2011年度事業報告
地域支援活動 草刈り、茶畑整備活動
  3月31日(土)、4月1日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 高齢化の進むときがわ町大野地区、地域の環境を守っていくのは大変な作業が必要です。 第一日は、長い間放置されていた旧農地の整備活動に取り組みました。シノタケがはびこり雑草にうずまっていた土地の刈り払いと、草木を焼き払う作業。天候不順の中、雨にもめげずに十数名の会員が汗だくで作業を行い、元の農地を復活させました。 第2日は、地域の特産品である「ときがわ茶」畑の整備活動です。この時期、茶葉を刈り揃え新しい芽を出させる大切な仕事です。 お茶農家の要請を受けて当NPO会員がこの作業を行いました。毎年この作業を行っているため、手際よく茶刈り機を操作して作業を行い、地域の茶栽培農家4軒の茶畑を刈り揃え作業を完了しました。
地域支援活動
  3月24日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 高齢化の進むときがわ町(旧都幾川村)では、増え続ける竹林が地域の環境問題となっています。NPOでは多くの支援要請を受けて、各家の竹林の間伐整備を行っています。この日は、ときかわ町大附地区の間伐された竹材の搬送活動を行いました。軽トラック4台分の竹材を七重窯場に搬送し、竹炭作りの材料として活用します。
地域支援活動 ウド畑の手入れ
  3月17日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 地元の会員農家のウド畑、1アール以上の土地で丹精込めて山ウドを育てています。ウドの栽培は株切り、土寄せ、施肥、草刈り等大変な労力が必要で、高齢者には厳しい仕事です。昨年来当NPOが支援活動を行い収穫時には沢山のウドをいただきました。4月のイベント「山菜を食べる」にはこの畑のウドを材料にした山菜料理が大人気でした。今年も4月下旬にはウドが芽を出し会員に山の幸を堪能していただけることになります。この日小雨の中にもかかわらず約15名の会員がウドの株に土寄せや雑草、枯れ枝焼き等の作業に参加。休憩時には農家差し入れの「自家製ドクダミ茶」をいただき、今年も沢山の美味しいウドが収穫できることを願って春の作業が完了しました。
都幾川源流の森づくり
  3月11日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 小雨交じりの悪天候の中、大東文化大学とNPOときがわ山里文化研究所の会員等は森づくり作業に取り組みました。 この日の作業は、広葉樹の苗木300本の植え付け。クヌギ、コナラ、ヤマザクラ、トチノキ、エゴノキ、ケヤキ等6種の苗木を約60名の参加者が丁寧に植え付けました。 この山地は鹿が多く、昨年植えた苗木の一部も食被害があるため、苗木には鹿よけのネットを蒔きつける作業も併せて行いました。 地形が急斜面で雨のため滑りやすく、植林作業は困難な状況でしたが初心者も含めて熱心な作業で、ほぼ植え付けを完了しました。 また、近くの沢から水をびく作業も順調に進みました。昼には恒例の「猪鍋」。温かく旨いと大好評。大鍋は空っぽになりました。 すでに800本の苗木を植え付けましたが、今後も雑木の刈り払いと広葉樹の植え付けを継続して行います。 源流の森づくりに関心のある皆さんの、参加を歓迎します。
地域支援活動 雨天で延期
  3月10日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 ときがわ町内の高齢者のお宅から、畑地などの草刈りや竹林間伐の要請が相次いでいます。 この日、竹林間伐とウド畑の土寄せ整備等を予定していましたが、小雪混じり悪天候で作業はできずに延期としました。 七重窯場にはNPO会員10名以上が集まり、竹炭の整理作業などを行いました。
山里の元気回復を目指して 熱い論議
  3月3日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 今年度、埼玉県の「農との共生 田園都市豊かなくらし満喫事業」の補助金を受けて、各事業を行っていますが、この日の午後大椚生活改善センターを会場にして、事業の推進母体である「第3回元気な山里再生委員会」が開催されました。委員は地元関係団体の代表や地元議員、学識経験者等で地域と都市市民の立場から山間地域の元気回復に向けての熱い意見が交換されました。祭り支援や森づくり、地域ぐるみのイベントなど今後のNPO活動に反映していきたい意見が多く出され、今後その具体化を進めていきます。 また、引き続き「第6回NPO役員会」が開催され、新年度の事業等について議論しました。この結果を踏まえて新年度事業計画や予算案を作成し、総会(5月12日)に提案します。NPOの活動にご意見やご要望のある方は事務局までお寄せください。
春野菜「ジャガイモの植え付け」
  3月3日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 陽射しは春、今年の農作業は「ジャガイモの植え付け」から始まりました。 この日、ときがわの山々には残雪がありますが陽射しは温かく天気も上々。約13キロめジャガイモの種(男爵、メンクーイン、キタアカリ等)を会員が植え付けました。種イモを2〜3個に切り分け、切り口に灰を付け一つ一つ丁寧に植え付けました。山間地の畑は水はけがよく、旨いジャガイモができます。収穫したジャガイモは、毎年NPOの各催しの会食に利用されます。収穫までの草取り等の手入れにも、多くの皆さんのご参加をお願いします。
源流の森づくり  積雪の山作業が進む
  2月26日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 次回(3月11日)予定されている植栽に向けて、下草や雑木の刈り払いの整地作業に会員15名ほどが参加しました。現地は雪が残り風も冷たい冬山。その中での作業はプロの方でも遠慮する厳しい状況でしたが、参加者は各自ノコギリや鉈、カマを使って作業に取り組み、苗木を植え付る場所を広げていきました。当初約1ヘクタールの土地と地権者からは説明があった現地は、測量経験を持つ会員の調査では約2ヘクタールの面積があるとのこと。山の土地面積は台帳面積より実際ははるかに多いといわれています(山畝歩)。、作業現場が広いのも道理です。次回の植栽はナラ、クヌギ、トチ、ヤマザクラ、、ケヤキの苗木300本を予定しています。昼には恒例の「猪鍋」、一同たき火を囲んで疲れも忘れる味と温かさに感激。充実感一杯の山の仕事でした。
わさび作り 雪で中止
  2月25日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 ときがわの山々は朝からの雪で木立はすっかり雪化粧。悪天候にも関わらずわさび作りに10名ほどの会員が集まりました。しかし、わさびの生育地は相当の積雪が見込まれ、車が入れないと判断して中止としました。参加者は窯場の清掃と明日の源流の森づくり事業の準備などを行いました。昼にはたき火を囲んで温かいみそ汁や焼き芋を楽しみました。山里の冬の景観と旨さを存分に味わった1日でした。
源流の森づくり 雪の中で作業
  2月18日19日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 3月の植栽に向けて準備の追加作業を行いました。今回は広葉樹300本の植栽を予定しており、植え付けの場所の整備が必要です。まだ、日陰には雪が残っている現場で山仕事のプロを自称する会員が作業に取り組みました。つるやとげの混じる雑木を刈り掃うのは重労働ですが、凛とした空気と澄み切った景観を楽しみつつ、汗を流しての奮闘で仕事が進みました。来週26日も追加作業を行う予定です。
山の伝統「炭焼き」 火入れ
  2月18日(土)・19日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 当NPOの活動拠点のときがわ町大椚地域では冬の山仕事の中心は炭焼きでした。戦前の最盛期には30以上の窯から煙が上がったと古老は話しています。NPOは地域の竹林の間伐整備を行い、その竹材を活用して伝統の土窯で竹炭作りを行い、冬のメーン事業となっています。今回は、先に間伐した竹材の「窯入れ(18日)、火入れ(19日」を行いました。前回の窯は不良(半焼けの状態)で、炭作りは長年の伝統の技が必要で難しいもの。何回も失敗しています。今回の窯から良い竹炭ができるよう参加者は願って作業を行い、窯の円筒からは素焼きの煙が出初めて一同一安心。来週以降、窯出しを行う予定です。
山里の伝統食講習会  ひもかわと焼き団子作り
  2月11日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 山里の伝統の食を継続していくことも大切な活動です。今回は、かつてこの山里で夕食の定番であった「ひもかわ」と小正月(1月15日)や十五夜・十三夜の月見団子としてハレの食であった団子作りを体験しました。会場はときがわ町「竹の谷文化センター」、指導者は地元の主婦二人。参加者は2班に分かれてひもかわ作りと団子作りに取り組みました。ひもかわ作りは小麦粉をこね、幅広に伸ばして野菜の具沢山の大なべで煮込みました。団子は米粉をこねて団子を丸め、竹串にさし、蒸して、炭火で焼きあげました。旨そうな焼き醤油の匂いに味見続出。大なべのひもかわと焼き団子は、今食べても絶品の味でした。山には雪が残っていますが、晴天で冬の凛とした景観を楽しみながら、山の伝統食を存分に堪能した1日でした。
山里で「石窯ピザ」作り
  2月4日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 当NPOは、ピザ専用の石窯を会員で作り今まで何回かピザ作り講習会を行ってきました。
 ピザ作りは毎回好評で、今回も、自分で生地をこね、トッピングし、自分で焼きあげるピザ作りは大変楽しく味も上々。予定した材料が不足して、途中で追加調達するほどの大人気。ときがわの山里はまだ雪が沢山残っていますが、この日は温かい日差しに恵まれて、参加者は気分もピザの旨さも最高と喜んでいました。また、会員のほか一般の方や子どもたちも参加して賑やかな交流が行われました。
 今後も、定期的に「ピザ石窯」を使っておいしいピザ作りを行います。
「都幾川源流の森づくり」 雪山の作業
  1月28日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 当NPOが森づくり作業を行っている現地は、標高700〜800の山地。
 山に入ると陽だまりを除いて一面の雪。そんな中で雑木や蔓等の伐採作業を行いました。急峻で足場の悪い地形と時折の寒風に耐えての山作業はプロでも厳しい仕事ですが、山大好きの会員20名(女性2名)は澄み切った冷気、青空、雪のコントラストを存分に堪能しながら午前、午後の仕事に汗を流しました。
 昼にはNPO恒例の「鹿鍋」が用意され、寒い中でその温さと旨さに一同感激。
 源流の森づくりは、3月に広葉樹の苗木3〜500本を追加植栽する予定で今後もその下準備作業を継続して行います。
 本格的な森づくりにどなたも参加できます。新たな参加者を歓迎します。
源流の森づくり 作業は大雪で中止
  1月21日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 今年第1回の源流の森づくり作業は、ときがわ町が昨日来の大雪、現地は積雪49センチ以上が見込まれるため、作業危険と判断して中止にしました。
 この日山間地は大雪の予報が出ていましたが森づくりに意欲を持つ会員が10名以上集まりました。
 参加者は炭小屋の囲炉裏を囲んで、「都幾川源流の森」整備の夢を語り合いました。
 ログデッキを作り、谷川の清水をひく、トイレを整備するなど具体化に向けての話し合いとなりました。 また、炭焼き窯を開けて初窯出しも行いました。
 囲炉裏の火と雪化粧した木々は幻想的で、雪の中を参加した会員は山里の冬の景観に接することができたと喜んでいました。
新春会員交流会 新たな飛躍を
  1月15日(日)
  場所 : さいたま市大宮
 新年を祝い会員の交流を図る集いが、今年もさいたま市内の「鮨の家」で開催されました。
 昨年は第1回埼玉県NPO大賞受賞のお祝いを兼ねての新年会で大いに盛り上がり、今年も30名ほどの会員が参加してそれぞれ新年の抱負等を語り合い、旨い料理や酒も楽しみました。
 懇談の中では、NPO活動への意見や東北地方への支援活動、海外研修、宿泊研修等への提案もありました。
 今年も「山間地域の元気回復に向けて大いにがんばろう」と全員で大きく「しめ」を行い、楽しい集いはお開きとなりました。
竹林の間伐 新年の初事業
  1月14日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 冬晴れの天気の下、今年初のハードな事業に20名をこえる会員が参加して汗を流しました。
 新年のあいさつをお互いに交わすと直ちに竹林間伐の現場に出かけ、次々に孟宗竹を切り倒し枝切り等の作業に取り組みました。
 昨年来、竹林の所有者から間伐依頼があり、間伐整備した竹林を見て大変喜んでいただきました。
 なお、間伐作業は危険が伴うので今回の活動から参加者全員が「ヘルメット」を使用して作業に参加することとしました。
 今後も、竹林の間伐作業を継続して行い山間地域の環境保全に取り組むとともに、竹材は「竹炭」の材料として活用していきます。
餅つき大会
  12月18日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 今年最終のイベントは、暖かい日差しと抜けるような青空の下、ときがわ町大野NPOログハウスを会場にして会員と地域の方等47名が参加して盛会に「行われました。
伝統の臼と杵で、「キビ餅」「のごんぼう餅」「古代米餅」等4臼を次々とつきあげて、きな粉、納豆、あんこ、からみ餅にして食べました。つきたての餅は格別で「美味い」の大合唱。また、恒例の鹿鍋や地域の方から漬物などの差し入れもあり、アルコール飲料も用意して1年の締めくくりに相応しく、賑やかで和やかな歓談が続きました。
第2回元気な山里再生委員会 開催
  12月18日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 この日、餅つき大会に合わせてこの会議が行われ、委員10名の皆さんは餅つき大会に参加するともに、午後1時から過疎、高齢化が急速に進む大野地域等をどのようにして元気にしていくかについて、地域住民の立場と都市住民の立場からの意見交換を行いました。主な内容は「源流域と下流域の交流を進める」「地域の特産品(柚子等)商品化推進」「地域の自然資産の再評価と活用」「イベント参加者のリピーター化」「当プロジェクト事業の推進」「NPO活動拠点の確保」等積極的な意見、要望が出されました。当NPOではこれらの意見や要望を今後事業活動に順次反映させていきたいと考えています。
わさびづくり
  12月17日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 当NPOは 都幾川の源流で地域伝統のわさび栽培を行っています。
心配された放射能汚染も検査の結果問題は有りませんでしたが、今年は生育がやや不良で沢山の収穫は見込めない状況です。
本日の作業は、2ヶ所の「わさび田」の手入れと一部を収穫して参加した会員に分配しました。
毎年「葉茎わさび」と「わさび漬け」をときがわ町内の販売所で試行販売し、地域の特産品して人気を得ています。
現在「わさび漬け」のみ試行販売を行っていますので、是非「都幾川源流わさび」をご賞味ください。。
柚子茶づくり
  12月10日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 今年は、柚子が豊作の年。ときがわ町の山里には黄色く実った柚子があちこちに「たわわ」に実っています。
 柚子茶作りの第一歩は、まず柚子採り。参加者は柚子採りに挑戦しましたが、これがなかなか難しい。柚子の実の元枝を長い竿ハサミで切り取るのですが足場が悪く狙いが定まらずハサミは空を切って空振り。毎年参加しているベテランが登場して次々に柚子をゲット、沢山の柚子が採取されて柚子の山が出来ました。地域の集会所に持ち寄り、宮崎理事の指導で柚子茶作りを行いました。約1時間かけて各自1ビンの柚子茶の詰め込みが完了しました。1週間後以降、新鮮な柚子茶が出来上がります。
 また、当日は絶品の「猪鍋」も振舞われ、沢山の柚子のお土産もあって参加者には大変うれしいイベントとなりました。
都幾川源流の森づくり 大東文化大学生等 多数が参加
  12月3日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 紅葉まっさかりのときがわ町。源流の森づくり事業に大東文化大学学生等45名、NPO関係者20名が参加しました。
午前中は大雨で、予定の山作業を変更して地域の文化センターを会場にして地域とNPOと学生の交流会を開催。地域の柴崎孝吉さん(74歳)から、山の仕事の苦労や楽しみを伺いました。山の蛇や蜂にも恐れない仕事の話の迫力に学生は圧倒されていました。また、昼食は恒例の「鹿と猪鍋」が用意され、「おかわり!」の合唱で大きな鍋は空っぽとなりました。昼食後、雨が上がって薄日の天候、早速「源流の森」に全員で向かい、鹿よけのネットを取り付ける作業等を行いました。私たちの森づくりは整備が順調に進んでいます。今後さらに500本の広葉樹を植栽するなどして、みんなに親しまれる豊かな水源の森をつくって行きましょう。
手打ちそば 講習会 美味満腹
  11月26日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 毎年恒例のそば打ち講習会が、大椚生活改善センターで開催されました。
参加者は3〜5人のグループに分かれ地域やNPOの指導者から丁寧にそば打ちの指導を受けました。今年はNPOのソバ畑は生育が遅く、この日のソバは同じ地元産。各グループのそれぞれのソバが打ちあがると、焚き火の釜で豪快に茹で上げ、地元の柚子やキノコのてんぷらで早速賞味しました。
 紅葉が映える晴天、打ち立てのソバは「味良く、量良く、仲間良く」 今年も参加者が大満足の行事となりました。
桧の伐採と「なめこきのこ」種駒の植え付け
  11月19日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 ときがわの山々は今紅葉の真っ盛りです。杉や桧の森の間に広葉樹の紅葉が彩り鮮やかです。
この日はあいにくの雨、にもかかわらず十数名の会員が集まり小雨模様の中、桧を間伐して「なめこきのこ」菌の植え付け作業を行いました。「なめこきのこ」は、伐採したての桧材に種駒を植え付けて栽培するもので、桧林を間伐し、原木サイズに小切り、ドリルで種駒を約500個植え付ける作業を手際よく行いました。また、山林所有者の小峯芳枝さんから、温かいお茶の接待や柚子のお土産もいただきました。この日植えつけた「なめこきのこ」は再来年以降収穫できる見込みです。
都幾川源流の森づくり 鹿の被害に緊急対策
  11月12日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 昨年来、大東文化大学と協働して、都幾川の源流域で約1ヘクタールの広葉樹の森づくりを進めています。
 今年の春にナラ・クヌギ・トチの木・ヤマザクラ・ケヤキ・ブナ等500本を植栽して、夏の草刈りなどの手入れを行ってきました。秋を迎えると心配した鹿の被害が現実となり、丁寧に植えた苗木の一部が鹿に食い荒らされています。この日、会員約20名が鹿よけ対策として苗木にネットをかぶせる作業等を行いました。また、新たにトイレの設置や遊歩道の整備にも取り組み、鹿対策と平行して源流の森づくりは着々と進んでいます。今回も昼には、温かい「猪と鹿鍋」を楽しみました。鹿の被害と旨い鹿鍋で 「互いさま」の関係です。
収穫祭 山里の味満喫
  11月6日(日)
  場所 : ときがわ町大野 ログハウス前
 山々が鮮やかに色づき、山里は最も美しい季節をむかえています。
毎年恒例の収穫祭が開催され、NPOの畑から収穫したばかりの里芋、ねぎ等を参加者全員で調理して野菜たっぷりの「いも煮」やバーベキューを楽しみました。特に人気のメニューは、会員(柴崎繁)の差し入れの「猪肉と鹿肉」のバーベキューの旨さ。
この日は天気予報では雨、心配された天気もイベントの間は雨も降らず、参加者は酒を酌み交わしての賑やかな懇談が行われました。
勿論のことですがお酒を飲んだ会員の車の運転は厳禁です。
帰りには参加者全員に、畑グループが丹精こめて栽培した里芋、ねぎ、サツマイモが沢山配られ、山里のうれしいお土産となりました。
「炭焼き」 秋の1番窯に火入れ
  11月5日(土)・6日(日)
  場所 : ときがわ町大野 七重窯場
 地域伝統の土窯では、今秋初めての炭焼き窯の火入れが行われ炭焼きのシーズンに入りました。
炭焼きグループを中心に 5日はすでに先月から準備してきた竹材を窯に入れる作業 6日は火入れを行い 7日以降は窯の管理作業が行われました。
炭焼きは、山の仕事の中で最も難しいと言われ上質の炭作りには長い修行が必要です。NPOの窯でも炭焼きを重ねるごと、良い竹炭ができるようになりましたが、窯出しをしてみないと結果が分からない仕事です。今回も良い炭ができるよう参加者全員で願いながら、作業を行いました。さて、どんな炭ができるか楽しみです。
なお、6日には「グループ92(星野和央会長)23名が、七重窯場を訪れ、作業の見学と会員との交流を行いました。
「おかめササで籠づくり」講習会
  10月22日(土)
  場所 : ときがわ町大野 旧大椚第一小学校
 山里地域には伝統のものづくりが沢山あり、毎年「おかめササ」を使ったかごづくり講習会を実施しています。今回も講習会参加者は、地域に生育するおかめササを材料にして、NPO役員(柴崎繁氏)の指導で使い勝手が良く長持ちする「おかめササ」のざる作りに取り組みました。準備されたおかめササを使って、参加者は熱心に作業に取り組み、全員が自分の見事な作品を完成させました。抗菌作用もあり丈夫なおかめササのかごやざるは、生活の必需品として山の生活を支えてきました。今後もこの優れた伝統の技を継承していきたいと考えます。
炭焼き 「わかば大学塾」が参加
  10月15日(土)
  場所 : ときがわ町大野 七重窯場
 秋の炭焼きシーズンとなり、NPOでは土窯の清掃や材料となる竹材の切り出しを始めています。 この日、鶴ヶ島市の「わかば大学塾」から10名が窯場を訪れ、竹材の小切や竹割り、竹炭の袋詰め作業などを体験しました。 参加者はいずれも作業体験は初めてでしたが、NPO会員の指導で熱心に各作業を体験しました。昼には、秋刀魚の炭火焼きを「竹の器と箸」で食べて感激、さらに焼き芋も楽しみました。作業と食事を通して楽しい交流が行われました。 また、16日(日)も、炭焼きプロジェクト会員が、引き続いて竹材の小切、竹割り等、炭焼きの材料づくり活動を行い、炭焼きの準備を進めています。
山里の再生をめざし「元気な山里再生委員会」で活発な論議
  10月9日(日)
  場所 : ときがわ町大野 旧大椚第一小学校
 埼玉県では本年度、「農山村の豊かな田園資源を活用してNPO等と地域の農業者が「共助」の取り組みを推進する事業」を公募し、当NPOの「元気な山里再生事業フロムときがわ」事業が審査の結果選定されました。
これを受けて、事業を進めるための中心組織である「元気な山里再生委員会(12名)」が」設置され、第1回委員会が、この日午後1時30分から、ときがわ町旧大椚第一小学校で開催されました。委員は地域の団体、組織の代表や議員、自治体職員、学識経験者、NPO会員等12名で、約2時間NPO会員多数も参加して活発な意見が交換されました。
「空き農地で小麦を栽培し、特産うどんやまんじゅうを作りたい」「山菜のPRや販売所運営に助力してほしい」「地域の景観を活用が課題」「トイレの設置が先決」等沢山の意見が地域とNPOから出されました。今後も、この委員会の指導助言をえながら、山里再生の各種事業を積極的に展開し、元気な山里再生への情報発信も行っていきます。
地域支援(竹林間伐) 会員多数が参加
  10月8日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 孟宗竹が増えて困っているのがときがわ町の名刹「慈光寺」の境内林。当NPOは毎年この竹林を間伐整備する活動を行ってきましたが、今年第1回目の作業を2日間行いました。空気が澄んで絶好の作業日和、延べ35名の会員が竹約50本を間伐し、枝を払い、小切りにして、軽トラックでNPOの七重窯場に搬送しました。会員の多くは竹林間伐の経験者で手際よく作業が進み、作業の終わった境内林は見事な景観を取り戻しています。
なお、地域から沢山の竹林間伐要請がありますので、今後も継続して竹林を間伐整備し、竹材を活用して竹炭を作る環境リサイクル活動を行っていきます。
いきがい大学東松山学園と「炭焼き体験」で交流
  10月5日(水)
  場所 : ときがわ町大野
 ときがわ町大野七重地区にあるNPOの炭焼き窯場に、いきがい大学の受講生10名が訪れ、炭焼き体験を通してNPOの会員と交流しました。当日は、あいにくの雨天でしたが伝統の土窯をのぞいたり、材料となる竹材の小割り、竹炭の袋詰めを体験。
NPOの会員10名は、炉に焚き火をして焼きいもや特産のお茶で歓待し、年齢層がほぼ同じこともあって焚き火を囲んでの懇談はとても楽しいものでした。帰りには自分達で袋詰めした「竹炭」をお土産に持ち帰っていただきました。
地域支援活動で 地域から感謝の声
  10月1日(土)・2(日)
  場所 : ときがわ町大野
 NPOの活動でお世話になる「ときがわ町の大野地域」、高齢化が急速に進むこの地域では夏の草刈り対策に各家で苦慮しています。先祖伝来の畑や家の周りにも草がすぐに伸びて、環境を守るためには何回もの草刈りが必要となっています。地域の切実な要請に応えて、NPOの草刈り支援がこの2日間もフルに活動しました。草刈り機10台以上を使って次々に草を刈り払い、参加会員延べ30名以上が汗びっしょりの大奮闘。支援した5軒の家からは、冷たいお茶やゆで卵、いもの煮ころがし等の差し入れがあり本当においしくいただきました。「大勢の参加ですごい」「NPOのおかげです」と地域の方に大変喜んでいただきました。草を刈り払った畑地等は昔ながらの山里の景観を取り戻し、参加会員も満足感いっぱいの活動となりました。
「都幾川源流の森づくり」 学生とNPOで整備活動
  9月17日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 ときがわ町大野地域、都幾川の源流域に大東文化大学と当NPOが協働しで約1ヘクタールの広葉樹の森づくりを昨年から行っています。
 今回の作業は、春に植栽した広葉樹(ナラ、クヌギ、ケヤキ、トチ、ヤマザクラ等)500本の草刈り等。残暑が厳しい中で、学生とNPO会員約50名が懸命の作業に取り組みました。
 各自の名札が付けられた小さな若木が豊かな源流の森に育つよう参加者は丁寧に蔓や雑草を刈り払いました。
 また、新たにログデッキを作るための桧の立木を伐採し、皮むきなどの作業も行いました。これらの材木を使って見事な眺望を楽しむログデッキづくりを今後進めていきます。
 なお、作業に参加した学生27名は、作業終了後ときがわ町大野、椚平、西平地区の12軒の農家に民宿します。
 各農家では、昨年に引き続き学生の宿泊を受入れ、学生との交流交歓を楽しみにしています。
祭り支援 「ふうてんの寅さん大集合」で参加
  8月21日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 ときがわ町大野地域、伝統の「大野神社ささら獅子舞」が開催され、当NP0は祭りを盛り上げるため、祭りの華である「道化」のイベントに「ふうてんの寅さん大集合」で参加しました。
 当日は雨模様の天候で例年より少ない人出の中でも、NP0会員10名が寅さんやさくらちゃん、おばちゃん等に扮して大野神社に登場すると大きな拍手が起こり、祭りは大いに盛り上がりました。
 毎年、NP0が道化に仮装で参加するため、地域の多くの皆さんが楽しみにしています。
 昨年の「ゲゲゲの鬼太郎と仲間たち」に続いて、今年の「寅さん」も大いに楽しんでいただきました。
 祭りに参加した人たちは、伝統の祭りを継承するため、熱心に獅子舞を演じる方や世話掛等地域の皆さんの懸命な姿に感銘を受けながら、最終の舞まで祭りを鑑賞して、今年の「大野神社ささら獅子舞」はとどこりなく終了しました。
 また、夜は「盆踊り大会」が開催され、花火や音楽演奏等で、山里は雨の」中でも賑やかな1日でした。
ときがわ山の学校 80名の親子が谷川で歓声
  8月20日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 暑かった今年の夏、その終わりを告げるような雨模様のこの日、「連合埼玉」恒例の親子キャンプが、ときがわ町大野地域で開催されました。
 天候の心配もあり、谷川のバーベキューは旧大椚第一小学校校庭に変更されましたが、源流探索、川遊は予定通り行われ、前日の雨で増水した冷たい川の中で、ちびっ子から大人まで大きな歓声を上げていました。
 「沢蟹を沢山捕まえた」「大きな蛙を見つけた」「疲れたけど楽しかった」と子ども達も大満足。
 校庭でのバーべキューも総勢100名が参加して大賑わい、美しい山なみに囲まれた景観の中で楽しい山の時間があっという間に過ぎました。
 NPO夏の「ときがわ山の学校」は、本日が最終の事業となりました。また、この日は地域の祭り(獅子舞と盆踊り)の準備のため地域の方が神社、学校に大勢集まって、山里はかつてない賑わいの一日となりました。
ときがわ山の学校 山里に子どもの歓声
  8月2・3・4・5・6・7日
  場所 : ときがわ町大野
 夏本番、「ときがわ山の学校」は、毎日多くの子ども達で賑わっています。
 鶴ヶ島市内の学童保育、少年野球クラブの子ども達が、ときがわ町大野地区の旧大椚第一小学校に宿泊し、都幾川の源流の沢のぼりや川遊び、ハイキング、流しそうめん、キャンプファイヤー等を楽しんでいます。
 特に、源流の沢のぼりや川遊びは例年になく増水してほとばしる清流に子ども達は大喜び。冷たい谷川の水にも負けずに深みに飛び込み、もぐり、泳いで歓声をあげていました。
 また、ハイキングや流しそうめん、キャンプファイヤー等沢山の楽しい思い出をつくっています。
 地域の方からは、「久しぶりに子ども達の元気な声が聞こえて良かった」等子どもを歓迎する声が寄せられています。
 山の学校は、子ども達が安全に楽しく過ごせるよう連日NP0のサポーター(5〜8名)が活動を指導、支援しています。
源流探索と谷川の清掃
  7月24日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 夏本番のこの日、毎年恒例の都幾川源流域の河川清掃と谷川バーベキューを行いました。
 会員など30名が参加して、「ときがわ山の学校」で人気の高い川遊びや源流探索の場となる谷川の空き缶やごみ等を丁寧に集めて清掃作業に取り組みました。 先の台風で水かさの増した谷川は例年にも増してきれいな岩肌と清流で一同感激。その後の親睦バーベキューでは、谷川の涼しい川音を聞きながら大いに盛り上がり、心身ともに癒されたイベントとなりました。
ときがわ山の学校始まる
  7月17日(日)
  場所 : ときがわ町大野 旧大椚第一小学校
 夏休み間じかのこの日、ときがわ山の学校受入れの第一陣、「鶴ヶ島どんぐりクラブ親子キャンプ」総勢40名が到着しました。
 受け入れ拠点となる「旧大椚第一小学校」は、昨日NPO会員が電気や水道の点検、清掃を行い準備万端で受け入れました。
 開校式の後、子どもたちは川へ直行して、サポーターのNP0会員はキャンプファイヤーや流しソウメンの準備に取り組みました。
 普段は静かな山里が、子どもたちの歓声でしばらくの間元気になります。 
炎暑の中 地域草刈り支援
  7月16日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 連日の炎暑、しかし雑草の伸びは著しく、今、刈りが山里の大切な仕事となっています。
 高齢で人手の足りない多くの家からNP0への草刈り支援の要請が多数寄せられています。
 この日、暑さが一段と厳しい中で、草刈り払い機7台を使って会員12名が3軒のお宅の草刈りを行いました。
 大変ハードな仕事で地元のベテランも敬遠する炎天下、会員は汗だくで予定作業を完了しました。
 支援の家からは、冷たい飲み物の差し入れとともに感謝の言葉が寄せられました。
伝統の土窯で真夏の炭焼き
  7月9日(土)・7月10日(日)
  場所 : ときがわ町大野 七重窯場
 伝統の土窯で真夏の炭焼き、盛夏の時期は炭焼きのシーズンではありませんが、竹炭の購入希望が多いため真夏の炭焼きを行いました。
  昨年来材料となる竹材は窯場に沢山用意してあり、早速竹材の窯入れ、火入れを行いました。 最高気温35度以上の暑さの中での作業は、汗が吹き出る厳しい作業でしたが、経験豊かな会員の奮闘で、 煙突からは白い煙が噴出し、順調に夏の炭焼きが始まりました。約1週間かけて竹炭が出来上がります。
  玉川の販売所等で竹炭の売れ行きが好調です。 竹炭の必要な方は事務局までご連絡ください。
東日本大震災への義援金が新聞に記載。
  7月6日(水)
 6月12日「さいたま新都心けやきひろば」で行われた「みどりの再生とことんトーク」に参加時、出店した売上35,290円を東日本大震災の義援金として振込いたしました。その記事が7月6日の読売新聞埼玉版に記載されました。
都幾川源流の森 夏の草刈り 大東文化大学生、NP0会員50名が参加
  7月2日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 梅雨の合間のこの日、源流の森の草刈り整備活動に大東文化大学学生等28名、NP0会員22名、総勢50名が参加しました。
 今回の作業は、春に植えた広葉樹(ナラ、クヌギ、ブナ、トチ、ケヤキ、ヤマザクラ等)約500本の苗木の周りの蔓や雑草の刈り払い、苗木がしっかりと大地に根づいて成長するために大切な山の仕事です。
 標高約700bの山地は涼しい風の別天地ですが、作業は急峻な場所での草刈り。生い茂る草を刈り払い、苗木に巻きついた蔓を取り除く炎天下の作業は汗だくになる厳しい夏の作業。
 午前中には予定の作業が完了し、午後は新たな場所の雑木の刈り払い作業等も行いました。作業の合間には、「山のきいちご」をつまんだり、景色を楽しんだり、冷たい沢水を飲んだり、そして会員が用意したアイスの旨いこと。
 苗木の約9割は心配した鹿の食害もなく若芽を出して成長をはじめています。
 参加者は一歩ずつ整備が進む「都幾川源流の森」のこれからをイメージしつつ「いい汗をかいた」一日でした。
うまい「ジャガイモ」を収穫
  6月25日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 山の畑の野菜は味が良いと言われていますが、特にジャガイモは旨いと定評があります。 土地が南斜面で水はけが良いことが要因です。
 NP0の管理地でも会員がジャガイモの種まきから除草、土寄せ等の作業を行ってきました。待望の収穫、小ぶりですが肌つやの良いジャガイモを会員が次々に掘り出し、早速塩茹でにして新ジャガを味わいました。
 同時に畑から「にんにく」も沢山収穫し、参加会員は新ジャガとにんにくを各自持ち帰る嬉しい行事の一日となりました。
 また、NP0の「竹の谷果樹園」に、プルーン・びわ・さくらんぼ・柿の苗木8本を植えるなどの作業も行いました。
NP0「竹の谷果樹園」 第1回植樹を行いました
  6月18日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 ときがわ町大野「竹の谷地区」、約0.2haの放置された農地の雑草等の刈り払い整備を行ってきましたが、土地所有者の了解を得て、今後NP0の果樹園「竹の谷果樹園」として整備していくことになりました。
 この日、第1回の植樹として柿、さくらんぼ、イチジク、杏、栗、プラム、プルーン等15本の苗木を植えました。
 標高約4百メートル、日当たりよく見晴らし抜群の土地。会員は各自持ち寄った苗木を丁寧に植え付け、沢山の果実が実る日を思い描いて楽しい作業となりました。
地域支援 草刈り等に会員が大活躍
  6月15日(水)
  場所 : ときがわ町大野
 夏草が伸びる季節、ときがわ町の高齢者のお宅から 草刈りの支援要請が沢山寄せられています。
 梅雨の合間のこの日、草刈り払い機5台をフルに使って、旧大椚第一小学校校庭や道路沿いの斜面地などの草刈りを行いました。
 夏場の草刈りは、山間地の環境を守る大切な仕事ですが熱くて危険で大変厳しい仕事です。
 今後も地域の皆さんの切実な要請に応え、草刈り支援を行っていきます。
 また、、当日は地域の茶畑の整備にも取り組み、支援したお宅から大変感謝されました。
埼玉県事業「みどりの再生とことんトーク」に参加
  6月12日(日)
  場所 : さいたま新都心駅東西自由通路及びけやきひろば
 「広げよう!みどりと川の再生」をテーマにした埼玉県のイベントが「さいたま新都心」を会場にして開催され、当NP0はパネル展示、特産品(お茶・わさび・竹炭・燻製竹など)販売、活動事例発表に参加しました。
 会員15名が熱心に特産品販売等に取り組み、また、選ばれた5団体の一つとして新都心駅前の特設会場で柴崎理事長が活動状況を発表しました。
 会場には上田知事、堀尾正明キャスターが登場するなどして大勢の参加者で賑わいました。
 当NP0では当日売り上げ約35,000円を全て東日本大震災の義援金とし寄付することとしています。皆さんご協力ありがとうございました。
山里の食文化を伝える 「ときがわ茶・おからドーナッツ」づくり
  6月4日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 山間地域特有の食文化を継承する取り組みです。今回は地域の特産「ときがわ茶」と身近な食材「おから」を使ったドーナッツ作りです。
 指導者は、地域の食の名人柴崎ヨシエさん。NP0の参加者と地域からの参加者が一緒に班をつくり、楽しい交流の中でおいしいドーナッツが次々と出来上がりました。
 出来立てのドーナッツは旨さ抜群、新茶の香りも大人気で参加者全員で試食しました。
 昼食には山菜料理やすいとんも作り、山里ならではの豪華な食事となりました。
 NP0会員と地域の方の語らいも弾み楽しいイベントとなり、帰りには新茶の香りも高い手作り「ドーナッツ」をお土産としました。
地域支援(ときがわ茶を守る) 引き続き会員多数が参加
  5月25日(水)
  場所 : ときがわ町大野
 「ときがわ茶」づくりが最盛期を迎え、平日にも関わらず多数のNP0会員が茶刈り、搬送支援活動を行いました。
 山間地の茶畑は、それぞれの地形などで茶葉の生育が異なり、生育がベストの時に製茶することで良い茶ができます。
 今回も、茶葉が最も良く育った3ヶ所の茶畑で、茶刈り機を使って茶葉を刈り取り、会員の軽トラック横瀬町等の製茶工場に搬送しました。
 支援したお宅からは、フキの煮つけや飲み物等の差し入れがあり「本当にありがたい。」と感謝の言葉が寄せられました。
 なお、これから6月上旬の間、数ヶ所の茶畑で継続して支援活動を行います。
地域支援 「お茶刈り」 会員が奮闘
  5月21日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 ときがわ町の特産品である「ときがわ茶」づくりが始まりました。
  今年は年になく茶葉の生育が遅れ不ぞろいでしたが、会員多数が参加して2軒の茶畑で茶葉の刈り採り、茶葉の選別、搬送 業務を支援しました。
 丁寧に選別したした茶葉は、早速製茶工場に送られ、まもなく無農薬のおいしい「新茶」ができます。 NP0の管理地の茶葉も続いて製茶し、例年通り会員や一般の方に頒布します。
 なお、放射性物質の影響も心配されましたが、埼玉県の調査によれば、「狭山茶」は
 ・生葉茶は暫定規制値を下回っている。
 ・飲料茶からも放射性物質が検出されていない。
 とのことで、安全性に問題はありません。安心して無農薬栽培の「ときがわ茶」をご愛用ください。
上々のできばえ 手揉み茶づくり
  5月14日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 「ときがわ茶」の特産地であるときがわ町大野地域は、かつて各家庭で自家製の「手もみ茶」を作っていました。
  この伝統を復活して今年も、復元した「ほいろ」を使って「手もみ茶づくり講習会を」行いました。
  まず、茶摘みに取り組みましたが今年は茶の生育が遅れ、参加者は新芽が出たばかりの茶葉をていねいに摘み取り、早速新茶作りに挑戦しました。
 また、作業の途中からNP0活動見学のために訪れていた「万葉散策の会」の16名も参加して賑やかな「手もみ茶づくり」。
 新芽のお茶は最高の香りと味。全員が貴重なお茶を持ち帰りました。
 なお、本格的な「ときがわ茶」づくりはまもなく始まります。
新たなステップ 定期総会で新事業等決まる
  5月7日(土)
  場所 : 埼玉県立嵐山史跡の博物館
 嵐山町の「嵐山史跡の博物館」を会場にして第7回定期総会が開催され、昨年度の事業報告、決算が承認され、新年度事業・予算等提案議案が全て賛成全員で決定されました。
 特に、昨年度は「第1回埼玉県NP0大賞」受賞の快挙や大東文化大学との協働事業「源流の森づくり」等が大きな成果として報告され、会場から大きな拍手が上がりました。また、新年度事業予算や旧大椚第一小学校の活用についても参加者から活発な質疑と意見が出されました。
 総会終了後は東松山市「田園」で懇親パーティーが賑やかに開催され、参加者は今年度も「新たな発展に向けてがんばろう」と大いに意気が上がりました。
 ○ご連絡○
  総会資料は、ときがわ町大野「NP0七重窯場」に有ります。会員の皆さん等自由にお受け取りください。
輝く新緑の中 NP0ハイキング
  5月4日(水)みどりの日
  場所 : ときがわ町大野
 絶好のハイキング日和に恵まれたこの日、ときがわ町大野七重窯場に集合した総勢37名。その中で今回初参加の方が11名。
  堂平の駐車場に車を停めて旧天文台から笠山まで往復ハイキングを行いました。
  標高800〜900メートルの山頂付近は桜も満開、まぶしい程の新緑のトンネルをくぐり抜け関東平野がぐるりと見渡せる眺望に一同疲れも忘れて感動。 奥武蔵野の山の魅力を満喫しながら、楽しい昼食をはさんで参加者の賑やかな交流も行われました。
  帰り道には、地元の方(小峯さん)のご好意でワラビ畑で「ワラビ採り」を楽しみ、沢山の山の幸をお土産にしました。
  ときがわの自然と山の恵みを存分に堪能していただいた1日でした。

    チラシ(PDF)
都幾川源流の森づくり 大東文化大学生が植樹
  4月24日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 都幾川の源流域に1ヘクタールの広葉樹の森をつくる活動は、順調に進んでいます。
 今回は大東文化大学島田ゼミの学生等約20名とNPO会員約20名が参加して、約100本のナラ、クヌギ、ブナ、ケヤキ、山ザクラ、エゴ等を丁寧に植えつけました。前回の400本と合わせて500本の植樹が行われました。学生は自分の植えた木に名札を立てて、今後の成長を願いました。また、昼には恒例の「鹿鍋」、その旨いことに一同感激。午後はさらに雑木を切り倒す等山の整地に汗を流しましました。
 今後も夏の草刈等の手入れを大学とNP0が協力して行い、美しい豊かな源流の森づくりを目指していきます。
山菜を食べる 「山菜ピザ」は絶品です
  4月23日(土)
  場所 : ときがわ町大野

 山々の木々が一斉に芽吹いて、新緑の映える山里です。
 この時期は山菜のベストシーズンで、「山ウド」「タラ芽」「ワラビ」「フキ」「コゴミ」等がときがわ町の山里で成長します。当日は雨と晴れ間が交互の天候でしたが、多数の会員が旬の山菜を楽しもうと参加しました。
 まず、ワラビ採りとウド採りのグループに分かれて生育地に行き、沢山の収穫に一同歓声。一方、メーン会場で山菜天ぷら、山菜ピザ焼き、山菜ご飯の準備が進み、採り立てのウド、タラ芽、ワラビ、コゴミを材料にして、次々と山菜料理が出来上がりました。
 「うまい。うまい」の声があちこちから飛び交い、絶品の山菜ピザで全員が満腹。 今年も参加者が満足の一日となりました。
「源流わさび」づくり
  4月17日(日)
  場所 : ときがわ町大野
 NPOが管理するわさび田では、わさびの花が咲き揃いわさびの葉が大きく成長しています。
 わさびの収穫とわさび田の草取りを行うため、プロジェクト会員が参加しました。
  鶯の声を聞きながら、わさび田の草取り、苗の植え付け作業を行い、葉わさびを沢山収穫しました。 谷川で土を落とし新鮮な葉わさびを参加者に配分しました。
 わさびの葉や茎は今が大変おいしい時期で人気の商品となっています。
環境を守る地域支援活動
  4月16日(土)
  場所 : ときがわ町大野
 高齢化が進むときがわ町の山間地域では、竹林の間伐や草刈り等が地域の環境を守るために大切な活動となっています。
 今回の地域支援は、刈り取った樹木、草が放置されている元畑地を整地する活動です。 草や「篠竹」を燃やす作業もあり危険もありましたが、NPO会員約20名が連携して慎重に作業を行い、元畑地はきれいに整地されされました。
 土地所有者個人ではできない成果が上がり、大変喜んでいただきました。
  また、先日「ウド畑」の施肥や土寄せなどの支援活動を行った家から、「ウドが芽を出しているから収穫してください」との連絡をいただき、沢山の「山ウド」を掘り出し、参加会員に配布しうれしい山の土産となりました。
地域の祭り「大野神社送神祭」 NP0支援で大賑わい
  4月10日(日)
  場所 : ときがわ町大野

 春を呼ぶ祭りとして知られている埼玉県の指定文化財「大野神社送神祭」が、3部咲き桜の花で行われました。
 当NPOは祭りの主役の「小旗」を例年20本程度奉納し、祭りの行列に会員が参加して祭りの継承に貢献してきましたが、今年は、埼玉テレビの現地取材もあって例年を上回る約40名以上の会員が参加し、奉納する小旗も26本を作成、祭りの行列には、会員や大東文化大学学生等30名以上が参加して祭りを盛り上げました。
 埼玉テレビは、NPO大賞受賞の当NPOの活動を取材するテーマで、落語家の三遊亭楽生師匠が終日参加して旗づくりから祭り行列参加や窯場で炭焼き体験等も収録しました。
 また、地域の方から沢山の料理の差し入れがあり、大東文化大学生や地域の方、NPO会員が楽しい交流も行いました。

 埼玉テレビの放映は下記のとおりですので、是非ご覧ください。
  4月16日(土)9:00〜9:30
  テレビ埼玉 県政広報テレビ番組(テレ玉)彩の国ほっとニュース
地域支援 「お茶刈り支援」
  4月2日(土)・3日(日)
  場所 : ときがわ町大野 
 ときがわ茶の茶葉刈り揃いの作業が、2日間にわたり2台の茶刈払い機をフルに使って行われました。
 山間地の茶畑は急斜面で、作業はなかなか難しい場面もありますが、熟練の会員が参加しており予定の茶畑の作業が終了し、ときがわ町の茶畑は見事な緑の景観に変わりました。
 支援した4軒のお宅からは、「大変ありがたい」「今年もお茶ができる」と喜んでいただきました。
 なお、5月中下旬にはこの茶畑から茶葉の新芽が出て、茶摘(茶葉刈り)を行いおいしい新茶ができます。
 これからも、地域の特産品である「ときがわ茶」を守り、発展させるために支援活動を行っていきます。
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