品質向上を目指して猛暑の中で会員が作業を行いました。 夏場から秋にかけて育つわさびを原料にして、今年も11月頃から「わさび漬け」を手作りして販売する予定です。 人気の「都幾川源流わさび漬け」を是非ご賞味ください。
伝統の土窯で 木炭つくり
  7月13日(土) ・14日(日) ・15日(月)
  場所 : ときがわ町大野
 当NPOの活動拠点、ときがわ町大野「七重窯場」には、地域伝統の土窯2基、ピザ窯、燻製窯の計4基の土窯があります。 今回紹介する活動は、木炭つくり。 冬場に用意した樫材等を材料にして、この時期も炭焼きを行っています。 炭焼きは秋から冬がシーズンですが、沢山の材料があり夏場も継続して有志の会員が炭焼きを行っています。 何回かの試行を重ね、立派な木炭が出来るようになりました。 その活用はバーベキューの燃料の他に、飾りや空気の清浄に効果があり、根強い人気が有ります。 年間を通しときがわ町玉川農産物販売所で販売しています。
都幾川源流の森づくり 猛暑の中で下草刈り
  7月13日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 森づくりは年間を通して作業がありますが、この時期は植栽した苗木がクズ等のつる草に負けないよう下草刈りが大切な作業です。 昔から夏季の山仕事として、植林した苗木の下草刈りが一斉に行われてきました。 この日の作業は、昨年植え付けた約500本の苗木の草刈り。 参加した会員は汗まみれでつる草等を刈り払い、苗木がしっかりと育つよう奮闘しました。 標高600メートルの山地は、時折別天地の涼しい風も吹いて参加者を元気付けていました。
地域支援 猛暑にも負けず 草刈り支援
  7月6日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 梅雨明け、この日は県内各地35度以上の猛暑日。 ときがわの山里も日陰を除いては猛烈な暑さ。 この炎天下にも負けず、会員約20名が地域の草刈り支援に取り組みました。 草刈り機と鎌を使っての作業は、汗が止まらない大変な作業ですが、手慣れた会員は次々に繁った草を刈り払い、山の景観を取り戻して行きました。 依頼のあった農家では、冷たいの飲み物等を用意して、たいへん喜んでいました。 この日の作業で、全員怪我もなく予定地以上の場所を刈り払い整備しました。 参加会員のみなさん、本当にお疲れ様でした。
都幾川源流の森づくり 下草刈り
  6月15日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 梅雨期の間、雨が上がった都幾川の源流域は、緑の色が一段と濃く鮮やかです。 この日の作業は昨年植えつけた苗木の下草刈りです。 心配された雨が上がり時折陽射しがありますが、傾斜地の草刈り作業はすぐに汗が噴き出す重労働。参加会員15名は先に植え付けた苗木を1本ずつ確認しながら、丁寧に藤ツルなどの雑草を刈り払いました。 ウグイスの声に励まされて約2ヘクタールの半分の刈り払いが終了しました。 昼には、既にほほ完成したウッドデッキに登って各自弁当を広げ、素晴らしい景観を楽しみながらの食事は疲れも忘れるひとときとなりました。
山の伝統「炭焼き」 2窯に火入れ
  6月7日(金) ・8日(土) ・9日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 今季最終の炭焼き(窯入れ、火入れ)作業が行われました。冬の間に用意した竹材を材料にして竹炭を作ります。 竹炭は、NPOの「山里からのおくりも」として年間を通して販売するときがわ町の特産品です。 炭焼きは伝統の技、技能が必要で、毎回窯焼きが成功しない難しさがあります。 既に当NPOは数年の経験がありますが、毎回その出来栄えに一喜一憂する興奮があります。 今回の炭焼きもほぼ10日間で窯出しを行いますが、立派な竹炭が出来るよう念じながら参加者は窯の火の調整等を慎重に行いました。
地域支援 草刈り事業
  6月1日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 梅雨期、雑草が成長する時節です。 山間地域の環境を守るためには、これから夏場にかけての草刈り活動が最も大切な仕事です。 この日は、NPOの管理地や個人で草刈りが困難な家の草刈り支援、そして旧大椚第一小学校校庭などの草刈りを行いました。 NPO会員が草刈り払い機数台を使い、汗だくになりながら次々と雑草を刈り払いました。 刈り払いの終了した土地はすっきりした景観を取戻しました。 当NPOは、これから夏場にかけて、高齢化の進むときがわ町大野地域で要請のある畑地や道路等の草刈り支援を継続して行って行きます。 気持ち良い汗を「おもいっきり」かくハードな仕事ですが、地域の方が大変喜んでいます。 「やりがいがある」が即実感できるボランティア活動。 多くの皆さんのご参加をお待ちしています。
「都幾川源流わさび」 わさび田の整備活動
  5月25日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 ときがわ町大野地域では昔から自家用等にわさび作りが行われてきました。 NPOでは地域の特産品化を目指して、わさび育成地を復元再生し、「都幾川源流わさび」漬けをつくり、ときがわ町内の農産物販売所で販売しています。 新鮮な手作りわさびとして人気があり、毎回完売の状況です。 今年度のわさびづくりは5月末で終了、次年度は12月から再開する予定です。 わさびの育成には年間を通して冷たい水と適当な日当たりが必要で、現在4カ所にわさびを植え付け育成していますが、いずれも山の奥深く狭い場所に限られています。 今回の作業は、貴重なわさび育成場所の草取り、水路の整備、周辺の草刈りなどを行いました。 NPOでは、今後ときがわ町の特産品として「都幾川源流わさび」の品質をさらに高め、多くの方に賞味していただき、ときがわ町の情報発信等に取り組んで行きます。
「ときがわ茶」 支援活動
  5月19日(土) ・20日(月) ・21日(火) ・23日(木)
  場所 : ときがわ町大野
 新茶の季節、今年は遅霜で茶葉の生育が心配されましたが例年通りお茶作りが始まりました。 「ときがわ茶」は標高4〜7百メートルの山地で栽培されるため害虫の被害が少なく、農薬を一切使用しないで栽培されています。 地域の高齢化等でお茶づくりが減少していますが、ときがわ町の特産品として人気があり、今後も存続、発展させるためNPOでは茶畑の管理、茶刈り、茶葉の搬送等の支援活動を毎年行っています。 今年もNPO会員が各茶畑で茶葉の刈取り、搬送支援業務を行い、各茶農家で大変喜んでいただきました。
 間もなく、香り豊かな無農薬栽培茶「ときがわ茶」が出来ますので是非ご賞味ください。 ときがわ町の農産物販売所「都幾川」「たまがわ」で6月から販売する予定です。
都幾川源流の森づくり 着々と進んでいます
  5月18日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 都幾川の源流域に豊かな水源の森をつくる。 この日の作業は今年度の植栽計画によりナラ、クヌギ、トチ等の苗木の残り約30本の植え付けとログデッキ作りです。 若葉に包まれた都幾川の源流域は1年で最も輝く時節。 ウグイスの声を聞きながら会員は植え付け、デッキ作り給水施設の補修を行いました。 既に植え付けた約1,100本の広葉樹の苗木は順調に根づいています。 これから夏場を迎え下草刈りが重要な作業になります。 大変きつい仕事ですが森づくりには不可欠の作業です。 森づくりに関心のある皆さんの作業参加を歓迎します。 約2ヘクタールの源流の森づくりは着々と進み、作業参加者はそれぞれこの上ない楽しみと喜びを体感しています。
第9回定期総会 新たな年度がスタート
  5月11日(土)
  場所 : さいたま市大宮区 「埼玉県立歴史と民俗の博物館」
 この日、さいたま市大宮区の「埼玉県立歴史と民俗の博物館」を会場にして、第9回定期総会が開催され全ての議案が全会一致承認、議決されました。 新年度事業では、・「宮崎ゲストハウス」補修 ・韓国のこども達の山里体験受け入れ等の新事業のほか、・地域支援活動の充実 ・源流の森づくり ・特産品の開発事業等を重点に取り組むことが決まりました。 また、昨年度「さいたま環境賞」受賞が報告され会場から大きな拍手が上がりました。 その後、さいたま環境賞受賞祝賀を兼ねて懇親会が、市内で開催され歓談の輪が大きく広がりました。
 
*総会資料について
 総会に出席で出来なかった会員の皆さん等には、ご連絡いただいた方には郵送します。 また、「NPO七重窯場」にありますので、事業参加の折お受け取りください。
春の「山里ハイキング」
  5月5日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 新緑の山々、木々が一斉に芽吹き山里が最も輝く季節です。 毎年人気の山里ハイキング。 ときがわ町大野七重窯場に集合、高篠峠まで車、そこから約4キロの山道を歩き奥武蔵の山並みの最高峰丸山(標高960メートル)を目指すコース。 ウグイスの声に励まされ、木立の間からの眺望を楽しみながら、約2時間ほどで丸山に到着しました。 秩父盆地から奥秩父の山々、また関東平野を一望できる眺望に参加者は感動。 今回初めて参加した子どもたちも大喜び、自然に溶け込んだ中でのお弁当の旨かったことは申すまでもありません。 参加者は改めて都幾川源流域、奥武蔵野の魅力を堪能したハイキングとなりました。
川越フリーマーケット 「山里からのおくりもの」 完売です。
  5月3日(金)
  場所 : 川越 大正ロマン通り
 晴天に恵まれたこの日、川越の大正ロマン通りは大勢の人、人、人。 例年どおりNPOときがわの小旗を掲げ、会員約20名が参加して「山里からのおくりもの」の品々を販売、PR活動を行いました。 ワサビ漬け、木炭、竹炭、竹燻製、ローリエ(月桂樹)葉、そして山草の竹鉢植え等、女性の売り子の活躍で多くの品は次々に売れて、予定の時間前にすべて完売しました。 多くのお客の皆さんと会話等が弾み、山里の現状やNPO活動についてもPRすることができました。 その後の打ち上げ、反省会も大いに盛り上がり今後のNPO活動に大きな弾みがつきました。 皆さんお疲れ様でした。
山菜を食べる 山の恵みを満喫
  4月27日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 山々の新緑が輝く絶好の日和、毎年人気の事業に多くの山菜愛好者が集まりました。 ときがわ町七重窯場に集合した参加者は、開会行事後に、タラの芽採取・ワラビ採取・ウド採取・畑作業・ピザ作りに分かれてそれぞれ山菜採り、調理等に取り組みました。 山菜採りのグループはウドやワラビ等沢山の山菜に出会って大喜び。 七重窯場では・山菜ピザ・山菜天ぷら・山菜おこわ・山菜の漬物等盛り沢山の山菜料理。 50名を超える参加者は旬の山菜料理に感激。 帰りにはウドやワラビのお土産を持ち帰る山菜一杯の一日となりました。
環境を守る地域支援活動 タケノコ、ウドを収穫
  4月20日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 高齢化の進むときがわ町大野地域、NPOでは豊かな山里の地域環境を守る活動を年間を通して実施しています。 耕作されなくなった畑地等の草刈りや増殖する竹林の間伐等が主な活動です。 この日は、日ごろ支援活動をしている2軒のお宅から「筍(タケノコ)とウドを皆さんで自由にお採りください。」との連絡があり、事業に参加した会員は、旬の山の幸を沢山収穫して各自お土産に持ち帰りました。 また、NPOが管理する畑地に「杏子」の苗木を植える作業も行いました。 この時節、ときがわ町の山里ではワラビ、ゼンマイ、タラの芽、フキ、そしてタケノコ、ウド等の山菜が採れ、山の幸を楽しむことができます。 地域の景観を守るとともに山里の恵みを沢山いただく活動を行っています。
春を呼ぶ祭り「大野神社送神祭」 祭りに参加
  4月14日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 ときがわ町大野地域の伝統の祭り「大野神社送神祭」が、今年も春爛漫の山里で賑やかにのどかに行われました。  当NPOは、山里の貴重な祭りを支援するため、毎年約30本の小旗を作り、奉納し、祭りの行列に参加して祭りを盛り上げています。  今年は、13日に会員が集まり青竹を切って小旗を作り、各自が「大野神社御祭礼」等と和紙の旗に墨で書きいれて、小旗30本を完成させました。 祭りの当日14日は、参加会員がそれぞれの小旗を神社に奉納し、午後2時からの祭りの行列に賑やかに参加して、貴重な伝統の祭りを盛り上げました。 笛や太鼓に合わせて「オオクルワ、オオクルワ、ハヤリガミオオクルゾー。」のかけ声が普段は静かな山里に響き、祭りの沿道には地域の方の笑顔と色とりどりの花木。 参加者は新緑の景観を楽しみながら「普段の生活にはない心身のリフレシュができた」と喜んでいました。 また、当日は「宮崎ゲストハウス」にお祝いの席を設け、地域の方や会員の皆さんから沢山の差し入れ、さらには「もろやま華うどん」の試食、お祝いの酒もあり宴席も和やかにな寒暖で大いに盛り上がりました。
都幾川源流の森づくり 広葉樹の苗木補植
  4月6日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 現場には、現在約800本の広葉樹の苗木が植えられていますが、昨年植えた苗木の一部は鹿の食害や日照りのために枯れたものが有ります。 この日の主な作業はこの補植作業。 用意したコナラ、クヌギ、トチ、ヤマザクラ、ケヤキ等の 苗木を丁寧に植え付けました。 また、現在設置作業中のウッドデッキの作業にも取り組みました。 約2ヘクタールの放置林を、豊かな水源の広葉樹の森に変える作業は大変な苦労もありますが、一歩一歩会員の夢が実現しつつあります。 森づくりの夢をみんなで実現しましょう。 森づくりに関心のある方、ご参加ください。 初めての方歓迎します。 また、この日「畑プロジェクト」の会員は、ネギの植え付けなどの畑作業に取り組んでいます。
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