2010年度事業報告
茶畑の手入れ 地域支援活動を開始
★3月24日(木)
場所 : ときがわ町大野
 ときがわ町の特産品である「ときがわ茶」。健康志向の中で無農薬で栽培する「ときがわ茶」は、ときがわ・玉川の各販売所で 人気の商品となっています。 この時期、茶畑の施肥や茶葉の刈り揃えなどの手入れが重要で、旨いお茶づくりには大切な作業です。
  当初19日に予定した第1日目は、ガソリン不足などで会員が参加できず延期になっていました。 しかし、地域のお茶栽培の家から茶刈の依頼が多く、本日作業を開始しました。
 今後順次支援作業を行い、 今年も安全で美味しい「ときがわ茶」づくりを支援して行きます。
都幾川源流の森づくり 広葉樹400本の苗木を植える
★3月13日(日)
場所 : ときがわ町大野
 大東文化大学と協働で取り組んでいる「都幾川源流の森づくり」。
 突然の「東北地方太平洋沖地震」の影響で急遽大学生の参加が困難となり、今回の活動はNP0の会員のみが参加して広葉樹の苗木約400本を植えました。
 苗木はクヌギ、コナラ、ブナ、ヤマザクラ、エゴノキ、トチノ木、ケヤキの7種類。山の日陰には残雪がありましが、風も無なく日差しは暖かく絶好仕事日和。参加会員約20名は汗をかきながら、急斜面の土地に約2メートル間隔で苗木を丁寧に植えつけました。
 昼には恒例の「いのしし鍋」をおいしくいただきました。
 なお、大東文化大学生の植え付け分、約100本の苗木を別に用意してあり、今後日程を調整してともに植え付けを行う予定です。
地域支援追加事業
★3月6日(日)
場所 : ときがわ町大野
 地域の皆さんから、NPOに対して様々な支援要請を寄せられています。
 今回は、家の周囲の伐採した樹木の整理です。樹齢40〜50年の杉の大木約50本、伐採されたままなっている木枝を整理し片付ける作業です。2台のチュエンソーを使って材木を約2メートルに摘め、鉈、のこぎりを使って枝葉を整理する重労働です。本格的な山仕事ですが、NPOの木材専門会員を中心に11名の会員が汗びっしょりで手際よく作業を行いました。この立派な材木は、昔は高価で取引されましたが、現在は販売や活用する方途がないのは本当に残念です。
 木材を利用したい方はご連絡ください。
第6回役員会で来年度事業等を検討
★3月5日(土)
場所 : ときがわ町大野 生活改善センター
 今年度も残りわずか、今年の事業の総括と来年度の事業活動について検討する役員会を「NP0大野ログハウス」で開催し、活発な意見交換を行いました。今年は「埼玉県NP0大賞」受賞など充実した活動が行われましたが、新年度も大賞受賞に恥じない活動を行います。
主な新規事業は
 ・地域支援活動(通年) ・源流の森づくり ・「山里の食」講習会 ・「山ウド」「果樹園」の管理
 等が提案されました。今後定期総会(5月7日「土」)で審議決定します。
また、沢山の事業を円滑に実施するため、13の事業プロジェクトを設け、リーダー(連絡員)も選任しました。
ジャガイモの植え付け
★3月5日(土)
場所 : ときがわ町大野 研究所の管理地
 ときがわの山には雪が白く残っていますが、陽射しは春。温かい陽射しの下で、恒例のジャガイモの植え付けを行いました。
 男爵、メンクイーン、キタアカリの3種類の種ジャガイモ約10キロ、2〜3個に切り分けて、切り口を灰にまぶし、NP0の「中カ地区管理地」に順次植えつけました。既に「畑プロジェクト」の会員が畑を耕し畝を作って準備万端。短時間で作業は終了しました。
 山の畑の美味しいジャガイモ、今年は沢山収獲できることでしょう。収穫祭をご期待ください。
 また、同時にNP0果樹農園地でこれから果樹を植えるための穴掘りやNP0「下モ管理地」を耕運機で耕すなどの作業も行いました。
 休憩時間には、地域の差し入れ「自家製たくわん」と{甘酒」がうまかった事を報告します。
地域支援活動
★2月27日(日)
場所 : ときがわ町大野
 ときがわ町大野地域は特に高齢化fが進んでいる地域で、先祖伝来来の畑地を維持管理するのが困難な家が増えています。今回の要請は、「長い間山ウドを栽培してきたが、ウド畑を管理するのが限界なので、是非NPOで栽培管理してほしい」との要請がありました。ウドの土寄せ作業は既に遅い時期、早速作業に入りました。ウドの根を掘り出し、根切りして、腐葉土と土を根の部分に盛り上げる重労働。約0,1ヘクタールの作業は、大変な重労働でしたが15名の参加者は汗びっしょりの奮闘で、午前午後の作業でほぼ予定の仕事が完了しました。
 地主さんからは、お茶とジャガイモの煮付け、らっきょ漬け等の差し入れがあり美味しくいただきました。新たに土寄せしたウド苗から、4月下旬には美味しい山ウドが芽を出します。皆さん期待してお待ちください。
山菜ピザ作り講習会 一足早く春の味を満喫
★2月26日(土)
場所 : ときがわ町大野 七重窯場
 ときがわ町の山肌にはまだ雪が残っていますが、ピザ作りの会場の「七重窯場」の陽射しはすっかり春の温かさ。
 ピザ窯に火が入り、窯の温度が上昇すると、現地で調達したばかりの「蕗のとう」「のびる」「わさび」や「柚子」「ゼンマイ」などを材料にした「山菜ビザ」が次々と焼きあがりました。 参加者は、地域の方や会員、子ども達で、最初は約3分で焼きあがるのが待ち遠しい程の競い合った食べっぷり。、次々と個性あふれる「山菜ピザ」が出来上がると「これもうまいー」「お腹一杯です」の声がしきり。一足早く春の味を存分に満喫した「山菜ピザ作り」でした。
 今後も地域の名物となるような美味しい「山菜ピザ」作りを目指していきます。ピザ作りの経験者の参加を歓迎します。
残雪の中で 源流の森づくり
★2月19日(土)
場所 : ときがわ町大野
 先日来の雪が山肌に残る標高8百メートルの現地、3月13日の植栽日に向けて苗木の植え付けが行いやすいように、先に切り倒した枝や蔓の片付け作業を行いました。
 日陰には雪が残り足場の悪い中で参加者25名はそれぞれの持ち場で奮闘、汗びっしょりの活躍ぶりでした。
 昼には恒例の「猪鍋。そのうまさに一同感動。雪と青空と澄んだ景観は心に残る一日となりました。
第1回埼玉県NPO大賞 受賞祝賀会 盛会に開催
★2月13日(日)
場所 : ときがわ町大野 大椚生活改善センター

 ときがわ町大野の大野生活改善センターを会場にして、NPO大賞受賞をお祝いする会が、地域の方々、NPO会員が多数して盛大に開催されました。柴崎理事長の経過報告、あいさつに続いて、ときがわ町 関口定男町長、 増田和代議長から祝辞が述べられ、地域住民を代表して堀口宏さんの乾杯で祝宴に入りました。
 会場にはNPOの受賞の表彰状や受賞時の写真、NPO活動状況のパネル、竹炭・わさび・お茶のNPO製品が展示され、地域のの方々とNPO会員の懇談がにぎやかに行われました。
 出席者は先に大東文化大学の学生が宿泊した家の皆さんや地域の町会議員3名、大東文化大学島田先生と学生代表など多士さいさい。
 お祝いの酒や漬物等の差し入れが次々に寄せられ、手づくりの赤飯や甘酒も大人気で会場は大盛況。
 「受賞はときがわ町の名誉」
 「これからも地域を一層元気にしてほしい」
 「NPOのさらなる発展を」など、沢山の喜びと激励と期待が寄せれれた祝賀会となりました
雪の中で地域支援活動
★2月12日(土)
場所 : ときがわ町大野
 竹切りなど地域から要請が多いため追加して支援活動を計画していましたが、昨夜来雪が降り山の木々はすっかり雪化粧。
 当日も山間地はみぞれ模様の悪天候でしたが、それにも関わらず約10名の会員がときがわ町大野七重窯場に参集しました。
 雪のため当初の計画を変更し、早速、雪のため道路においかぶっさている竹を切る作業に出かけ、手足が凍える寒さの中で数本の竹を切って道路の安全通行が出来るように整備しました。
 また、明日のNPO大賞祝賀会の会場準備に全員で取り組みましした。
 なお、地域支援の竹切りなどは改めて日程をお知らせしますのでよろしくお願いします。
「大野まんじゅう」づくり講習会
★2月5日(土)
場所 : ときがわ町大野 竹の谷文化センター
 ときがわ町大野地域の昔からのご馳走は、「たんさんまんじゅう」です。各家庭で四季の折々にまんじゅうを作りました。
 今回、地域の皆さんからも要請があり、地域の食の第一の伝道者である柴崎ヨシエさんを指導者にして、伝統の食「たんさんまんじゅう」作りの講習会を開催しました。
 大野地域から沢山の主婦等が参加してNPO会員と合わせ参加者は約40名。まんじゅうの皮作り、あんこのまるめ、ふかし等の作業を得て熱々のまんじゅうが出来上がりました。 試食には「うまい」との歓声が次々とあがり、NPO会員が調理した「しし鍋」と差し入れの漬物を囲んで楽しい昼食となりました。
 また、「これからも、こうした事業を行ってほしい」「次回のピザづくりに参加したい」と地域の方から発言が相次ぎ、今後さらに地域とNPOが協力して事業を実施して行くこととなりました。
地域支援活動に 地域から感謝の差し入れ
★1月30日(日)
場所 : ときがわ町大野 竹の谷

 山間地では、高齢化や家が空き家になって放置されたままになっている畑地が広がっています。
 今回の活動地はときがわ町の大野地域で、家が数年前から空き家になり丹精込めた畑が現在はササや蔓が生い茂って荒れ放題の土地。地域では猪などの住みかになって荒地が広がることに大変困っていました。
 土地の所有者に刈り払いの支援を行う旨をお話したところ大変喜んで、是非にと依頼されました。
 草刈り機やチィエンソー、鎌、鉈を使っての大作業も手馴れたもの、刈りはらったササもしっかりと片付けて見違えるような昔の景観が出現しました。
 また、昼には温かい豚汁、3時には懐かしい「すいとん」や「自家製コンニャク」が近所の家から差し入れがあり、本当に美味しく身体も心も温かくなりました。
 今後も引き続き、山間地域の環境保全のために地域支援の活動を定期的に行いますので、皆さんの参加をお願いします。 
 初めての方、歓迎します。
都幾川源流のわさびづくり
★1月29日(土)
場所 : ときがわ町大野
  今年一番の寒い日、都幾川の源流域はマイナス気温の厳冬。
 そんな天候にもカかわず、都幾川の源流域にわさびを復活させる活動に大勢の会員が参加しました。
 昨年来、拡張整備を行ってきた2箇所の、わさび田に小さなわさびの苗をていねいに植え付けました。
 また、日陰になる樹木の伐採や雑草の刈り払いなどに熱心に取り組み、全員が汗びっしょり。既に生育しているわさびを少し収獲して参加者で分け合い、新たに植えつけたわさびが大きく生育することを全員で願って作業を終了しました。
「燻製窯」完成
★1月23日(日)
場所 : ときがわ町大野 七重窯場
 ときがわ町大野七重地区の「七重窯場」には、炭焼き窯2基とピザ焼き窯1基が設定されています。
 炭焼き窯は現在竹炭づくりの最盛期で、今年の初窯からは竹炭作りの煙が立ち昇っています。
 今回、同じ場所に新たに「燻製窯」を1基が完成、本日初の火入れが行われました。
 初めての「燻製窯」でその成否はまだ分かりませんが、今後「いろいろな手作り燻製を作りたい」とプロジェクト会員は張り切っています。
 手作り燻製に関心のある方、旨い燻製品づくりをともに行いましょう。
 皆さんの参加を歓迎します。
伝統の土窯  初窯の火入れ
★1月22日(土)・23日(日)
場所 : ときがわ町大野 七重窯場
 今年最初の竹炭づくりが始まりました。昨年中に七重窯場に集めた竹材を材料にして、22日、約30名の会員が集まって初窯の火入れが行われました。
 順調に火が回り煙突から勢い良く煙が出て炭焼きが行われています。23日には火の調整をして頃合を見て窯口を閉め、その後約1週間で竹炭が出来る予定です。  毎回、炭の出来具合は異なり、上質の炭を作るのは大変難しい作業で伝統の技を習得することが必要です。炭つくり会員は出来るだけ上質の竹炭を作りたいと試行錯誤を続けています。
 経験を重ねるごとに炭は硬く輝きが増しています。 
 利用の範囲が広い竹炭を皆さん御活用ください。 有償で頒布しています。
「埼玉県NPO大賞」を受賞しました。
★1月16日(日)
場所 : 埼玉県県民活動総合センター

 1月16日、埼玉県県民活動総合センターで埼玉県NPO大賞の最終選考が行なわれました。
 県民投票で選ばれた8団体が公開プレゼンテーションを行い、会場投票と選考委員の審査を得て、栄えある大賞受賞となりました。
 会場には会員多数がつめかけて最終発表を固唾をのんで見守り、最終の大賞が発表になると大きな歓声があがりました。
 プレゼンテーターの理事佐藤健一さんは、会場画面に映し出した多彩な活動シーンを分かりやすく説明して、会場や審査員の高い評価を得ました。
 表彰式では上田清司知事から表彰状と賞金15万円が柴崎理事長と佐藤理事に手渡され、理事長の謝辞に会場から大きな拍手が寄せられました。
 会場内の祝賀会も盛大に開催され、知事や他の受賞団体、県職員等との和やかな歓談が行なわれました。
 大賞受賞にご支援をいただきました多くの皆さん ありがとうございました。
 また、会場のホールでは各NPOの展示コーナーが設けられ、当NPOは「竹炭」「無農薬茶」「源流わさび」等を販売するなど活動のPRにも努めました。
 大賞受賞後6時半から大宮市内の「鮨乃家」を会場にして、会員30名が参加して新年祝賀の集いが開催されました。
 話題は大賞受賞に集中し、久ぶりの感動を受けた喜びが語られ祝宴は大変な盛り上がり、大賞受賞に恥じないNPO活動を今後も行って行こうと決意も新たにする有意義な集いとなりました。
竹林間伐で環境保全
★1月15日(土)
場所 : ときがわ町大野
 新年2回目の竹林の間伐整備活動を行いました。
 急峻で竹が密集している場所の竹切りは、なかなか困難な作業ですが、ベテラン会員は手際よい活動で竹の間伐や小切り、搬送業務をこなし、うっそうとした竹林に陽が入りきれいな竹林に変わって行きました。
 伐採した竹材は、全て軽トラックに積んで窯場に搬送し、竹炭作りの原料となります。8日と15日の延べ約50人が参加した竹林間伐は、当初の目標を達成しましたが、今後も竹林間伐と竹炭づくりをリンクした活動を継続して実施して行きます。
 多くの皆さんの継続参加をお願いします。
美しい山里づくり 竹林の間伐活動
★1月8日(土)
場所 : ときがわ町大野

 新年早々、今年初めての「竹林の間伐」事業が、多くの会員が参加して行われました。
 作業場所は竹林が道路にまで広がり、送電線におおいかぶさっている竹林で、昨年から地域の要請が有った場所です。
午前、午後の作業で 竹を切り出し、枝を取り、小切りし、竹材は炭焼きの材料に活用するため窯場に搬送しました。
 間伐整備した竹林は、見事な景観となって参加者の満足感、何よりも竹林所有者のおばあさんが大変喜んでくれました。
 また、昼にはNP0恒例の「しし鍋」を楽しみ、山里の冬を満喫する1日となりました。
 なお、次回は15日(土)に実施し、その後も継続して「美しい山里づくりー竹林の間伐」を行いますので、多くの皆さんの参加をお願いします。初めての方歓迎します。
NPO「餅つき大会」で地域と交流
★12月18日(土)
場所 : ときがわ町大野 ログハウス前
 毎年恒例の「餅つき大会」がときがわ町「大野ログハウス」で盛大に開催されました。前日までに伝統の臼と杵、材料となる米・キビ・ノゴンボウや飲み物類を準備し、餅つきが始まりました。参加者はNP0会員、大東文化大学生、いきがい大学(伊奈校舎)の皆さんや、地元との方も続々と集まって、にぎやかな歓談と交流が行われました。
 せいろで米をふかし、伝統の臼と杵で、「キビの餅」「古代米の餅」「ノゴンボウの餅」など5臼をつき、次々とキナ粉やあんこ、ダイコンおろしの餅が出来ました。つきたての餅に一同「うまい」の発言しきり。途中で、大東文化大学学生が「都幾川中学生アンケート調査」の結果発表と理事長から「埼玉県NPO大賞」県民投票3位で最終審査に選ばれとの報告で、会場は大きな拍手で最高潮となりました。
 今年1年を締めくくるにふさわしい賑わいと活気ある事業で、参加者の皆さんは山里のすばらしさを実感していただいたことでしょう。
新そばの味、堪能しました。
★12月11日(土)
場所 : ときがわ町大野 竹の谷文化センター
 NPOの畑で収獲したそば、会員のそば打ち名人が見事なそば打ちの腕を振るい、役員等参加者が新そばを味わいました。
 そば粉の香りも良く、のどこしが滑らかで最高の手打ちそばに一同感激。そばは「種を蒔いて育てて収獲し、自らそばを打つ」ことが最高の贅沢と言われますが、まさにそのことを実感した新そばの味でした。
 本当に美味しいそばを賞味したい方は、NPOのそばの栽培事業にもご参加くださるようお願いします。
役員・会員宿泊研修会 開催
★12月11日(土)
場所 : 飯能市 奥武蔵あじさい館
 この研修会は、今年度のNPO活動を総括するとともに次年度以降の事業企画や会の運営全般について役員等でじっくりと話し合うため、毎年宿泊で開催している事業です。
 今回は飯能市名栗の「奥武蔵あじさい館」を会場にして行われました。
 当日風邪等で緊急の欠席が多く、12名の参加となりましたが、熱心な話し合いが会議時間を越えて行われ、有意な意見が多く出されました。今後の事業企画反映して行きます。
 また、同時に「都幾川源流の森づくり委員会」も開催され、大東文化大学との協働事業を進めるため今後も一層取り組みを行うことを確認しました。
都幾川源流の森づくり 大東文化大学学生、NPO会員等約80名が参加
★12月4日(土)
場所 : ときがわ町 大野地域
 ときがわ町大野地域、標高約700メートルの山地に約1haの広葉樹の森をつくる「大学とNPO協働」の2回目の活動が、快晴の天気の下で賑やかに楽しく行われました。
 山を埋め尽くすような人数で、学生とNPO会員が11の班に別れ、連携プレーで雑草や雑木を刈り払い等の作業を行い、足場の悪い坂地で蔓やとげの処理に悪戦奮闘しながらも整然と作業が行われ、荒れた山肌が見違えるように整地されました。
 昼には、NPO特性の「しし鍋」が参加者に振舞われ、全員が絶賛する美味であったことを報告します。
 NPOでは、1〜3月の間にもプロジェクトで活動を継続して行いますので、森づくりに関心のある方は事務局までお願します。
ときがわ源流の森づくり  会員多数が作業に参加
★11月27日(土)
場所 : ときがわ町 大野地域
 都幾川の源流域に落葉樹の森を再生し、都市市民にも親しんでいただける豊かな森をつくる取り組み。
 今回は、12月4日に大東文化大学学生と一緒に作業を行う準備として、水場の整備や仮設トイレの設置、刈り払い場所の区割り等の作業にNPO役員が取り組みました。
 現場からの眺望はまさに色とりどり紅葉の絶景で、標高約700メートルの山地は晩秋から冬に向かって肌寒い状況。
 昼には温かい「キノコ汁」のうまいこと。空気が澄んで湧き水は最高のおくりもの。
 12月4日(土)には、大東文化大学生約50名とNPO会員など30名が森づくりに参加する予定。 「しし鍋」も用意して当日を迎える準備が進んでいます。
地域支援活動で山里の環境保全
★11月17日(水)
場所 : ときがわ町 大野地域
 ときがわ町大野地域で、地域の要請を受けて草刈り支援活動を行いました。
 今回の活動場所は2ヶ所で、交通の支障が出ている道路沿いと高齢者の住宅周り。
 夏場の草刈りと異なり、参加会員は慣れた腕前で草刈り機等を操作し、約2時間程で予定の仕事が終わりました。
 草刈りをしたお宅から、庭にたわわに実った「副みかん」をお礼に沢山いただきました。
「おかめササ」で籠作り講習会
★11月13日(土)
場所 : ときがわ町 旧大椚第一小学校
 地域に伝わる伝統の技の一つが籠作り。
 地元に自生するおかめササを使って、秋から冬にかけて自家製の物干し籠・ざるを作りました。このササ籠は丈夫で長持ちし、抗菌性もある優れもの。
 今回もNPOの柴崎理事の指導によって、参加者がそれぞれ独自の籠作りに挑戦しました。さてその結果は、なかなか指導どおりは作れなくても、各自熱心に取り組み、その出来ばえに全員が満足?とはいかなくても、笑いの耐えない楽しい講習会となりました。
■収穫祭 秋晴れの下、地域の方と和やかに交流
★11月7日(日)
場所 : ときがわ町 大野
 今年の収穫祭、NPOの畑から収獲した里芋やねぎを中心にコンニャク、椎茸などの秋の野菜を沢山入れた「いも煮」とバーベキューをメーンに大野ログハウスを会場にしてにぎやかに開催されました。
 NPOの会員と日ごろお世話になっている地域の方が、酒を酌み交わし、料理を楽しみました。
 地域の方からのキノコや酒、お菓子の差し入れもあり、にぎやかな歓談が山里に響いた1日でした。
■わさびプロジェクト 紅葉真っ盛りの中で作業
★11月6日(土)
場所 : ときがわ町 大野
 わさびの収獲シーズンを目前にして、プロジェクトチィームがわさび田の拡充整備作業に取り組みました。
 わさびの栽培適地は極めて少なく、現在の栽培場所を増やすことが大きな課題となっており、今回の作業はわさび田を広げる取り組みです。作業は順調に進み、素晴らしい紅葉の下での弁当も格別の味で、参加者は山里の秋をしっかり味わいました。
なお、わさびは順調に生育しており、11月下旬からわさび漬けづくり等を予定しています。
■桧の伐採とキノコの栽培
★10月30日(土)・31日(日)
場所 : ときがわ町 大野
 30日、31日の二日間予定していた事業は、あいにくの台風接近の悪天候で、31日のみの実施になりました。
 31日も山は小雨が降る悪天候でしたが熱心な参加者が集まり、軽トラック3台に分乗して桧の伐採現場へ。
 早速チェンソー2台を使って樹齢約40年の桧2本を伐採、枝切り等を行ってキノコの原木等を作りました。
 昨年来の桧林の間伐で、山は風通しの良い桧林に整備が進んでいます。
 また、桧の原木に植えつけた「なめこきのこ」が生育して一部を収獲し、昼の「なめこ汁」にして参加者で山の幸を楽しみました。
 これから1〜3月の間、引き続き「桧林の間伐ときのこ栽培」を行いますので、参加希望者は事務局までご連絡ください。
■山里の伝統の秋祭 大東文化大学生とNPOが地域交流
★10月24日(日)
場所 : ときがわ町 椚平
 毎年10月の第3日曜日、ときがわ町椚平地域の秋祭りは、ささら獅子舞とともにユーモラスな「狐つり」で有名な祭りです。
「都幾川源流の森づくり」の協働事業パートナーである大東文化大学島田ゼミの学生10名とNPO会員8名が、祭り見学と地域交流を行いました。
 神社に参拝し、社務所で会食後、獅子舞と狐つりを見学、先の民泊でお世話になった家族と学生が再会するなど地域の方との交歓も行われました。
 伝統の祭りを継続することの困難な中で、地域の協力で見事に祭りを継続していることに感動して帰路につきました。
■手打ちそば打ち講習会
★10月9日(土)
場所 : ときがわ町 大野
 山間地域に昔から伝わる伝統食の代表である「手打ちそば」と「手づくりコンニャク」。どこの家庭でも秋から冬の代表的な食として今に伝えられています。
 NPOの畑では、秋そばとコンニャクを栽培していますが、そばは現在花盛り、コンニャクは順調に生育して大きなコンニャク玉が収獲できました。
 本日の講習会では、新そば粉(県内産)でそば打ち、自家製のコンニャク玉で手作りコンニャクに、約30名の参加者が取り組みました。 指導者は地元のお母さんとNPOのそば打ち名人、あいにくの雨天にも関わらず会場は和気あいあいで大賑わい、見事な新そばと天ぷらの味と量に一同大感激。
 コンニャクはお土産として持ち帰り。毎回人気の講習会に今回も参加者は満足の1日となりました。
■竹切り支援
★10月2日(土)
場所 : ときがわ町 大野
 山間地域の環境を守るためには、様々な環境整備活動が求められていますが、孟宗竹の竹林が各地域で増えて畑地や道路に広がり、特にお年寄りの家庭ではその対策に苦慮している状況があります。
 NPOには多くの方から、竹林の間伐整備してほしいとの声が寄せられています。
今回は、ときがわ町大野地域(荻野さん)の道路沿いの竹林で間伐整備活動を行いました。
 約50本の竹を間伐し、雑草や雑木を刈り払いきれいな竹林が出現しました。
今後も、定期的に竹林の間伐整備を行い山間地域の環境整備を進めるとともに、竹材は伝統の土窯で竹炭づくりに活用していきます。
 竹林間伐整備の参加者を募集しています。
■伝統の土窯 炭焼き始まる
★9月26日(日)
場所 : ときがわ町 大野
 炭焼きのシーズンを迎え、今秋初めての竹炭づくりが始まりました。
 既に乾燥してある竹材を第2号土窯に順次詰め込んで火入れ行い、窯口で次々に薪をくべて火を焚き、約3時間程で煙突から白い煙が勢い良く煙が出て順調に炭焼きが始まりました。炭焼きの担当者は今夕から明日まで燃え具合を見て窯口を閉めるなどの作業を行います。
 炭焼きの回数を重ねるごとに良質の炭が焼けていますが、さらに質、量ともにさらに充実するよう担当会員は張り切っています。
 なお、本日は合わせて竹林間伐を行い、地域支援活動として2軒お宅の草刈り支援活動を行いました。
■石窯でピザづくり
★9月25日(土)
場所 : ときがわ町 大野
 ときがわ町大野の「七重窯場」に、石焼ピザ窯が完成し第1回のピザ作りが行われました。
 秋空のもと、朝一番で石窯に火入れを行い、係りが用意したピザ生地をこねて発酵させ、生ハムやホタテ、トマトなど盛たくさんの高価な具材をのせて、ピザ作りが始まりました。石窯の状況がとても良くユニークなピザが次々に焼きあがり、熱々のピザの味に参加者一同「うまい」と感動の声しきり。大成功のピザづくりとなりました。
 今度、ピザづくりを定期的に行い、将来は「山菜ピザなどを売り出したい」との声も上がるほど旨いピザが出来ました。
■わさびづくり  汗を流して草刈り作業
★9月18日(土)
場所 : ときがわ町 大野
  残暑の厳しい陽射しの下で、ときがわ町の特産品を目指す「都幾川源流わさび」づくりの草取り作業を行いました。
 現在ときがわ町の大野地域に2ヵ所のわさび田を管理していますが、夏場を経過してわさびの「生育地」は雑草が伸び、わさびが見えない状況でした。参加者は午前と午後それぞれのわさび田の草を刈り払い、雑草を抜いてわさび田をきれいに整備しました。今後さらにわさび田を拡張してわさびの苗を植え本格的なわさびづくりを行います。
 今後継続して作業を行いますので、わさびづくりに関心のある方の参加を歓迎します。
■地域支援-草刈りボランティア 会員が炎天下で奮闘
★9月11日(土)
場所 : ときがわ町 大野
 猛暑が続くこの日、地域の草刈り支援活動に会員多数が汗を流しました。
ときがわ町の山間地は、猛暑が続き草が伸びて地域の草刈りが大きな仕事になっています。
 地域の住民の方から要請のあった土地と道路沿いの草刈りは、炎天下で大変きつい仕事となりました。 新たに購入した草払い機2台や会員所有の草払い機10台がフル活動して、ほぼ予定の場所を草刈り整備しました。 高齢化が進む地域では、夏場の草刈りが大変な仕事となっており、今後も草刈りボランティア活動を行っていきます。
 ご協力下さる方を募集していますので、事務局までご連絡をお願いします。
■「都幾川源流の森づくり」 大東文化大学学生とNPO協働で活動が始まる
★9月4日(土)
場所 : ときがわ町 大野
 都幾川の源流域で「源流の森づくり」を目指し、大東文化島田ゼミの学生約30名とNPOの会員約20名が参加しました。
 現場は奥武蔵のグリーンラインの東山麓で標高約700メートル、周囲は桧や杉が植栽された山々が広がっていますが、現場は植林がされずに雑木や雑草が生い茂った放置林となっています。今回は約0,1ヘクタールの急坂の土地の刈り払い等の整備や水場への道づくりなどに汗を流しました。涼しい風があるものの、炎天の下の作業は大変な重労働でしたが、学生の踏ん張りでNPO会員も奮起し、両者の共同作業で荒れ放題の山は見事に整地され景観が一変しました。今後は専門家等の意見も聞きながら広葉樹の植栽や楽しい山の設備を計画的に整備して行こうと参加者で話し合いました。
 なお、大東文化大学島田ゼミの学生27名は、作業の後、大野と椚平地区14軒の家庭に民泊しました。地域では、集団の学生民泊は初めての経験でしたが各家庭で温かな,楽しい交流が行われました。
 また、当日はNHKテレビの現場取材があり 4日の夜「首都圏ネットワーク」で活動状況が2回報道されました。
■秋野菜の種まき
★8月28日(土)
場所 : 研究所管理地
 猛暑の中、秋野菜づくりが始まりました。NPOが管理する2ヶ所の畑地に、ソバ・白菜・にんにくの植え付けを行いました。
 耕運機2台で、畑地を整地し、約1升(1,8リットル)の「秋ソバ}の種を蒔き、また、ログハウス裏の畑には、地域の荻野さんが育てた「白菜の苗」約30本とにんにくをたくさん植えつけました。
 しかし、例年にない晴天続きで、畑地はカラカラからの土、参加者は汗びっしょりの大健闘。
 地域の方も畑に出ない炎天下の作業は大変きつかったと思いますが、各参加者は早くも収獲に思いを馳せ意気が大いに上がっていました。皆さん本当にお疲れ様でした。その後の手入れもよろしくお願いします。
■夏の山里を楽しむ受け入れ事業「そば打ちと源流探索」
★8月21日(土)
場所 : ときがわ町 大野
 都幾川の源流域の大野地域は、炎天の下でも木陰や谷川には涼しい風が流れます。
 山里の自然に涼を求め文化に触れようする2団体を受け入れ、NPOがサポートして源流探索やバーベキュー、そば打ち、文化財見学等を楽しんでいただきました。
 連合埼玉の親子の皆さん、鶴ヶ島市の「わかば大学塾」の皆さん約50名は、自然散策の山道を約30分歩き森林浴を楽しみました。 
 その後連合の皆さんは谷川でバーベキューと沢登り、わかば大学塾の皆さんは地域のそば打ち名人の指導で手打ちそばづくりを体験し、出来栄え上々のそばや天ぷら等山里の味を堪能しました。また、名刹「坂東札所9番 慈光寺」の宝物や文化財を見学し、ときがわ町の自然と文化に親しんでいただきました。
■大野神社ササラ獅子舞に「ゲゲゲの鬼太郎」が参加
★8月15日(日)
場所 : ときがわ町 大野
 猛暑の中、ときがわ町大野地域恒例の祭り、ササラ獅子舞が開催されました。
 NPOは毎年祭りを盛り上げる「道化」に参加していますが、今年はNHKテレビで人気の漫画「ゲゲゲの鬼太郎」とその仲間たちです。
 事前に衣装やかつら作りの準備を重ねて準備万端。神社に登場すると多くの観客から大きな拍手があがり、各妖怪の人気は高く、次々と写真をとり「とてもよく出来た」と絶賛されました。年々祭りの観客が減少する中で、祭りを盛り上げるNPOの「道化」の役割が高く評価されています。
■大東文化大の学生を 泊めていただけないでしょうか
★8月14日(土)
場所 : ときがわ町 
 NPOと大東文化大学(島田ゼミ)協働で、9月4日都幾川の源流域で「都幾川源流の森づくり」を行います。その活動に参加する大東文化大学の学生約30名を、9月4〜5日ときがわ町大野・椚平地区のお宅に泊めていただこうと、大学生の代表等が地域の各家庭を訪れました。お願いした15の家庭がいずれも快く受け入れていただくこととなりました。このような多くの家庭が学生を宿泊させていただくことは地域で初めての体験です。宿泊をご快諾いただいた皆さん、本当にありがとうございます。
NPOでは、この宿泊体験活動を全面的にサポートとし、楽しい有意義な語らいが行われることを期待しています。
■都幾川源流の森づくり 現地調査
★8月5日(木)
場所 : ときがわ町 大野
 今年度の新規事業「都幾川源流の森づくり」の始めての現地調査を行いました。
 真夏の太陽が照りつけるこの日、土地のオーナーである野口守隆氏(ときがわ町大野)の案内で、大東文化大学島田ゼミの島田先生と学生3名と、NPO柴崎理事長他4名の合計10名が参加し、汗びっしょりで山道を登り都幾川の源流域の予定地に到達しました。
 標高約7〜8百メートル素晴らしい眺望に感激、作業地には夏草や雑木が茂る急峻な土地で整地するのがかなり手ごわい印象です。 しかし眺望の素晴らしさと谷川の水を引くことも出来そうで森の拠点づくりにはぴったりのところ、参加者それぞれの夢が大きく膨らみました。
■山の学校 子どもたち山や谷川で歓声
★8月3日〜8月8日
場所 : ときがわ町 大野 旧大椚第一小学校
 連日の猛暑の中、標高平均4百メートルの大野地域の木陰や谷川は涼しさが一杯です。
 旧大椚第一小学校を宿泊拠点にして、主に鶴ヶ島市内の学童保育の子どもたちが都幾川の源流域で谷川の沢登りやハイキング、そうめん流し等、夜は花火やキャンプファイヤーを楽しんでいます。
 NPOでは、源流探索や川遊び、そうめん流しづくり、ハイク等のサポーターとして支援し、子どもたちが山里の自然を安全に楽しく体験し学ぶことが出来るよう協力しています。
 子どもたちの歓声が日ごろ静かな山里に響いていますが、地域の多くの方から「久しぶりに子どもの元気な声がうれしい」と喜びの声が寄せられています。
■谷川の」清掃と源流探索
★7月31日(土)
場所 : ときがわ町 大野
 連日の猛暑日、都幾川の源流域は心地よい別天地です。
 毎年人気の事業に今年も多くの会員、一般の方が参加して、谷川のごみ拾いや源流の沢登りを行い、バーベキュー、焼きソバ、ジャガイモ煮等を楽しみました。
 谷川のせせらぎと冷風の中でビールの味も最高で、楽しい交流が行われました。
■「ときがわ山の学校」 開校
★7月31日〜8月1日
場所 : ときがわ町 大野 旧大椚第一小学校
 鶴ヶ島市の少年野球の子どもと父兄等約80名が、旧都幾川村大椚第一小学校を拠点にして山里の自然を満喫する生活を体験しました。日ごろ静かな地域は、久しぶりに元気な子どもの歓声に包まれ、地域の方からは「元気な子どもの声が聞けてうれしい」との声が寄せられています。
 特に、源流の沢登りでは子どもたちに人気があり、滝つぼに次々と飛び込んで歓声を上げていました。 なお、8月中多くの子どもたちが「ときがわ山の学校」に参加して、谷川に遊び、沢登り、山歩き、流しそうめん、キャンプファイヤー等本物の自然体験を楽しみます。
■地域支援草刈り活動
★7月25日(日)
場所 : ときがわ町 大野
 梅雨が明けて夏本番となりましたが、この時期は雑草が伸びて「草刈り」が山里の緊急の仕事です。 とくに、お年寄り等の家庭では屋敷周りにも草が生い茂る雑草の対策に苦慮しています。
 NPOでは地域の方の要請に応えて従来から草刈り支援を行っていますが、この日は草刈り払い機5台を使って、2軒の家の草刈り支援を行いました。 参加した会員は炎天下の下、汗びっしょりで午前、午後のハードな作業を行いました。 2軒の家からはジュースの差し入れなどがあり「本当にありがたい」と喜んでいただきました。
 今後も草刈り支援活動を行いますので、参加協力いただける方を募集しています。
■伝統の土窯で炭焼き体験
★7月10日(土)
場所 : ときがわ町 大野 七重窯場
 今年度第一回の「竹炭づくり」の窯に、火入れを行いました。
 梅雨の合間、夏の太陽がギラギラ輝く晴天のもとでの炭焼きは大変珍しい風景です。  土窯に竹材をぎっしり詰め込んで、20名の参加者は汗だくで窯の火を順番で焚き続けました。
 午前中に点火した窯は明日まで窯の火を燃やし、煙の状況を見て窯口を閉じ、竹炭のできるのを約1週間待ちます。
 どんな竹炭ができるか、不安と期待の1日となりました。  また、七重窯場周辺の草刈りやジャガイモの塩茹等も行い、参加者は暑さを吹き飛ばす活動を楽しみました。
 来年こそ、たくさんのジャガイモが収獲できるよう頑張りましょう。
■ジャガイモの収獲
★6月26日(土)
場所 : ときがわ町 大野 研究所管理地
 今年のジャガイモ、猪の被害もなく期待いっぱいで初掘りを行いましたが、残念ながら小さなイモばかり。
 山間地域は美味しいジャガイモが毎年できると思われていましたが、畑仕事のむずかしさを知らされました。
 しかし、小粒でも味は一流、早速ジャガイモの塩茹で参加者一同大喜び、帰りには貴重な山の畑の収穫物を分け合いました。
来年こそ、たくさんのジャガイモが収獲できるよう頑張りましょう。
■「源流わさび」づくり プロジェクトが活動
★6月19日(土)
場所 : ときがわ町 大野
 山間地域の特産品を目指して、「わさびづくり」に取り組んでいます。
 梅雨の合い間にわさび田の草取りや新たにわさびの栽培場所を広げて整備する作業を、プロジェクト会員が行いました。
 わさび栽培は、昔から都幾川の源流域で行われてきましたが、栽培適地が少なく作業が困難なため地域で継続することが困難な状況となっていました。 現在、NPOではわさびの栽培場所を拡充して、伝統の「ときがわ源流わさび」を山間地域の特産品としてさらに発展させようと張り切っています。
 わさび作りに関心のある方、「わさびプロジェクト」に参加しませんか。会員を募集しています。
■地域草刈り支援活動
★6月11(土)・12日(金)
場所 : ときがわ町 大野
 夏季に入りると山里の大切な仕事は草刈りです。道路や屋敷、畑地などの草刈りが大変な仕事となっています。
 この2日間、いつもお世話になる大野地域の道路と旧大椚小学校校庭等の草刈り活動に会員が参加して汗を流しました。
 数台の草刈り機を使って作業を行い、雑草などを刈り取りました。参加の皆さんお疲れ様でした。
■手もみ茶づくり指導者講習会
★6月12(土)
場所 : ときがわ町 大野
 伝統の手もみ茶作りは今年2回実施ましたが、専門的にはまだまだの状態です。そこで地域の経験者の指導をいただきながら指導者講習会を行いました。茶葉はやや硬くなりベストシーズンは過ぎていましたが、手揉み茶づくりの手順を確認しながら茶づくりを行いました。
来年こそさらに美味しい手もみ茶が出来ると講習会参加者は張り切っています。
■伝統の食を学ぶ(手打ちそば)
★6月5(土)
場所 : ときがわ町 大野
 参加者は伝統の味・量に大満足.。
 「ソバが旨い。思いっきりいただきました。」参加者の声です。
 毎回人気のある事業で、今回もソバ大好きの参加者30余名が集まり、地域のそば打ちの母さん5名を指導者にして、伝統の手打ちソバづくりが大野文化センターを会場にして行われました。6班に分かれてソバ打ち体験、自分で打ったソバの味と山菜てんぷら(茶葉・柿の葉・桑葉・胡桃葉・ウド新芽)が山盛りで、一同大満足でした。
 なお、当日味見したNPOの新茶は味・香り良く好評で、参加者にたくさん買いあげていただきました。
■お茶づくり支援活動
★5月21日(金) ・22日(土)・28日(金)
場所 : ときがわ町 大野
 無農薬栽培の「ときがわ茶」づくりが、大野地域でベストシーズンを迎えています。
 人手の足りない茶栽培農家を支援し、お茶刈りや茶葉の搬送業務等にNPO会員が取り組み、感謝されています。
 また、NPOの管理する茶畑からもきれいな新茶の芽が育ち、これを刈りとって飯能市内の製茶工場で製茶しています。
 無農薬栽培のお茶は貴重で、近年人気が高まっています。
 山のきれいな空気と水で育った本物のお茶。会員優先で会員価格で頒布しますので事務局までお申込みください。
会員価格(100グラム)600円  一般販売(NPOたまがわ等販売)800円
■お茶の手摘みと手揉み茶づくり
★5月15日(土) ・5月16日(日)
場所 : ときがわ町 大野
 ときがわ町大野地域は「ときがわ茶」の産地と知られています。例年よりやや茶葉の生育が遅れていましたが、地域の茶栽培農家の協力をいただき丹精して育てた山の茶畑で茶芽を丁寧に摘み、昨年度復元した「手もみ茶ほいろ」を使い、茶づくりの一連の作業(茶葉を蒸す→冷却→葉ふるい→回転もみ等→乾燥)を行いました。
 手もみ茶づくりは大変むずかしい作業ですが、参加者の奮闘で何とかお茶が出来上がり、早速味見をしました。参加者全員が「極上の茶」と大喜びの出来栄えで、新茶約50グラムがお土産として持ち帰りました。
■第6回定期総会 開催
★5月8日(土)
場所 : 埼玉県立嵐山史跡の博物館
 例年どおり、嵐山歴史の博物館を会場にして第6回総会が開催されました。
 これからの事業等について出席した会員で熱心な討議が行なわれ、「源流の森づくり」「ワサビプロジェクト」など新規事業や新たな役員の就任などが決まり、新年度もさらに楽しい事業活動の発展が期待されます。
 また、会議終了後は東松山市「田園」で懇親会が開かれ、会の活動への熱い思いが語られて会員の親睦交流が進みました
■春の山里ハイキング 新緑の中で山菜摘み
★5月4日(火)祝日
場所 : ときがわ町 大野
 この上ない快晴の下、緑が一杯のときがわで山里ハイクを行ないました。10時に大野地区の七重窯場を出発した一行は、堂平山(875メートル)を目指して約2時間半の道のりを歩き、途中奥武蔵の山なみや鶯の声、湧き水等を楽しみました。旧東京大学天文台跡で昼食後、帰りには山菜農家の協力で、ワラビの群生地でワラビを沢山摘んでお土産としました。
 参加者には大満足の春のハイキングとなりました。
■川越のフリーマーケットに出店で大人気
★5月3日(月)祝日
場所 : 川越 大正夢浪漫通り
 毎年恒例となった「川越大正ロマン通り」のフリーマーケット。今年も大勢の皆さんに「山里からのおくりもの」の品々を販売し、研究所の新しいパンフも配付してPR活動を会員が活発に行いました。竹炭、竹酢液、山野草の小盆栽、つる籠、青竹に加えて「源流わさび」に人だかりの出来る人気。真夏を思わせる晴天の下、参加した会員約15人はすっかり日焼けし時間いっぱいまで元気な売り声を上げて奮闘しました。その後の打ち上げは大変盛り上がりました。
■ピザ窯に火入れ
★4月17日(土)
場所 : ときがわ町 七重窯場
 プロジェクト会員が取り組んでいる「ピザ窯」づくりは、窯の本体部分がほぼ完成しました。そこで本日全員で早々と「火入れ」を行い、初焼きを行いました。その首尾は上々で、これから旨いピザが焼けること一同喜んでいます。
■山菜を食べる
★4月17日(土)
場所 : ときがわ町 大野
 毎年人気のこの事業、今年は驚きの雪が前日から降り積もり実行が危ぶまれました。しかし、当日は天気が回復しましたが、例年山菜採りを行なう場所は積雪15センチの一面の雪景色でワラビは雪の下でまだ芽生え状態。山菜採りに勇躍参加した会員は、山菜地の所有者小峯さん宅で雪景色を楽しみながら手づくりの山菜料理をいろいろただき感激のひと時を過ごしました。
その後、窯場では地域の方からの差し入れの「タラの芽」や「ニワトコの芽」、「わさびの花」のてんぷら、「ノビル」、「かき菜」などの山菜料理に一同例年通り山の幸を堪能し、楽しい集いとなりました。この集いに感激し新たに2名の方が会に入会しました。
春を呼ぶ祭り「大野神社送神祭」祭りに参加
4月11日
場所:ときがわ町 大野
 ときがわ町大野地域に江戸時代から伝わるこの祭りは、埼玉県指定文化財にも指定されている貴重な民俗文化財です。
 しかし、毎年地域の方が奉納するj小旗が減って近年30〜40本となっています。祭りを盛り上げ、支援するためにNPOが協力し、今年は22本の小旗を作り、祭りの行列や会員交流会に26名が参加しました。
 また、今年は大東文化大学の島田ゼミ先生、学生4名も参加して祭りをさらに元気にしていただきました。
 晴天の下満開の桜、桃の花が咲き誇る山里の旧道を神輿を先頭に笛や太鼓で約1時間半練り歩きました。
 「なんとも心豊かな祭り」と参加者の声、学生たちも終始笑顔で祭りを楽しんでいました。
新たな「わさび田」づくり始まる
4月1日
場所:ときがわ町 大野地区
 わさびの栽培は、水がきれいで増水のない湧き水が必要ですが、なかなか栽培適地が有りません。
 今回地権者の協力で新たな「わさび田」栽培適地を選び、わさびプロジェクトチィームが、悪戦苦闘して草木を伐採、湧き水を丁寧に流して「わさび田」にわさび苗を植え付けました。
 現在NPOでは 従来のわさび田でわさびを栽培し「ときがわ源流わさび」として一部販売していますが、大変人気があり品不足の状況です。
 今回開拓した「わさび田」を今後さらに手入れして、沢山の「ときがわ源流わさび」が育てたいと会員は張り切っています。
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