21年度事業報告
開催日・行事・場所  写真
 内容
大東文化大学生の田舎生活体験
3月27日(土)〜28日(日)
場所:ときがわ町 大野地区
 昨年来、当NPOと「慈光寺の竹切り」等で交流を重ねてきた大東文化大学の「島田ゼミ」の学生2名と島田先生ご夫妻が、ときがわ町大野地域で山里生活体験を行いました。
 27日午前は七重窯場において炭焼き作業、午後は農家の畑を耕運機で耕す作業に汗を流し、宿泊は柴崎理事長の実家に2名の学生が宿泊体験し、28日は畑にジャガイモの植え付け、茶畑の草取りなど、2日間みっちりと山里の生活を体験しました。この間農家のおばあさんやNPOのおじさんメンバーと間で和やかな歓談と山村の活性化について熱い論議が行なわれました。学生と受け入れたNPO双方が大変刺激的な時間を共有することが出来ました。
NHK総合テレビ「小さな旅」に登場
3月21日(日)
 NHKの人気番組(日曜朝8時〜)「小さな旅」でときがわ町が取り上げられ、私たちのの活動(炭焼き、竹切り、地域との交流)状況が
紹介されました。会員の武藤さんを中心に会員や地域の方の楽しそうな顔が次々に登場しました。また、画面にしっかりと「NPO法人ときがわ山里文化研究所」の文字も放映され大きな反響が寄せられています。
ジャガイモの植え付け
3月13日(土)・14日(日)
場所:ときがわ町 大野地区 ログハウス前管理地畑
 山里のジャガイモは旨いとの定評があります。畑が斜面で水はけがよいためです。
 畑プロジェクトのメンバーが 「男爵」5キロ、「メンクイーン」5キロの種芋を丁寧に植えつけました。昨年は猪の被害にあい収獲がほんのわずかだったので、今年は猪囲いをしっかりつくりました。今山里では猪の被害がふえて、畑の作物に大きな被害がでています。猪と共存できる方法も検討しなくてはと考えています。
 
■ 「ときがわ」は白銀の世界 
★3月11日(木)
場所:ときがわ町 大野地区
 今年は例年になく雪が多く、3月9〜10日の降雪でときがわの山里は一面の雪に覆われました。
 「わさびプロジェクトチィーム」は予定したわさびの作業が雪のため中止なり、大野地域の雪景色を楽しみました。
■伝統の土窯で竹炭づくり
★3月6日(土)
場所:ときがわ町 大野地区 七重窯場
 先週の土曜日(2月27日)に窯入れ・火入れした2号窯を開けて、窯出しを行いました。期待通り立派な竹炭が出来ました。
 また、悪天候にもかかわらず次に1号窯に入れる竹材づくり(竹割り、小切り)を終日行いました。
 囲炉裏では炭火で「甘酒」をつくり、あったかく甘い「甘酒」を飲みながら参加者の懇談も盛り上がりました。
■春の畑仕事第一弾 「無農薬茶」茶畑の手入れ
★3月6日(土)
場所:ときがわ町 大野地区 茶栽培農家
 大野地域で栽培される人気の「ときがわ茶」は、無農薬で栽培されています。今年も美味しいお茶をつくるための作業が始まりました。
 その第一弾として、お茶畑に肥料を与える作業。雨交じり悪天候の中にもかかわらず、お茶を栽培している4軒の茶畑に会員がお茶の専門肥料を与えました。5月にはきれいな茶葉が育ち、今年もNPOのお茶をつくります。
■地域の方とNPO会員が和やかに交流 NHKテレビ取材
★2月28日(日)
場所:ときがわ町大野地区 武藤さん宅
 この地区に家を建て週末に田舎暮らしを楽しむ会員の武藤仁さんと、地域の方々やNPO会員の交流会が行われその様子を前日に引き続きテNHKテレビが収録しました。
 武藤さんは地域のお祭りや地域清掃活動等に常連として参加協力するなど地域にすっかり溶け込んだ生活しています。
 21日NHK「小さな旅」では、山里ときがわの魅力とともに武藤さんの楽しい田舎生活への熱い想いが放映されますので、皆さん是非ご覧ください。
■「竹林の間伐」と竹炭づくり NHKテレビ取材
★2月27日(土)
場所:ときがわ町大野地区
 地元の方から竹林を間伐してほしいとの要請があり、引き続き大野地域の農家の竹林の間伐を行いました。 電線や道路に倒れる竹等約30本を間伐し、竹材はすべて七重窯場に搬送しました。
 また、窯場では2号窯の「窯入れ・火入れ」を行い、順調に煙突から煙が噴出しました。 1号窯からは「窯出し」を行い、「プラタナスの花」等の見事な創作炭に参加者から歓声が上がりました。
 当日は、NHKテレビ日曜「小さな旅」の取材があり、会員の武藤仁さんの活動をを中心に撮影が行われました。
 放送は3月21日(日)朝9時NHK第一テレビで放映されます。 
■桧の伐採と「きのこ」植え付け
★2月13日(日)・2月14日(日)
場所:ときがわ町大野
 今年2度目の雪、13日は朝から小雪が舞い、昼頃からは本格的な雪が降る天候で山里はすっかり雪化粧。窯場付近でも約5センチの積雪で車の運転が心配の状況となりました。しかし多くの会員が雪にも負けず集合。
 当初予定した山奥の桧林の間伐は無理なので、窯場近くの桧を間伐し、沢山の「なめこきのこ」の植えが完了しました。
 また、第一号窯の火入れと竹炭の整理作業等も行いました。
 雪が舞う幻想的な景色を見ながら、焼き芋、甘酒、雪見酒(運転者を除く)で、大いに盛り上がり参加者は印象深い冬の体験が出来たと喜んでいました。
■「ピザ窯つくり」
★2月6日(土)・2月7日(日)
場所:ときがわ町大野 七重窯場
 会員多数から要望のあった「ピザ窯づくり」が始まりました。場所はときがわ町大野地区で現在竹炭づくりを行っている七重窯場。
 多数の会員が集まり熱心な打合せを行い、早速作業に取り組みました。2日間で整地、石積みがほぼ終わり、これからレンガを敷き詰めて窯の天井部や屋根作り等の作業を継続して行います。1日も早く美味しい「山菜ピザ」が焼けるよう参加会員は完成を目指しています。
■地域の支援活動
★2月6日(土)・2月7日(日)
場所: ときがわ町大野
 大野地域のお年寄りのお宅から、「キウイフルーツの枝が広がって困っている」との話が入り、早速会員が出かけて「キウイの整枝と棚づくり」作業を行いました。きれいに枝が整ったキウイの棚が完成し大変喜んでいただきました。今後も地域支援、環境保全活動に取り組んでいきます。
■「わさびプロジェクト」青梅市のわさび栽培現地を調査
★1月26日(火)
場所: 青梅 東京都農業改良所&栽培農家
 わさびづくりが最盛期を迎え、プロジェクトチームは「都幾川源流わさび」づくりに毎週活動しています。
 わさびの本場「青梅わさび」の東京都農業改良所と栽培農家、栽培現場をメンバー6人が訪れて、いろいろ勉強をさせていただきました。これを参考にさらに美味しい「都幾川源流わさび」づくりを目指します。また、ときがわ町玉川の農産物販売所「ふれあいの里」で「わさび漬け」等を販売していますが、大変好評です。
■竹林の間伐
★1月23日(土)・24日(日)
場所:ときがわ町大野
○竹林間伐で山の環境整備
 2日間延べ45人の会員が参加して、ときがわ町大野地域の竹林を間伐整備しました。
 今回の作業地は2軒の農家の敷地周りの竹林で、「農地や屋敷地にも竹が進入して大変困っている」とNPOに竹切り支援の要請がありました。農家のおばあさんなど家の人は「本当にありがたい」と大変喜んでくれました。
 間伐した竹材は全て窯場に搬送し、竹炭作りの材料として活用します。
○1月24日(日) 今年の初窯出し 成果は・・・?
 先週火入れした今年初めての窯出しを行いました。結果はやや火が強すぎて予想よりも炭の料が少なく、歓声はやや控えめ。
 しかし、少ない炭は光沢があり上質で、また、初めて「ひょうたん・パイナップル・バナナ・松ぼっくり等」を窯入れした結果は上々でした。
 引き続いて、竹炭づくりを行いますので、皆さんご参加ください。初心者も歓迎します。
■伝統の「炭焼き} 今年の初窯火入れ
★1月16日(土)・17日(日)
場所:ときがわ町大野 七重窯場
 七重窯場で竹材の窯入れ、火入れ作業を行いました。昨年の秋以降、ときがわ町の名刹「慈光寺」の境内の竹林や大野地域の民家の竹林を間伐整備して、竹材を集め乾燥させ準備してきました。
 2日間で窯入れ・火入れの作業は順調に進み、土窯からは白い煙がでて炭焼きが始まりました。
 1週間以内に今年初めての竹炭が出来る予定です。今年も地域の竹林を間伐整備して、竹材を焼いて「純正竹炭」をつくっていきます。
■新春会員交流会 盛会に開催
★1月16日(土)
場所:さいたま市(大宮)内
 会員の新春交流会が開催され27名が参加しました。 県南地域の会員を中心に 日ごろ「ときがわ町」に行けない会員も久しぶりに顔をあわせ、楽しい語らいが行われました。
 当日は「元気な山里づくり推進協議会」の委員も参加して、今度の事業や将来構想等について熱い論議が交わされました。
 この交流会で出された意見や要望については、今後の活動に生かして行きます。
■第2回「元気な山里づくり推進協議会」 開催
★1月16日(土)
場所:さいたま市(大宮)内
 午後5時から、さいたま市(大宮)市内において、会員との交流会も兼ねて会議が開催されました。 出席した委員は、会員の生の声を聞いて「大変有意義で、会員の熱い気持ちが伝わってきた」などと話しています。
 委員からは、今後も当NPOの事業運営に適切な助言等いただくことになっています。
■「都幾川源流わさび」 作業、人気上々で売れています。
★1月15日(金)
場所:ときがわ町大野
 「わさびづくりプロジェクト」による「都幾川源流わさび」づくりが最盛期を迎えました。
 ときがわ町大野地区の谷川で丁寧に育てたわさびを採取して「わさび漬け」をつくり、「葉・根わさび」とともに、ときがわ町玉川のNPO玉川の「ふれあいの郷」で販売しています。数に限りがあるためすぐに完売する人気です。
 今後も、さらに美味しい「わさび」が地域の特産となるよう関係会員は張り切っています。
■「餅つき大会」
★12月19日(土)
場所:ときがわ町大野 旧大椚第一小学校
 今年最後の事業「餅つき大会」は晴天のもと盛会に行われました。地域の老人会の方も参加してNPO会員とつきたての餅を食べ、柚子を絞った焼酎やビールを酌み交わしての楽しい交流会となりました。
 時代物の杵と臼で、「キビ餅」「野ごんぼう餅」「竹炭入り餅」 等 6臼を会員が交互に変わってつきあげ、ダイコンおろしや黄な粉、あんこでおいしくいただきました。帰りには自分たちでついた餅と柚子を持ち帰り、今年最後の事業にふさわしい盛り上がりでした。
 来年も、山里の豊かな文化を体験・体感し、地域の方との温かい交流活動を発展させていきましょう。
■柚子茶づくり
★12月12日(土)
場所:ときがわ町大野 竹の谷
 今年は、例年に比べ柚子の豊作年。小春日和の温かな陽射しの下でぎっしり実った無農薬の柚子を、参加者全員で長い剪定はさみを使って一個ずつ採取しました。
 柚子の木はとげが多くてなかなか難しいのですが、初めての参加者も熱中して柚子採りに取り組み、約1時間で盛り沢山の柚子の山ができました。
 午後は柚子を洗い、レシピに従って「柚子茶」づくりに取り組み、おいしそうな「柚子茶」一ビンが出来ました。1週間ほどで飲めるとのことで楽しみです。
 また、帰りには沢山の柚子を持ち帰りとなり、参加者は大きな笑顔で「とても満足」との声が上がっていました。
■受け入れ事業で「そば打ちとコンニャクづくり」
★12月6日(日)
場所:ときがわ町大野 大椚生活改善センター
受け入れ事業で「そば打ちとコンニャクづくり」
山里の文化を学んだり、田舎暮らしを体験したいとの要請が当研究所に寄せられていますが、今回は「連合埼玉」関係の皆さんを迎えて、「そばうち、コンニャクづくり」を行いました。各参加者はNPOの指導者のもと、熱心に取り組み見事なそばとコンニャクを作りました。自分たちの手づくりそば、てんぷら、コンニャクの旨さに一同大満足、「大盛り3人前を食べた」との声を出ていました。
■新そば打ちとコンニャク作り
★12月5日(土)
場所:ときがわ町大野 大椚生活改善センター
初冬の事業を代表する「そば打ちコンニャクづくり」は、今年も多くの会員等が参加し和やかで楽しい事業となりました。出来栄え上々のそばとコンニャクの味に摂りたての柚子も加わって一同大感激。自分の班のそばと他の班のそばを食べ比べるなどして会食は大いに盛り上がりました。
指導者は地元のお母さん名人4名と、NPOの名人3名の7名で丁寧に指導、帰りにはコンニャクのお土産もあって「大満足の1日」と声が上がりました。伝統の食への関心を高め、会員や地域との交流が進むなど成果の大きい事業となりました。
「慈光寺で親子竹切り体験」
★11月28日(土)
場所: ときがわ町 慈光寺境内竹林
 国宝のある寺として有名な慈光寺で、第1回親子竹切りを企画しましたが、インヘルエンザの流行や広報の期間が短かったことから、参加者は大人ばかりで子どもの参加は有りませんでした。そこで大人たちの力をフルに発揮して、今回も境内の竹林の間伐を行い境内の環境整備が大きく進みました、竹材は窯場に搬送して竹炭づくりに活用します。次回は多くの子どもさんにも参加していただきたいと思います。
■「収穫祭」 地域の方との交流
★11月23日(月)
場所:ときがわ町大野 ログハウス
 毎年恒例の地元の皆さんとの交流会が、バーベキューやいも煮を楽しみながら盛会に開催されました。
 前日から準備万端、絶好の秋日和に恵まれ地域の区長さんや日ごろ大変お世話になっている地元の方も多数集まり、約40名で和やかな集いが始まりました。
地域の方の差し入れや鹿肉の串焼、この日は飲み物も自由(ただし飲酒運転は厳禁)とあって、とても賑やかで楽しい時間となりました。
私たちの活動が一歩一歩地域の方に受け入れられていくことを実感できる1日でした。
■「炭焼き体験とシシ鍋」埼玉で田舎暮らし体験塾
★11月21日(土)
場所:ときがわ町大野 七重窯場
 秋真っ盛りの山里は、もみじや様々な落葉樹の葉が色ついて賑やかです。竹間伐のシーズンを迎え2基の土窯の活躍する季節です。
 県と共催する「田舎暮らし体験塾」の参加者や会員30名が集まり、窯からの炭出しや竹炭の袋詰め作業を熱心に行いました。
 昼にはお待ちかねの「しし鍋」。地元で今年捕獲した新鮮なイノシシの肉を使った「しし鍋」は全員が「おかわり」する旨さ。
 炊事担当の皆さんのお見事なお手前に感謝、感謝でした。
 また、この事業のほか、ソバの刈り採り、竹の間伐等の作業も課員が分散して行いました。
■山里を元気にするために 「元気な山村づくり推進協議会」開催
★11月14日(土)
場所:ときがわ町大野 旧大椚第一小学校
 山間地域の活性化を目指す国の補助事業「山村再生プラン」に、本研究所の事業が昨年に引き続き採択されました。
 その事業を円滑に進めるための協議会が開催され、大東文化大学の島田恵司准教授をはじめ学識経験者、地元議員、役場関係課長、NPO関係者などが参加して熱心な協議が行われました。
 特に、地域の特産品の開発、販売促進や地域と都市市民の交流の推進について建設的な論議がなされて、今後の事業推進に大きな励まし自信を与えていただくことが出来ました。
■第2回「オカメササ籠づくり」 参加者全てが完成
★11月14日(土)
場所:ときがわ町大野 旧大椚第一小学校
 地域の伝統の技を学び、自分のオリジナルな作品完成を目指して参加者全員が熱心に取り組みました。
 その結果、既に受講経験者も多いことなどから、今回は全員が見事な出来栄えで持ち帰ることができました。
 今後、地域の特産品として販売したいなどの声が上がっていますので、受講者の皆さんさらにがんばってください。
■「山の仕事」桧の伐採、搬出
★11月7日(土)・8日(日)
場所:ときがわ町の七重地区の山林
 1 桧林の間伐で見事な自然景観生まれる
 今年度第1回の桧林の間伐事業を、ときがわ町の七重地区の山林で行いました。
 NPOの活動拠点「七重窯場」に隣接する急斜面、約30年の桧林で、地元の土地所有者も事業の開会行事に出席して「間伐の大切さや危険な作業である等」を話してくれました。
 チィエンソーを使って次々に桧材を切り倒し、参加者が力を合わせて搬出、皮むき作業を行い、桧のきれいな丸太が沢山集まりました。
 また、間伐した急峻な桧山は見事な景観をつくり出し、窯場から眺めを楽しむことが出来るようになりました。
■「まなびピア埼玉2009」で 広く情報発信
★10月30日(金)〜11月3日(火)
場所:さいたまスーパーアーリーナ
 さいたまスーパーアーリーナ(さいたま市新都心)で、県内の多くの生涯学習団体等とともに参加出店し、人気のコーナーとなりました。
 特に、体験広場での桧のコースターづくりは、500枚の材料が2日間で全て無くなり担当者は昼食も食べる時間も無い大盛況でした。多くの子どもたちが熱心に取り組み、きれいな桧コースターを完成させてとてもうれしそうでした。
■オカメ笹で籠作り
★10月24日(土)
場所:ときがわ町大野 旧大椚第一小学校
 今年度第1回目の「オカメササ籠作り」は、田舎くらし体験塾の現地講座を兼ねて実施しました。
 用意された地元産のオカメ笹を材料に、講師の柴崎繁理事の指導で各自が熱心に取り組んだ結果、参加者全員が見事な(本人評価)個性あふれた作品を仕上げました。 
「竹切り」事業 継続して実施
★10月17日(土)・18日(日)
場所: ときがわ町 慈光寺境内竹林
 坂東札所9番の名刹「慈光寺」の環境保全を支援しようと引き続き多くの会員が汗を流しました。広い境内には手の入らない竹林がうっそうと生い茂っていますが、既に今年度5回の竹切りで300本以上を間伐して見事な竹林に変わっています。
 これからも、さらに竹林の間伐事業を進めていきます。新たな参加者歓迎します。
■ 県委託事業「田舎くらし体験塾」基礎講座を開催
★10月10日(土)
場所: 北与野 団塊世代活動支援センター
 今年度2回目の「田舎くらし体験塾」は、埼玉のときがわ町を拠点に活動する本研究所の活動や、山里に伝承する生活文化の様子等についての話と、間伐した桧材を使ってコースターづくり体験を行いました。
 受講者は、引き続いて現地の体験講座「オカメ笹籠づくり」、「炭焼き」、「柚子茶づくり」に参加していただきます。
■ 竹林の間伐「竹切りたい」
★9月26日(土)・27日(日)
場所: ときがわ町 慈光寺
 
 長年放置された境内竹林が見事な景観をとりもどし、寺の住職からは大いに感謝され飲み物等の差し入れもいただきました。
 足場の悪い箇所での困難な仕事もプロの竹切りチィームにとってはなんのそので、事故もなく順調に事業が進みました。
 間伐した竹材は、大野窯場に軽トラック4台で搬送し竹炭づくりの材料として活用します。
 今後も定期的に地域の竹切りを行い、山間地域の環境保全に貢献していきます。
 竹切りチィームでは多くの皆さんの参加をお待ちしています。
■ 伝統の土窯で竹炭づくり & 通常作業
★9月12日(土)・13日(日)
場所: ときがわ町大野
 
◎  伝統の土窯で竹炭づくり
 秋の到来とともに本格的な炭づくりの季節が始まります。
 新しい窯を使って竹材の窯入れ、火入れを行いました。
 両日で延べ25名の参加者で作業を熱心に行い、煙突からは順調に煙が出て約1週間で新しい竹炭が出来る予定です。
 また、当日は、本物の炭で「秋刀魚」を焼いて食べる、翌日は柿を食べるイベントもあって楽しい炭焼きスタートとなりました。
 今後、毎土・日曜日に炭焼きを継続して行う予定です。

◎ 秋野菜の植え付け
 野菜グループを中心に白菜苗の植え付けとダイコンの種まきを行いました。
 あいにくの雨模様の天候も仕事には好都合で、予定の作業は全て終了しました。参加者の話題は早くも収獲期を予想して話題も盛り上がり会員の意気が高まっています。
 また、先に種まきをしたソバの畑とイノシシ被害からまぬがれた里芋の畑も順調に生育しています。

◎ 地域支援活動で草刈り
 ときがわ町大野地域の山道沿いの草刈りを行いました。
 NPOが活動する地域は高齢化や過疎化が進み、広い範囲の山道の草刈りは地域の方にとっても大変な作業となっています。 
■ 新聞に記載
★9月7日(月)
 埼玉新聞に当研究所が取り上げられました。
■ ときがわ山の学校
★9月3日(木)〜5日(土)
場所: ときがわ町大野
 
○大東文化大学学生と地域支援で協働
 大東文化大学の学生11名が当NPOの指導で、慈光寺の竹林間伐、地域の古老との懇談会、そば打ち体験等に取り組みました。
 竹林間伐では若いエネルギーを発揮して予想を超える作業ペースで約60本の竹切り、搬出作業で汗を流し、その後住職から古刹の歴史や宝物の説明を受けました。
 地域の古老との話会いは、学生たちからいろいろな質問が出て時間を越えて大いに盛り上がり、和やかな交流会となりました。
 学生と地域の古老との交流会は始めての取り組みで、ともに学ぶことが多く今後も行ってほしいとの声が双方からありました。
 ソバ打ちは、学生たちは初体験でしたがNPO役員の指導で全員が大満足の見事なできばえ。本物のおいしいソバに歓声が上がりました。 
 大学生とNPOと山間地域の交流は、初めての試みでしたが終始和やかで各参加者が学ぶことが多く大きな感動と成果がありました。 今度さらに発展させ、若い力を得て山間地域を一層元気にしていきたいと考えます。
★8月29日(土)
■ 秋野菜の種蒔き
場所: ときがわ町大野 研究所管理地
 
 残暑の厳しい中、白菜、ブロックロリーの種蒔きと秋ソバの種まきを行いました。
 しばらく雨が降らず畑の土が乾燥しているため、ダイコンの種まきは延期して9月の12日(土)に行うこととしました。
 当日は、地元野菜のおいしい味噌汁も準備され、心地よい汗をいっぱいかきました。今後、地元の野菜づくり名人荻野当夫さんが畑仕事を指導してくださり、既に白菜の苗づくりを進めていただいてます。
 山里の畑で、無農薬のおいしい野菜づくりを目指してがんばります。
★8月26日(水)〜27日(木)
■ ときがわ山の学校
場所: ときがわ町 大野
今年最後の「ときがわ山の学校」を開催。
「埼玉連合の親子キャンプ」で、「谷川の水遊びと魚とり」、「炭焼き窯で炭づくり」を当NPOのサポーター(延6人)が支援し、
2日間で延べ24人が楽しく体験しました。「帰りたくない・・。」子どもたちの声。ときがわ山の学校は、今年も子どもたちの楽し
い多くの夏の思い出づくりを手伝いました。
 
★8月16日(日)
■ 「大野神社獅子舞」伝統の祭りを支援
場所: ときがわ町
大野神社
 「大野神社の獅子舞」行事が行われ、当NPOは祭りを盛り上げる「道化」に出演しました。
 過去3年間、NP0が参加する「道化」は人気が高く、今年度も大きな期待で人出は最高潮。
 今年度の出し物はNHK大河ドラマ「直江兼継」にちなんで「戦国の武将たち」。
 鎧・旗さしものの勇ましい9武将(直江兼継・上杉景勝・武田信玄・上杉謙信・伊達政宗・前田利家・畠山重忠・北条氏邦 等)が大野神社に参拝し、大きな喝采を受けました。しかし、出演者は鎧の重さと暑さでへばり、戦国武将の大変さを実感しました。
 今後も、山里に伝わる伝統文化を継承するための多様な支援活動を行っていきたいと考えます。
 なお、武将の鎧等の使用について嵐山町教育委員会の協力をいただきました。ありがとうございました。
★8月5日(水)〜8日(土)
■ ときがわ山の学校
場所: ときがわ町 旧大椚第一小学校
 旧大椚第一小学校を拠点に、大勢の子どもたちがときがわ町大野地域の自然探索等に挑戦。
 谷川の源流探索で深い淵に次々と飛び込み、カジカや沢蟹を追いかけ、標高850メートル堂平山のハイキング、また「そうめん流し」や「バーベキュ」を楽しみました。
 朝夕は「せみ」の合唱や鳥の声、緑いっぱいのときがわ町大野地域は本物の自然の宝庫。
 子どもたちは素晴らしい夏の思い出をつくったことでしょう。また、日ごろ静かな山里が元気になっています。
★7月25日(土)
■ 谷川の清掃と源流探索
場所: ときがわ町大野
 夏の事業として毎年人気の高い都幾川源流の集い。
 今年も谷川のごみ拾いと探索そしてバーベキューを楽しみました。
 参加者は都幾川の源流をさかのぼる健脚グループと川遊びグループそして調理グループに分かれて活動を開始。
 昼からは、清流のほとばしる緑陰で盛大なバーベキュー大会となりました。
 鹿肉の串さしやとうもろこし焼きが人気、自然の醍醐味とビール、焼肉等の旨いこと・・。
 会員を中心とした夏のイベントは大満足の1日でした。
★7月11日(土)〜12日(日)
■ 「ときがわ山の学校」
場所: ときがわ町大野 旧大椚第一小学校
 
 「ときがわ山の学校」が開校しました。 
 7月11日(土)、12日(日)に第一陣(鶴ヶ島少年野球クラブ)が到着。早速谷川の清流に子どもたちの歓声が響き、キャンプしている旧大椚小学校は久しぶりに元気な子どもたちで賑わいました。
 参加した子どもたちは、「谷川の水は少し寒かったけれど、最高の気分」「鳥の声がすごく多い」「夜は楽しくて寝られなかった」と喜びの声。楽しい思い出が出来ました。
 今後7月18・19日、8月5・6・7・8日、8月26・27日と都会から多くの子どもたちが、山里の豊かな自然や文化を体験する「ときがわ山の学校」に参加します。
★6月27日(土)
■ ジャガイモの収獲
場所: ときがわ町大野 研究所管理地
 ログハウスの畑のジャガイモはイノシシに全て食べられてしまい、アンテナ下の畑のジャガイモも食べられてしまうのではないかと、心配でしたが、収穫することが出来ました。
 収穫したジャガイモは窯場で茹でジャガにして頂、残りはお土産、大野のジャガイモは美味しいと評判のジャガイモです。
■ 「山村再生アンケート」の結果がまとまりました
 3月に大野・椚平地域と会員の皆さんを対象に実施したアンケート調査の結果概要は「ときがわ山里文化研究所ニュース」のとおりです。この結果を生かして今後活動を行っていきます。 ご協力ありがとうございました。
 右画像から、ダウンロードしてご覧ください。

★6月6日(土)
■ 伝統の食を学ぶ(そば打ちとコンニャク作り)
場所: ときがわ町大野 大椚生活改善センター
 
 「食べる」イベントは人気イベント、中でも「そば打ち」は大人気、雨の中、県委託事業参加者、研究所会員が地元の方に伝統の「そば打ち・コンニャクづくり」を教えていただいた。
 コンニャクは国産物が品薄、貴重な純度100%の和物、凝固に水酸化Ca(石灰)と炭酸ナトリウム(精製ソーダ)の2種類、行った。
嬉しい、お土産となった。
★5月30日(土)
■ 炭焼きとしし鍋(竹炭作りと猪鍋を食す)
場所: ときがわ町大野 七重窯場
 

 雨の中20名以上の人が集まり、仮設のシート屋根も利用して一号窯の炭出しを行った。窯を作成して三度目の炭焼となり窯も安定してきたのか、上々の竹炭が出来ていた。
炭出しが終わったら本日の目玉の「シシ鍋を食す」を十分味わい、帰りにはお土産に竹酢液と竹炭を持ち帰った。
★随時
■ 「広がる地域への支援活動」
場所: ときがわ町大野
 


人手の足りない山間地域で、様々なボランティア活動を行いたい・・。多くの会員からのこんな声を受けて、新しい事業として次の支援活動を行いました。
○ お茶づくりの支援活動
 私たちの活動拠点であるときがわ町大野地域の「製茶工場」が今年度から廃止になったことに伴い、お茶栽培農家の茶葉を飯能市の製茶工場に搬送する取り組みを行いました。「ときがわ茶」づくりが継続して行われるよう支援するもので、5月15日から27日までの間、約2千キログラムの茶葉を軽トラックを使って搬送し、お茶栽培農家から大変喜ばれました。
 
○ 畑地の草刈支援
 高齢化のために手が回らない畑地を持つ農家から、草刈をしてほしいとの要請を受けて草刈支援を行い大変喜んでいただきました。
 これまで畑の耕作をNPOの耕運機で行った実績がありますが、今後は草刈支援も支援活動も広げて行きます。
 会員の皆さんの参加を歓迎します。
★5月16日(土)
■ 新茶を作る お茶の手摘みと手揉み茶作り
場所: ときがわ町大野 七重窯場
 
ときがわの「手もみ茶」復活

ときがわ町の大野・椚平地区では、昔から「手もみ茶作り」各家庭で行われてきましたが、昭和40年代に地域にお茶工場が設置されそれ以後はその伝統が途切れていました。今年大野地域のお茶の工場が廃止されたこともあり、地域の「手もみ茶作り」の伝統を復活させようと準備を行ってきました。

5月14日(木)には、地域の手もみ茶経験者、柴崎岩男さんを講師にして指導者の講習会を開催し、16日()に初めての「手もみ茶作り」事業を実施しました。茶摘みから、蒸し・煎る・よる等のむずかしい作業を参加者が体験して、他には無い風味豊かなお茶?が完成。参加者は貴重なお茶作りの体験と自分の作った新茶を持ち帰りで喜んでいました。

★5月10日(日
■ 第5回定期総会開催
場所: 県立嵐山史跡の博物館
 
 第5回定期総会が開催 されました。昨年度の事業報告や決算、新年度の事業や予算が原案通り承認 され、会員からは各事業について建設的な意見が出されました。また、当日は 同博物館の藤野龍宏館長の講話もあり総会終了後は東松山市内で懇親会も盛大に開催されました.
 新たな事業として、「NPO将来構想策定」、「草刈り等地域支援活動」、「手もみ茶 作り」や「ときがわ茶存続支援」等が盛り込まれています。

★5月8日(金)
■ 県委託事業「田舎生活体験塾」基礎講座
場所: 北与野 団塊世代活動支援センター
 恒例の山里の現状の説明と、コースター作りが行われた。
 今回は桧と、シュロの材料が使われ、皆さん懸命にコースターを作成してた。
★5月3日(日
■ フリーマーケット 出店
場所: 川越 大正夢浪漫通り
 ゴールデンウィークの真っ只中、うす曇りの日ざしは、出店には丁度良いお天気、NHK朝ドラ「つばさ」の影響か、出店した通りは昨年の4・5倍の人出、販売終了1時間前には、ほぼ完売しました。
★4月12日(日
■春を呼ぶ祭り 「大野神社送神祭」
場所: ときがわ町大野
 幟旗20本を奉納して支援、桜の花びらが舞う絶好の祭り日。山里に伝わる伝統の祭りに、前日から旗さお作り等の準備をを行い、当日は会員多数が幟旗を持って祭りの行列に参加、およそ1時間半旧道を歩いて村境まで行進し、地域の方々から大変喜ばれました。
 また、参加者は祝いの赤飯、山菜料理や御神酒で楽しい宴も行われました。
★4月18日(土)
■山菜を食べる(山菜採りと山菜料理作り)
場所 : ときがわ町大野 七重窯場
 前日からワラビ、竹の子のあく抜きを行って、山菜おこわの準備を行いイベントに備えた。
 当日は一斉に咲き出した色とりどりの花の中で山菜狩り、昼は取立ての山菜てんぷら、山菜の御浸し、山菜おこわをたらふく満喫、お土産はわらび、山里の春を十分味わった。
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